アルファベット順で絵本を検索

A

AからZまでのアルファベットが、思いもかけない鮮やかなイラストになって登場します。米国ペアレンツ・チョイス賞受賞作。


文・絵: Max Grover

Musicって何? 音? 楽器? リズム? ハーモニーやオーケストラ、そしてダンスも交えて、いろんな”Music”を紹介します。


文・絵: Aliki

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。ネズミのアレグザンダーは、悲鳴を上げられ、ほうきで追われる自分に対して、子どもに愛されるゼンマイ仕掛けのネズミのウィリーがうらやましくてたまりません。
邦題『アレクサンダとぜんまいねずみ』。


文・絵: Leo Lionni

『アリババと40人の盗賊』をもとにしています。登場するのはアリババの息子たち、盗賊は4人、洞穴を開けるのは呪文ではなくパスワードです。アリババJr.は真面目な人柄で、たまたま洞穴で見つけた財宝を、自分のものではないからと貧しい人々へ与えます。

『不思議の国のアリス』。平凡な毎日に退屈していたアリスは、白ウサギに誘われるままに鏡の中へ。そこで小さくなったり大きくなったり、不思議な体験をしたあと、暴君の女王とゲーム「Simon Says!」で対決することになりました。

A はArk (箱船)。B はballoon (風船)。このアルファベットの絵本では、文字が引っ張られたり、曲げられたり、裏返しになったりして、みるみるうちに変わっていきます。


文・絵: Suse MacDonald

アリ、Antからスタートして、「アリよりきれいなのは?」、答えはButterfly、「バタフライよりたくさんの脚をもっているのは?」、それはCaterpillarと、比較級のなぞなぞがZまで続きます。答えは次のページの花や雲や岩の陰に隠れていて、フラップをめくると次のアルファベットで始まる動物が姿を現す仕掛け絵本です。


文: Julia Donaldson
絵: Sharon King-Chai

イソップ物語の『アリとキリギリス』をもとにしています。キリギリスはすばらしいミュージシャン。ギターを奏でながら歌い踊るコンサートは大人気です。アリ一家の末っ子はキリギリスのパフォーマンスが見たくてたまりませんが、お父さんとお兄さんからそれどころではないと注意されます。

かけ算の練習ができる絵本です。雨が降ってきて巣へと急ぐアリさん。2×2、3×3と数が増えていって、最後には10×10の100匹の大行進となります。


文・絵: Crisp, Dan

1953年コルデコット賞銀メダル受賞作。Dove in love、Kitten with a mitton、Toad on the roadのようにアルファベット26文字で始まる動物たちが韻を踏んで登場します。


文・絵: Fritz Eichenberg(フリッツ・アイケンバーグ)

エリック・カール作。「ボクは芸術家」、描くのは青いウマ、赤いワニ、黄色いウシ、ピンクのウサギ……。色鮮やかで力強い動物たちが、見開きの誌面いっぱいに躍動します。ドイツの画家フランツ・マルクの『青い馬』に触発されて描いた作品。


文・絵: Eric Carle

ダニー少年はおかあさんへのプレゼントを探しに外に出掛けました。道で出会ったメンドリに何がいいかたずねると、「新鮮な卵をわけてあげることはできるわ」と答えてくれました。「ありがとう、でも卵はあるんだ」。


文・絵: Marjorie Flack (マージョリー・フラック)
B

エリック・カールとビル・マーティン・Jrのタッグによる作品。大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、かわいい小グマのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。モモンガ、アメリカオオコノハヅク、アオサギ、ガラガラヘビなどが登場します。


文: Bill Martin Jr
絵: Eric Carle

「空に飛んでいった風船はどこに行くと思う?」「風船の国だよ。そこでは風船は生きているんだ」 弟のマシューのことばを鼻で笑っていたジェシカですが……。


文・絵: Wood, Audrey

クマさんはペットのネコと暮らしています。この絵本ではクマさんが自分の家を紹介します。まず、家の鍵を使って玄関ドアを開けます。さあ、何が見えるでしょう。キッチンにダイニングルーム、リビングはイギリス英語ではsitting room、お家の書斎も図書館と同じlibraryです。


文: Stella Blackstone
絵: Debbie Harter

クマくんが森をお散歩しているところへ、二人のハンターがやってきました。


文・絵: Browne, Anthony
Bear in Sunshine (TP)

晴れた日は川にボートを浮かべて遊び、雨の日は歌を歌うのが大好き。風が強ければ赤いタコをあげ、嵐の日はベッドにもぐりこみ、雪が降ればもちろん雪だるま作り。一年中、お天気がどんなでも、クマさんは楽しみかたを知っているのです。


文: Stella Blackstone
絵: Debbie Harter
Bear’s Busy Family (TP)

家族や親戚は英語でなんと言うんだろう? クマさん一家を紹介します。パンを焼くおばあちゃん、サカナを釣るおじさん、洋服をつくるお母さん・・・・・・。みんなそれぞれの役割を果たしていて、なにか忙しそうと思ったら、赤ちゃんのお誕生日の準備をしていたのでした。最後のページには家系図があり、おじいちゃん、おばあちゃんから、いとこたちまでの関係がわかります。


文: Stella Blackstone
絵: Debbie Harter
Beep Beep (TP)

小さいお子さん向けの厚紙のボードブック。ページが自動車の形や家の形に切り取られた仕掛け絵本です。今日は家族4人で車に乗って、おばあちゃんの家に行きます。街を走り抜け、横断歩道を横切り、赤信号で止まって、丘を下ります。Vroom vroom、chug chugなど、乗り物に関する楽しい擬音語が学べます。


文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)
The Big Hungry Bear (JY)

小さなネズミが森の中で大きなイチゴを発見! 赤く熟れていてとてもおいしそうなイチゴ……。でも、森にはそのイチゴを狙う大きなクマがいるから、さあ大変。イチゴを死守するべく、ネズミのドタバタが始まりました。結局、最後まで姿を見せないクマを怖がるあまり、ネズミがあれやこれやと試行錯誤する様子がユーモラスに描かれています。CDには本文の歌や朗読とは別に、ドラマ風にアレンジしたナレーションも入っています。


文: Don & Audrey Wood
絵: Don Wood
Blue Sea (TP)

真っ青な海を色鮮やかなサカナたちが泳いでいます。Little、big、bigger、biggest、そしてsmall、smaller、smallestという比較の表現が学べる絵本。小さいサカナは大きなサカナに追いかけられて、あわや食べられそうに!! でも、小さいサカナは狭い穴をスルリと通り抜けて逃げられるのです。ゆったりとした歌に乗せて深海に生息するサカナの世界が描かれています。


文: Robert Kalan
絵: Donald Crews
Bringing Down the Moon (TP)

ある夜、穴から出たモグラは、空に輝く銀貨のようなものを発見しました。何ときれいなのでしょう。「手に入れなくちゃ」と決心したモグラは、月に向かってジャンプしたり、棒を使って落とそうとしたり、それまで一度もやったことのない木登りに挑戦したり、さまざまな試みをしますが……。モグラの心情を表現した、美しいメロディのsongは、英文全体ではなく、歌として独立した歌詞となっています。


文: Jonathan Emmett
絵: Vanessa Cabban
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (JY)

『くまさん くまさん なにみてるの?』の原作英語絵本とCDのセット。茶色いクマが見ているのは私を見ているa red bird、赤いトリが見ているのは私を見ているa yellow duck……。見開きのページいっぱいに描かれた10種類の動物と色の組み合わせが学べます。CD収録の歌は心地よいメロディが特徴。同じフレーズがリズミカルに繰り返されるので、すぐに覚えてしまいます。CDには歌のトラックの他に、朗読、チャンツ、子どもの声の歌が収録されています。


文: Bill Martin Jr. (ビル・マーティン・ジュニア)
絵: Eric Carle (エリック・カール)
C
The Carrot Seed (JY)

家族はみんな「(芽は)出てこないよ」と言いますが、男の子は毎日水をやり、雑草を取り、そしてとうとう……。邦題『にんじんのたね』。 小さいサイズながら、全体がニンジン色のインパクトのある絵本です。前向きなストーリーなので、ニンジン嫌いの子どももこれを読むとニンジンのイメージが変わるかもしれません。左ページに本文、右ページにイラストという構成になっているので、読み聞かせもしやすいでしょう。


文: Ruth Krauss
絵: Crockett Johnson
A Chair for My Mother (TP)

女の子、お母さん、おばあさんの一家は大きなビンにコインをせっせと貯めています。女の子も、食堂で働くお母さんを手伝います。実は一家の家は火事で焼けてしまったのでした。親戚や近所の人たちが家具や食器を持ち寄って応援してくれました。でも、女の子は仕事で疲れたお母さんが休める、ゆったりした肘掛け椅子がどうしても欲しかったのです。一家は節約をし、コインを貯めて、とうとうビンがいっぱいになる日がやってきました。


文・絵: Vera B. Williams
Chicka Chicka Boom Boom (JY)

「ココナツの木のてっぺんで会おうね」、AがBに言いました。BもCに同じように言いました。そこでアルファベットたちが順々にココナツの幹を登っていきます。でも、全部のアルファベットの重さを支えきれなくなって、ついに。「チカチカブンブン、チカチカブン・・・」、一度聞いたら忘れないリズミカルな歌を通して、アルファベットと友だちになりましょう。ビル・マーティン・Jrとロイス・エイラトのコンビによる傑作です。


文: Bill Martin Jr & John Archambault
絵: Lois Ehlert
Cleo’s Alphabet Book (JY)

ネコのクレオといっしょに、アルファベットを覚えましょう。Aはサクサクした歯ごたえの赤いもの、Cは「こんにちは」と言うときに「モー」というもの、Jはトーストを甘くするもの、Mはクレオの大好きな飲み物。さあ、なにかを当ててみましょう。アクリル絵の具で描かれた鮮やかな絵を見ながら、楽しくお勉強です。


文・絵: Caroline Mockford
Click, Clack, Moo Cows That Type (TP)

『オールド・マクドナルド』ののどかなメロディに乗せて聞こえてくるのは、ブラウンさんの農場の納屋で響くカチャカチャいうタイプの音。そう! ここのウシさんはタイプが打てるのです。
「親愛なるブラウン様、夜になるととても寒いので、電気毛布をください。敬具」
要求に応じてくれないブラウンさんに対し、ウシはミルクを出さないストライキを決行し、ブラウンさんが最後通告を突きつけ、ウシたちは緊急会議。深刻なお話が、ユーモラスなイラストで進行します。さて結末は?


文: Doreen Cronin
絵: Betsy Lewin
A Color of His Own (JY)

レオ・レオニ作。動物たちは自分の色をもっているのに、カメレオンは違います。レモンの上では黄色になり、トラの背中に乗れば縞模様に……。そうだ! 葉っぱの上にいればずっと緑色でいられる、ボクは緑色だ! と思ったら、秋には黄色や赤になってしまいました。悩んだカメレオンは、ある日、年上で知恵のある別のカメレオンに出会いました。
レオ・レオニの作品の中でも、とりわけきれいな色が楽しめる絵本。邦題『じぶんだけのいろ』。
CDは歌、朗読、チャンツ、子どもの歌の構成です。


文・絵: Leo Lionni (レオ・レオニ)
Color Zoo (JY)

鮮やかな色のボードブックが丸、四角、三角、長方形、だ円、ハート、ひし形、八角形、六角形の形に切り抜かれ、切り抜き部分の絶妙の重なりで、トラやネズミの顔になるという想像力をかき立てる絵本。大人でもページをめくるのが楽しくなります。9つの形と9種類の動物が登場。


文・絵: Lois Ehlert (ロイス・エイラト)
Corduroy (JY)

デパートのおもちゃ売場に並んでいるテディベアのコーデュロイ。女の子はひとめ見てコーデュロイを気に入りますが、お母さんは、今日はたくさん買い物をしてしまったし、それにオーバーオールのボタンがひとつ取れているからと買ってくれませんでした。その夜、コーデュロイはボタンを探して真夜中のデパートを探検します。
CDには朗読のほかに、歌がいっぱいアレンジされたラジオドラマ風のトラックが収録されており、大人のリスニング教材としてもおすすめです。


文・絵: Don Freeman (ドン・フリーマン)
Counting Crocodiles (JY)

愉快なストーリーが、これぞJYbooksというリズミカルな歌になった絵本。レモンの木が1本あるだけの離れ小島で暮らすサルの食べ物は、来る日も来る日もすっぱいレモン。ある日、望遠鏡で遠くの島にバナナの木を発見しますが、泳げないサルにはそこまで行く方法がありません。賢いサルは知恵を働かせ、海に棲むワニに「サルとワニでは、どっちの数が多い?」と質問します。海面にズラリと勢揃いしたワニの数を数えながら・・・・・・。カウントアップしながらバナナの島までたどり着き、「念のため検算」と今度はカウントダウンしながら、ちゃっかり自分の島に戻ります。


文: Judy Sierra (ジュディ・シエーラ)
絵: Will Hillenbrand (ウィル・ヒルンブランド)

Dear Zoo [Saypen](JY)

ペットが欲しくて動物園に手紙を書いた子どものもとへ荷物が届きました。荷物にはVERY HEAVY! の注意書きが。フラップをめくってみると、中から現れたのは「ゾウ!」という奇想天外な絵本。大きすぎて飼えませんと送り返すと、また新たな荷物が届きました。フラップは上にめくったり、下にめくったり、左開き、両開きとバラエティ豊か。中から何が出てくるかドキドキです。CDには動物の鳴き声や、荷物のギシギシいう効果音が入り、ワクワク感が一層高まります。 絵本立ち読みとCD試聴は再生ボタンをクリック!


文・絵: Rod Campbell (ロッド・キャンベル)
Diary of a Worm (JY)

ミミズたちも人間と同じように生活し、日記をつけていたのでした。何を書いているのか、ちょっとのぞいてみましょう。春になって人間の釣りシーズンが始まると、ミミズたちはいつもより地中深く潜行しなければなりません。人間たちがスコップで釣りのエサ(つまりミミズ)を掘ろうとするからです。人間の石蹴り遊びは、ミミズにとって危険きわまりないゲームです。逆に人間の子どもたちに悲鳴を上げさせる方法も、ミミズはちゃんと知っています。CDは朗読です。


文: Doreen Cronin
絵: Harry Bliss
Dinosaur Encore (JY)

身近な動物と比較してみましょう。パキケファロサウルスと雄ヤギではどちらが怒りっぽいか、Tレックスとワニではどちらが残忍か、ステゴサウルスと4頭の腹ぺこの馬ではどちらがたくさん食べるか・・・。恐竜の体型に合わせて、折りたたまれたページが縦に伸びたり、横に広がったりして迫力十分。巻末には恐竜9種の詳しい説明も掲載されています。


文・絵: Patricia Mullins
Dishy-Washy (JY)

ミスター・ウィッシー・ウォッシーは台所で皿洗い。マグカップ、お皿、ボウル、フライパン、ネコのお皿と脇目も振らず一心不乱に洗い続けて、次に無意識のうちに手に取ったのがネコ。ネコは大慌てで食器を蹴散らしながら逃げ出しますが、驚いたのはミスターも同じでした。Wishy-WashyとDishy-Washyの繰り返しが楽しい絵本です。
CDには歌と朗読のほかに、大人の読み上げを子どもが真似して続けるEcho-Readと、チャンツのリズムに乗せて大人→子どもと繰り返して発話するEcho-Chantが収録されています。


文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller
Do You Want to Be My Friend? (JY)

小さい小さいネズミが、なにかのシッポに話しかけます。
「ボクのともだちになってくれる?」。
うーん、ネズミくんの表情とCD収録のうなり声からすると、どうも断られたみたい。あきらめずに走り続けて、次のシッポめがけてジャンプ。相手は大きなウマ、ワニ、ライオン、カバ……、かなり無謀ですよね。ネズミくんはおともだちを見つけることができるのでしょうか。ところで、気になるのはどのページにも下の方に緑色のオビのようなものが描かれていること。最後に正体がわかります。
この絵本はエリック・カールが文字がまだわからない小さい子どものために、入門本として描き上げたもの。とにかく絵がビビッドですばらしいのです。書かれている文字はたった8語だけ。読み聞かせをしながら、親子で一緒にお話を作っていく絵本です。
★CD収録の英文はCDケースの裏側に書かれています。


文・絵: Eric Carle (エリック・カール)
Does a Kangaroo Have a Mother, Too? (JY)

カンガルーにもお母さんはいるのかな? ハイ、わたしやあなたと同じようにお母さんがいます。同じ質問が繰り返され、白鳥、キツネ、イルカ……、全部で12種類の動物たちのやさしいお母さんと子どもたちのイラストが続きます。
巻末にはミニ知識がまとめられていて、ライオンの赤ちゃんはcub、お母さんはlioness、お父さんはlion、群れになるとprideと、呼び名が変わるのが学べます。
厚紙のボードブックで、角は丸く加工されています。


文・絵: Eric Carle
Dooby Dooby Moo (JY)

コルデコット賞オナー賞に輝いた『Click, Clack, Moo: Cows That Type』の姉妹編。ブラウンさんは農場の動物たちをずーっと監視しています。なにかよからぬことを企んでいないか、心配でしょうがないのです。当のウシ、ヒツジ、ブタたちは、昼間はのんびり草を食べたり昼寝をしたり、いかにも人畜無害をよそおっています。しかし夜になると、地元のお祭りのコンテストに出るべく、歌とダンスの練習に余念がありません。なにしろ一等賞の賞品はトランポリンなのです。
それにしても、アヒルは毎朝ブラウンさんが読む前に新聞をちゃっかり読んでいるし、ブラウンさんがバーベキューにつられて監視の目を離すのを知っているし、どうみても、動物たちのほうに分があるのですが。


文: Doreen Cronin
絵: Betsy Lewin
The Doorbell Rang (JY)

ママが焼いてくれたクッキー12枚を、子どもふたりで分けるとひとり6枚。さあ食べようとするたびに、玄関のチャイムがピンポーン。近所のお友だちが次々に遊びに来て、さて、今度はひとり何枚? ちゃんと食べられるのかドキドキです。割り算と、皆で公平に分け合う心が学べる絵本です。
邦題『おまたせクッキー』


文・絵: Pat Hutchins (パット・ハッチンス)
Down by the Station (JY)

英語圏の童謡をもとにした絵本。CDの歌を聞けば、誰でも耳にしたことがあるはず。場面は朝のひっそりした駅前の広場。やがて、いろいろな乗り物が集まってきてページの穴から姿を現し、だんだんにぎやかになります。列車の警笛、トラックのクラクション、消防車のサイレンなど、14種類の擬音語が学べます。乗り物好きの男の子に大人気。


絵: Jess Stockham
Dump Truck Disco (JY)

みんなが寝静まった真夜中に、大きなクルマが静かにやってきました。最初にZoom, Zoom, Zoomと空き地に現れたのはDump Truck Daisy。続けて、ゴミ収集車、ショベルカー、ミキサー車、トラクター、ブルドーザー、クレーン車がやって来て、全部で7台のクルマたちが何かの作業を始めました。そして、朝が近づくと撤収です。明るくなって見てみると、空き地にできていたのは子どもたちの遊び場。滑り台にブランコもあります。真夜中の突貫工事でクルマたちはすばらしい働きをしたのでした。
巻末には各車両に関するミニ知識が掲載されています。CDのStory Songは本文だけですが、Read Aloudのトラックでは、全体の朗読を聞くことができます。


文: Skye Silver
絵: Christiane Engel

Each Peach Pear Plum (JY)

絵の中に隠れているキャラクターを”I spy”と探していきます。親指トム、シンデレラ、ジャック&ジルなど、マザーグースや童話でおなじみの登場人物を見つけましょう。韻を踏んだ英文、細かく描き込まれた美しいイラストと、完成度の高い人気絵本です。邦題『もものき なしのき プラムのき』。


文・絵: Janet and Allan Ahlberg
Eating the Alphabet (JY)

ベストセラー『チカチカブンブン』のイラストレーター、ロイス・エイラトが、アルファベット26文字で始まる野菜と果物75種を紹介します。ページいっぱいに描かれた色鮮やかなイラストに子どもの目はもちろん、大人も引きつけられること間違いなし。QやXで始まる果物って何だろう、オクラって日本語じゃなかったなど、知識が広がります。
CDのエコーチャンツは、CauliflowerやPomegranateのような、長いスペルの単語の読みを覚えるのにぴったり。巻末には75種の野菜と果物の原産地や特徴などのミニ知識がまとめられています。


文・絵: Lois Ehlert (ロイス・エイラト)

Farmer Duck (TP)

一日中ベッドでゴロゴロしている怠け者の農夫の代わりに、アヒルは家事や農場の動物たちの世話で大忙し。けなげに働き続けるアヒルですが、とうとう疲れてポロポロ泣き出してしまいました。アヒルが大好きなウシ、ヒツジ、メンドリたちは会議を開いて強硬手段にでることを決議。
CDは音楽や動物の鳴き声などの効果音入りの朗読。いろいろな声音を使い分けて、表情たっぷりの名演です。絵は著名なヘレン・オクセンベリー。


文: Martin Waddell
絵: Helen Oxenbury
The Farmer in the Dell (JY)

マザーグースの遊び歌、『谷間の農夫』です。小さな谷に住む農夫がお嫁さんをもらうことになりました。12人の候補から選ばれるのは誰、お嫁さんが産んだ子はどの子、子どもの乳母はどの人、乳母が飼うのはどのイヌと、どんどんお話がつながっていきます。穴あき絵本の正解をちゃんと当てられるかな。


絵: Pam Adms
The Farmyard Jamboree (JY)

男の子はおじいちゃんからCluck! Cluck! Cluck! コッコと鳴くメンドリをもらいました。その赤いhenからchickが誕生してペットが2羽になりました。つぎにおばあちゃんからQuack! Quack! Quack! クワックワッと鳴くアヒルをもらったら、その白いduckからducklingが誕生して、ペットは4羽になりました。同様にcatとkitten、dogとpuppyと増えていって、最後にはなんと16匹。男の子がPlunk! Plunk! と弾くギターに合わせて、みんなで楽しくダンスをします。全部で8種類の動物の親と子の名称、それぞれの鳴き方を覚えることができます。さて、「colt」は何の子どもでしょう?
南米チリの民話をもとにしたお話。CDの歌もフォルクローレ調の哀愁のある響きが印象的です。


文: Margaret Read MacDonald
絵: Sophie Fatus
Fish Eyes (JY)

1匹の緑色のサカナ、2匹の飛び跳ねるサカナ、3匹の笑顔のサカナと数が増えていき、目の部分が穴あきになっていて楽しさ倍増。群青色をバックに登場するサカナたちはとてもカラフル。いろいろな形のウロコやシッポやヒレを持っており、ロイス・エイラトの抜群の色彩感覚とデザインセンスがみごとに発揮されています。


文・絵: Lois Ehlert (ロイス・エイラト)
Five Little Ducks (JY)

5匹の小アヒルが丘を越えて、遠くまで散歩に出掛けました。ママが呼び寄せると、あれ、4匹しかいません。周りにはキツネやナマズや、怖い生き物がたくさんいるのに。4匹が3匹になり、2匹になり。小アヒルは無事にママのところに戻れるのでしょうか。楽しい穴あき絵本です。


絵: Penny Ives
Five Little Fiends (TP)

平原にポツンと並ぶ5つの像。その中にはそれぞれ小鬼たちが住んでいて、毎日、外に出ては大自然の営みに驚嘆していました。ある日、それぞれが一番好きなものを独り占めしたくなりました。「太陽」「空」「地」「海」「月」を各自が自分の像の中に閉じ込めて、すっかりご満悦です。しかし、やがて小鬼たちは自分の間違いに気づくのです。


文・絵: Sarah Dyer
Five Little Men (JY)

ある日、5人の宇宙人が円盤に乗って地球にやってきました。でも、工場の煤煙にひとり去り、交通渋滞の排気ガスにひとり去り、木が切り倒されたジャングルでさまよう動物の姿にまたひとり去り……。穴あき絵本をめくると、宇宙人がひとりずつ減っていってしまいます。宇宙人の目を通して、地球の環境問題を考える絵本です。いつの日か、宇宙人はまた地球に帰ってきてくれるでしょうか。


絵: Dan Crisp
Five Little Mermaids (JY)

5人の人魚たちが大西洋に向かいます。そこにはどんな生き物がいるでしょう。おやおや、ちょっと怒った顔をして海中のペットボトルを回収している人魚もいます。さて、サカナの大群と一緒にひとりの人魚がどこかに行ってしまい、残されたのは4人。今度はインド洋に向かいます。南極海、太平洋、北極海と旅するうちに、ひとりずつ消えて最後は誰もいなくなってしまいました。みんな、どこに行ったのでしょう。
巻末には各地の人魚伝説、世界五大洋の特徴、クラゲやダイオウイカなどを紹介するミニ知識が掲載されています。CDのStory Songは本文だけですが、Read Aloudのトラックでは、全体の朗読を聞くことができます。


文: Sunny Scribens
絵: Barbara Vagnozzi
Five Little Monkeys Jumping on the Bed (JY)

さあ、パジャマに着替えて歯を磨いたらおやすみの時間です。でも、5匹の小ザルたちはお母さんが部屋を出て行ったのを見計らって、ベッドのうえで飛び跳ね始めました。そして、一匹の小ザルがベッドから転がり落ちて、さあ大変。お医者さんからは「もう絶対にベッドのうえで飛び跳ねないように」と言い渡されますが……。やんちゃな小ザルたちの表情やしぐさが何ともユーモラスな人気絵本。


文・絵: Eileen Christelow
Five Little Monkeys Sitting in a Tree (JY)

ママがお昼寝しているあいだ、小ザルたちは木に登って、川面に大きく張り出した枝からワニをからかい始めました。ワニが大きな口を開けてジャンプ! あれ、小ザルが4匹になってしまいました。どこに行ってしまったのでしょう。


文・絵: Eileen Christelow
Frederick (JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。みんなが冬に備えて、せっせと忙しく食べ物を集めているそばで、フレデリックだけはじっと瞑想しています。「どうして働かないの?」、「働いているよ」。フレデリックは寒くて灰色で長い冬のために、「おひさまの光」と「色」と「言葉」を集めているというのです。
*歌になっているのは本文の一部です。


文・絵: Leo Lionni (レオ・レオニ)
Freight Train (JY)

最後尾は赤い車掌車、次はオレンジのタンク車、黄色のホッパー車、緑、青、紫と続き、先頭はもちろん黒い蒸気機関車。カラフルな貨物列車がモクモクと煙を吐き、ぐんぐんスピードを上げて、トンネルを抜けて疾走します。文字は少しだけですが、完成度の高い絵、汽笛やガタンゴトンの効果音をアレンジしたCDに大人も魅了されるでしょう。


文・絵: Donald Crews (ドナルド・クルーズ)

Go Away, Big Green Monster! (JY)

暗闇に浮かぶ黄色い目。ページをめくると、青緑色の鼻、鋭い歯の赤い口と、顔のパーツがひとつずつ出てきて、やがてモンスターの顔全体が現れる仕掛け絵本。怖がらずに、大きな声で「あっち、いっちゃえ!」と言ってみましょう。すると……。穴あき絵本の面白さを100%生かした傑作。CD収録の歌はすぐに一緒に歌えるようになるでしょう。朗読音声にはモンスターの吠える声などの効果音も入っています。


文・絵: Ed Emberley (エド・エンバリー)
Go Away Mr Wolf! (JY)

『三匹の小ブタ』の現代版。小ブタたちがお留守番をしていると、玄関をノックする音が。「アイスクリームはどう?」「泳ぎに行かない?」・・・・・・。悪いオオカミがあの手この手でドアを開けさせようとしますが、賢い小ブタたちはだまされません。ドアが開く仕掛けのフラップ付き絵本です。
三羽の小アヒルをねらうワニの話、”The Old Alligator”も併録。次々と小アヒルを丸呑みしたワニを、散歩中の無邪気な小ゾウが踏みつけて・・・・・・。


文: Mathew Price
絵: Atsuko Morozumi
Go, Dog. Go! (JY)

作者のP・D・イーストマンは、ドクター・スース・チームの一員です。表紙の右上に“The Cat in the Hat”がいますね。この絵本にはたくさんのイヌたちが登場して、ローラースケート、自転車、キックスケーター、スキー……、いろいろな乗り物に乗ってどこかをめざしています。もちろん、自力で走ったりスキップをしているイヌも。一体どこに行くのでしょう。
go on skates
go by bike
乗り物の表現や信号のルールも学べます。ミニサイズのボードブックです。


文・絵: P. D. Eastman
Go, Go, Grapes! (JY)

軽快なチャンツのリズムに乗せて、いろいろな色や形の果物が30種類以上も登場します。よく知っているblueberry、bananaやappleから、pomegranate(ザクロ)、persimmon(柿)のようにちょっと難しいスペルのもの、あまり見かけたことのないようなものまで。果物屋さんの店頭のカラフルな写真の数々は、見るからにおいしそう。世界中の果物への興味が高まります。


文・絵: April Pulley Sayre
The Go-Away Bird (JY)

The Go-Away Birdという名のトリは、いつも「そばによるな!」オーラ全開。小さいトリたちが「遊ぼう」と近寄ってきても、ものすごいイヤな顔と強い言葉で追い払います。でも、ある日、大きな大きな茶色いトリが“You’re the very bird that I want to eat.”とやってきたから、ピンチ。そのとき、追い払った小さいトリたちが助けに舞い戻ってきてくれたのです。The Go-Away Birdは仲間がいることの大切さに目覚めます。


文: Julia Donaldson
絵: Catherine Rayner
Good for You! (JY)

いないいないばあ、はじめて体験すること、トイレ、乗り物、遊具、身体の部分、動物のしぐさなど、子どもの日常生活を24編のリズミカルな詩で表現。そして全部の詩を歌にしています。自然な生活用語がたくさん覚えられ、大人にも勉強になります。
ネイティブの子どもが必ず知っているような Knock, knock. Who is there? というようなフレーズもポエムと歌で覚えられます。
★赤ちゃん向けの’Welcome, Baby!’の姉妹編です。


文: Stephanie Calmenson
絵: Melissa Sweet
Gorilla (TP)

ゴリラのイラストで名高いアンソニー・ブラウンの代表作です。お父さんとふたり暮らしのハンナはゴリラが大好き。お父さんは仕事が忙しくて、ハンナは寂しい思いをしていました。お誕生日の夜、信じられないことが起こります。ゴリラがハンナの部屋にやってきて、動物園に連れて行ってくれるというのです。


文・絵: Anthony Browne (アンソニー・ブラウン)
The Great Big Enormous Turnip (JY)

小学1年生が国語で学ぶロシア民話『大きなかぶ』の英語版。ヘレン・オクセンベリーのイラストは、大きくなってから英語で読み直すのにピッタリ。なかでもページいっぱいに描かれたイヌ、ネコ、ネズミの迫力には圧倒されます。CDにはミュージカル・バージョンも収録され、まるでロシアの大地から響いてくるような歌は聞き応え十分です。かぶを引っ張るおじいさんをおばあさんが引っ張り、おばあさんを孫娘が、孫娘をイヌが、イヌをネコが、最後にネコをネズミが引っ張ったら、おみごと!!


文: Alexei Tolstoy
絵: Helen Oxenbury
Guess How Much I Love You (TP)

ちいさいウサギは大きいウサギが大好き。こーんなに両手いっぱい伸ばしたくらい好きだよ。でも、大きいウサギはもっともっと長~く両手を伸ばして、こんなに、こーんなに好きさと返してくるのです。ちいさいウサギのひたむきさに心が温かくなる名作。邦題『どんなにきみがすきだかあててごらん』。
CDにはストーリーが歌になったバージョンと、ドラマのような朗読が入っています。


文: Sam McBratney
絵: Anita Jeram

Handa’s Surprise (TP)

アフリカの女の子ハンダは、7種類のおいしそうなくだものをカゴに入れ、それを頭の上に乗せて出発しました。別の村に住む友だちへのプレゼントなのです。「どのくだものが一番気に入るかな?」と考えながら歩いていると、木の上からサルがひょいと手を伸ばしてバナナを取ってしまいました。そのあとも、次々といろいろな動物が現れて、カゴからひとつずつ取って食べてしまいます。そんなことに気付かず、歩き続けるハンダ。最後にはどうなることかとヒヤヒヤ……。7種類のくだものの特徴と、8種類の動物の名前が学べます。


文・絵: Eileen Browne
The Happy Day (JY)

雪深い森の中、動物たちはぐっすり冬眠しています。でも、何かの気配を感じて、目を覚まし始めました。首を伸ばして鼻をくんくん。やがて、春のにおいのする方向へ走りだします。白黒の「冬」の世界から、あざやかな「春」の一輪が咲きます。野ネズミ、クマ、カタツムリ、リス、みんな春を見つけて小躍り。春を待つ喜びにあふれた名作です。邦題『はなをくんくん』。


文: Ruth Krauss
絵: Marc Simont
Harry by the Sea (TP)

『うみべのハリー』の原書です。一家で海にやってきたイヌのハリーは、直射日光が苦手でビーチパラソルの下に潜り込もうとしますが、ギューギューで追い出され、子どもたちが作っている砂のお城をこわして追い払われ、さんざんです。しかも、大きな波がやってきて、ハリーは流れ着いた海藻にすっぽりと全身を覆われてしまいました。周りのみんなはお化けだ、ウミヘビだ、ウミウシだと大騒ぎ。ハリーはピンチから脱することができるでしょうか。


文: Gene Zion (ジーン・ザイオン)
絵: Margaret Bloy Graham
Harry the Dirty Dog (TP)

おなじみ『どろんこハリー』の原書です。ハリーは黒ブチのある白イヌ。何でも大好きなのに、おフロだけはきらいです。おフロ用のブラシをしっかり裏庭に埋めてからあちこちで遊び回り、道路工事のタールや蒸気機関車のススで汚れて、白ブチの黒イヌになってしまいました。遊び疲れておウチに帰ったのに、家族は誰もハリーと気付きません。「裏庭にstrange dogがいるよ」。ハリーはどうすればいいのでしょう。
1956年に出版されたロングセラーですが、2002年にイラストレーター本人によって彩色され直しており、とても鮮やかな絵本です。


文: Gene Zion
絵: Margaret Bloy Graham
Harvey Slumfenburger’s Christmas Present (TP)

プレゼントを配り終えてやっと帰宅したサンタ。疲れ切ったトナカイたちは体調不良で早々にベッドへ。ところが、袋の中に1個だけ配り忘れたプレゼントが残っているではありませんか。しかもそれは、はるか遠くの山の上に住んでいる男の子宛のものでした。トナカイに頼れないサンタさんは、途中で飛行機に乗せてもらったり、バイクに乗せてもらったりしながら、山をめざします。それはそれは大変な道のりですが、ジョン・バーニンガムの描くサンタさんは、どんな苦難も飄々と乗り越えていきます。
Harvey Slumfenburgerとは、その男の子の名前。ネイティブの子どもたちはこの長い名前を聞いただけで、クスクス笑い始めるそうです。日本人にはちょっとハードルが高い名前ですが、CDの音声があるから大丈夫。Roly Poly Mountainの頂上の小屋に住むHarvey Slumfenburgerに届けなければならないと、サンタさんが何度も繰り返し言うので、読み進めるうちにすっかり耳になじみます。
CDはドラマ仕立ての朗読で、臨場感たっぷりです。


文・絵: John Burningham (ジョン・バーニンガム)
Have You Seen My Cat? (TP)

「ボクのネコ見ませんでしたか?」、男の子の飼いネコがいなくなってしまって、世界中のあちこちを探して回ります。現地のひとが指さす先には、ライオン、チータ、ピューマなど、いろいろなネコ科の動物が。全部で8種類の英語名が学べます。音楽に乗せた朗読にはリアルな鳴き声の効果音が入っています。


文・絵: Eric Carle (エリック・カール)
Heckedy Peg (JY)

ある日、留守番をしていた子どもたちは、魔女のHeckedy Pegにだまされて食べ物に変えられてしまいました。Mondayはパンに、Tuesdayはパイに・・・。魔女が食事を始めようとしたまさにそのとき、母親がわが子を助けに現れます。魔女の脅しに屈せず、必死に子どもを救う母親の強さを、ドン・ウッドがみごとなイラストで描き出しています。CDはミュージカル仕立て、大人の方にもおすすめの傑作です。


文: Audrey Wood
絵: Don Wood
Hello, Red Fox (JY)

もうすぐカエルくんの誕生日。お母さんガエルはパーティを開くことにしました。招待したのは、赤いキツネ、紫色のちょうちょ、オレンジ色のネコ、緑色のヘビ、黄色い鳥、青い魚。でも、やってきたのは……? そもそも表紙はどう見ても「緑色のキツネ」なのに、タイトルはRed Foxですね。そう、この絵本は色彩の補色が学べる本なのです。左ページのイラストの中の黒い点を10秒間じっと見つめて、右ページに視線を移すと……!!


文・絵: Eric Carle (エリック・カール)
Henny Penny (JY)

シニカルなイギリスの民話。ある日、雌鳥のヘニー・ペニーの頭の上にどんぐりが落ちてきました。「何てこと! 空が落ちてくる。王様に知らせなきゃ」、すっかり勘違いしたペニーは大騒ぎ。王様のところへ急ぐ途中でどんどん仲間が増えていき、頭にナベやバケツをかぶった変な行列が続きます。そこへ悪賢いキツネが現れて……。


絵: H. Werner Zimmermann
Here We Go Round the Mulberry Bush (JY)

イギリスのナーサリーライム、おなじみのマルベリーブッシュ、『桑の木のまわりを回ろう』のメロディに乗せて、子どもたちの1日がリズミカルに綴られます。ベッドから起きて、ムシャムシャと朝ご飯を食べ、歯を磨いて着替えをして、学校へ。穴あき絵本のカットがみごとで、ページをめくるのが楽しみです。


絵: Annie Kubler
Hickory Dickory Dock (JY)

イギリスの手遊び歌の楽しい穴あき絵本。ネズミが掛け時計を駆け上がり、1時を打つと駆け下りた。ネコやイヌやカエルたちも後に続いて、12時まで繰り返されます。ネズミはran up、ネコはclimed up、イヌはdashed upと、12種類の動物の動詞が全部異なるのには、なるほどと納得。さらにdockとclock、oneとdownというように、韻を踏んで12番まで進行します。


絵: Kelly Caswell
A Hole in the Bottom of the Sea (JY)

海の底には穴があって、その暗がりにはサメがいるんですって。ページをめくると、ウナギ、イカ、カニ、巻き貝たちが次々と登場して、にぎやかになっていきます。リズミカルな英文の繰り返しで、海底への興味がドンドン広がる楽しい絵本。巻末には説明文がついていて、食物連鎖についても学べます。


編: Jessica Law
絵: Jill McDonald
The Hole in the Tub (JY)

泥まみれの「何か」が、moo, moo, mooと走り過ぎ、ミセス・ウィッシー・ウォッシーはびっくり。続けてoink, oink. oink,、quack, quack, quackと走る泥まみれに、ミセスは断固たる態度で臨みます。しかし、たらいに水を溜めようとしたら底に穴が開いていて全部もれてしまいます。ウシたちはこれでゴシゴシされずに済むと大喜び。ミセスは妙案を思いつきました。
CDには歌と朗読のほかに、大人の読み上げを子どもが真似して続けるEcho-Readと、チャンツのリズムに乗せて大人→子どもと繰り返して発話するEcho-Chantが収録されています。


文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller
Hooray for Fish! (JY)

メイシーちゃんでおなじみのルーシー・カズンズの絵本。Hello! ボクは海の中の小さなサカナ、仲間がたくさんいるんだよ。赤青黄色のサカナ、水玉模様のサカナに縞模様のサカナ、太ったサカナに細長いサカナ・・・・・・。色鮮やかなサカナたちが、リズミカルな歌と一緒に韻を踏んで登場し、思わずHooray!と言いたくなること間違いなし。


文・絵: Lucy Cousins (ルーシー・カズンズ)
A House for Hermit Crab (TP)

1月のある日、それまで住んでいた貝殻が小さくなったヤドカリは、お引っ越しを決心しました。2月にぴったりの貝殻を見つけ、3月にはイソギンチャク、やがてヒトデやサンゴたちも同居することになって、カラフルでにぎやかな新居になりました。やがて1年が経つと……。成長するということ、海のいろいろな生物について学べる絵本です。


文・絵: Eric Carle (エリック・カール)
H

Halloween Witch(RA)

ハロウィーンの日は魔法使いの女の子の誕生日。パーティーにみんなを招待しようとしますが、スケルトンもモンスターも海賊もハロウィーンの準備で大忙しで、それどころではないようです。しかたなく、飼い猫とふたりだけでパーティーを始めようとしたら、うれしいサプライズが……。
 

Handa’s Surprise(TP)

ハンダはバスケットに7種類の果物を詰めました。友だちのアケヨに持っていくためです。「アケヨはどの果物が好きかな?」わくわくしながら、バスケットを頭に乗せて出発します。ところが、動物たちがバスケットから次々果物を取っていってしまうのです。
文・絵: Eileen Browne
 
 

Hansel and Gretel(RA)

グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』をもとにしています。病気で働けないお父さんのために、子どもたちは禁じられた森へ食べ物を探しに出掛けます。そこへなんと赤ずきんちゃんが登場し、森の奥深くにパンでできたお家があると教えてくれました。
 

The Happy Day(JY)

雪深い森の中、動物たちは眠っていました。でも、春のにおいに気づき、動物たちは目をあけて、鼻をくんくん。やがて、春のにおいのする方向へ走りだします。白黒の「冬」の世界から、あざやかな「春」の一輪が咲きます。
2010年コルデコット賞オナー賞受賞作品。
文:Ruth Krauss
絵:Marc Simont
 
 

Happy Halloween! (RA)

ハロウィーンの夜、ヴァンパイヤがゴーストと魔女とミイラを眠りから呼び覚まして、子どもたちを怖がらせようと誘います。一方、子どもたちはゴーストや魔女の仮装をして、脅かす気満々です。でも、臆病なミイラは子どもたちと仲良くする方を選びます。

Harry by the Sea (TP)

『うみべのハリー』の原書です。一家で海にやってきたイヌのハリーは、直射日光が苦手でビーチパラソルの下に潜り込もうとしますが、ギューギューで追い出され、子どもたちが作っている砂のお城をこわして追い払われ、さんざんです。
文: Gene Zion
絵: Margaret Bloy Graham
 
 

Harry the Dirty Dog (TP)

おなじみ『どろんこハリー』の原書です。ハリーは黒ブチのある白イヌ。何でも大好きなのに、おフロだけはきらいです。おフロ用のブラシをしっかり裏庭に埋めてからあちこちで遊び回り、道路工事のタールや蒸気機関車のススで汚れて、白ブチの黒イヌになってしまいました。
 

Harvey Slumfenburger’s Christmas Present (TP)

プレゼントを配り終えてやっと帰宅したサンタ。トナカイは体調不良で早々にベッドへ。ところが、袋の中に1個だけ配り忘れたプレゼントが残っているではありませんか。しかもそれは、はるか遠くの山の上に住んでいる男の子宛のものでした。
文・絵: John Burningham
 
 

The Haunted Halloween Party (RA)

近所のおじいさんから幽霊屋敷の話を聞いた子どもたち。自分は弱虫なんかじゃないことを証明するために、ハロウィーンの夜に屋敷を訪れます。でも、クモの巣の張った真っ暗な屋敷の中には本物の幽霊がいて。
 

Hattie and the Fox(JY)

ハティは大きな黒い雌鳥。ある朝、茂みからのぞいている鼻に気づきました。まあ大変、キツネが狙っているとハティは大騒ぎしますが、農場の仲間は「あっそー」「それがなにか?」とか言って、誰も相手にしません。
文:メム・フォックス
 
 

Have You Seen My Cat? (TP)

エリック・カール作。
「ボクのネコ見ませんでしたか?」、男の子が世界中のあちこちを探して回ります。現地のひとが指さす先には、ライオン、チータ、ピューマなど、いろいろなネコ科の動物が。音楽に乗せた朗読にはリアルな鳴き声の効果音が入っています。
文・絵: Eric Carle
 

A

AからZまでのアルファベットが、思いもかけない鮮やかなイラストになって登場します。米国ペアレンツ・チョイス賞受賞作。


文・絵: Max Grover

Musicって何? 音? 楽器? リズム? ハーモニーやオーケストラ、そしてダンスも交えて、いろんな”Music”を紹介します。


文・絵: Aliki

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。ネズミのアレグザンダーは、悲鳴を上げられ、ほうきで追われる自分に対して、子どもに愛されるゼンマイ仕掛けのネズミのウィリーがうらやましくてたまりません。
邦題『アレクサンダとぜんまいねずみ』。


文・絵: Leo Lionni

『アリババと40人の盗賊』をもとにしています。登場するのはアリババの息子たち、盗賊は4人、洞穴を開けるのは呪文ではなくパスワードです。アリババJr.は真面目な人柄で、たまたま洞穴で見つけた財宝を、自分のものではないからと貧しい人々へ与えます。

『不思議の国のアリス』。平凡な毎日に退屈していたアリスは、白ウサギに誘われるままに鏡の中へ。そこで小さくなったり大きくなったり、不思議な体験をしたあと、暴君の女王とゲーム「Simon Says!」で対決することになりました。

A はArk (箱船)。B はballoon (風船)。このアルファベットの絵本では、文字が引っ張られたり、曲げられたり、裏返しになったりして、みるみるうちに変わっていきます。


文・絵: Suse MacDonald

アリ、Antからスタートして、「アリよりきれいなのは?」、答えはButterfly、「バタフライよりたくさんの脚をもっているのは?」、それはCaterpillarと、比較級のなぞなぞがZまで続きます。答えは次のページの花や雲や岩の陰に隠れていて、フラップをめくると次のアルファベットで始まる動物が姿を現す仕掛け絵本です。


文: Julia Donaldson
絵: Sharon King-Chai

イソップ物語の『アリとキリギリス』をもとにしています。キリギリスはすばらしいミュージシャン。ギターを奏でながら歌い踊るコンサートは大人気です。アリ一家の末っ子はキリギリスのパフォーマンスが見たくてたまりませんが、お父さんとお兄さんからそれどころではないと注意されます。

かけ算の練習ができる絵本です。雨が降ってきて巣へと急ぐアリさん。2×2、3×3と数が増えていって、最後には10×10の100匹の大行進となります。


文・絵: Crisp, Dan

1953年コルデコット賞銀メダル受賞作。Dove in love、Kitten with a mitton、Toad on the roadのようにアルファベット26文字で始まる動物たちが韻を踏んで登場します。


文・絵: Fritz Eichenberg(フリッツ・アイケンバーグ)

エリック・カール作。「ボクは芸術家」、描くのは青いウマ、赤いワニ、黄色いウシ、ピンクのウサギ……。色鮮やかで力強い動物たちが、見開きの誌面いっぱいに躍動します。ドイツの画家フランツ・マルクの『青い馬』に触発されて描いた作品。


文・絵: Eric Carle

ダニー少年はおかあさんへのプレゼントを探しに外に出掛けました。道で出会ったメンドリに何がいいかたずねると、「新鮮な卵をわけてあげることはできるわ」と答えてくれました。「ありがとう、でも卵はあるんだ」。


文・絵: Marjorie Flack (マージョリー・フラック)
B

エリック・カールとビル・マーティン・Jrのタッグによる作品。大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、かわいい小グマのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。モモンガ、アメリカオオコノハヅク、アオサギ、ガラガラヘビなどが登場します。


文: Bill Martin Jr
絵: Eric Carle

「空に飛んでいった風船はどこに行くと思う?」「風船の国だよ。そこでは風船は生きているんだ」 弟のマシューのことばを鼻で笑っていたジェシカですが……。


文・絵: Wood, Audrey

クマさんはペットのネコと暮らしています。この絵本ではクマさんが自分の家を紹介します。まず、家の鍵を使って玄関ドアを開けます。さあ、何が見えるでしょう。キッチンにダイニングルーム、リビングはイギリス英語ではsitting room、お家の書斎も図書館と同じlibraryです。


文: Stella Blackstone
絵: Debbie Harter

クマくんが森をお散歩しているところへ、二人のハンターがやってきました。


文・絵: Browne, Anthony
Bear in Sunshine (TP)

晴れた日は川にボートを浮かべて遊び、雨の日は歌を歌うのが大好き。風が強ければ赤いタコをあげ、嵐の日はベッドにもぐりこみ、雪が降ればもちろん雪だるま作り。一年中、お天気がどんなでも、クマさんは楽しみかたを知っているのです。


文: Stella Blackstone
絵: Debbie Harter
Bear’s Busy Family (TP)

家族や親戚は英語でなんと言うんだろう? クマさん一家を紹介します。パンを焼くおばあちゃん、サカナを釣るおじさん、洋服をつくるお母さん・・・・・・。みんなそれぞれの役割を果たしていて、なにか忙しそうと思ったら、赤ちゃんのお誕生日の準備をしていたのでした。最後のページには家系図があり、おじいちゃん、おばあちゃんから、いとこたちまでの関係がわかります。


文: Stella Blackstone
絵: Debbie Harter
Beep Beep (TP)

小さいお子さん向けの厚紙のボードブック。ページが自動車の形や家の形に切り取られた仕掛け絵本です。今日は家族4人で車に乗って、おばあちゃんの家に行きます。街を走り抜け、横断歩道を横切り、赤信号で止まって、丘を下ります。Vroom vroom、chug chugなど、乗り物に関する楽しい擬音語が学べます。


文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)
The Big Hungry Bear (JY)

小さなネズミが森の中で大きなイチゴを発見! 赤く熟れていてとてもおいしそうなイチゴ……。でも、森にはそのイチゴを狙う大きなクマがいるから、さあ大変。イチゴを死守するべく、ネズミのドタバタが始まりました。結局、最後まで姿を見せないクマを怖がるあまり、ネズミがあれやこれやと試行錯誤する様子がユーモラスに描かれています。CDには本文の歌や朗読とは別に、ドラマ風にアレンジしたナレーションも入っています。


文: Don & Audrey Wood
絵: Don Wood
Blue Sea (TP)

真っ青な海を色鮮やかなサカナたちが泳いでいます。Little、big、bigger、biggest、そしてsmall、smaller、smallestという比較の表現が学べる絵本。小さいサカナは大きなサカナに追いかけられて、あわや食べられそうに!! でも、小さいサカナは狭い穴をスルリと通り抜けて逃げられるのです。ゆったりとした歌に乗せて深海に生息するサカナの世界が描かれています。


文: Robert Kalan
絵: Donald Crews
Bringing Down the Moon (TP)

ある夜、穴から出たモグラは、空に輝く銀貨のようなものを発見しました。何ときれいなのでしょう。「手に入れなくちゃ」と決心したモグラは、月に向かってジャンプしたり、棒を使って落とそうとしたり、それまで一度もやったことのない木登りに挑戦したり、さまざまな試みをしますが……。モグラの心情を表現した、美しいメロディのsongは、英文全体ではなく、歌として独立した歌詞となっています。


文: Jonathan Emmett
絵: Vanessa Cabban
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (JY)

『くまさん くまさん なにみてるの?』の原作英語絵本とCDのセット。茶色いクマが見ているのは私を見ているa red bird、赤いトリが見ているのは私を見ているa yellow duck……。見開きのページいっぱいに描かれた10種類の動物と色の組み合わせが学べます。CD収録の歌は心地よいメロディが特徴。同じフレーズがリズミカルに繰り返されるので、すぐに覚えてしまいます。CDには歌のトラックの他に、朗読、チャンツ、子どもの声の歌が収録されています。


文: Bill Martin Jr. (ビル・マーティン・ジュニア)
絵: Eric Carle (エリック・カール)
C
The Carrot Seed (JY)

家族はみんな「(芽は)出てこないよ」と言いますが、男の子は毎日水をやり、雑草を取り、そしてとうとう……。邦題『にんじんのたね』。 小さいサイズながら、全体がニンジン色のインパクトのある絵本です。前向きなストーリーなので、ニンジン嫌いの子どももこれを読むとニンジンのイメージが変わるかもしれません。左ページに本文、右ページにイラストという構成になっているので、読み聞かせもしやすいでしょう。


文: Ruth Krauss
絵: Crockett Johnson
A Chair for My Mother (TP)

女の子、お母さん、おばあさんの一家は大きなビンにコインをせっせと貯めています。女の子も、食堂で働くお母さんを手伝います。実は一家の家は火事で焼けてしまったのでした。親戚や近所の人たちが家具や食器を持ち寄って応援してくれました。でも、女の子は仕事で疲れたお母さんが休める、ゆったりした肘掛け椅子がどうしても欲しかったのです。一家は節約をし、コインを貯めて、とうとうビンがいっぱいになる日がやってきました。


文・絵: Vera B. Williams
A Chair for My Mother (TP)

女の子、お母さん、おばあさんの一家は大きなビンにコインをせっせと貯めています。女の子も、食堂で働くお母さんを手伝います。実は一家の家は火事で焼けてしまったのでした。親戚や近所の人たちが家具や食器を持ち寄って応援してくれました。でも、女の子は仕事で疲れたお母さんが休める、ゆったりした肘掛け椅子がどうしても欲しかったのです。一家は節約をし、コインを貯めて、とうとうビンがいっぱいになる日がやってきました。


文・絵: Vera B. Williams

Beauty and the Beast(RA)

 

『美女と野獣』をもとにしています。旅の途中で日が暮れてしまい、男はある屋敷に泊めてもらおうと中に入りました。屋敷の中には誰もいませんが、温かい食べものとベッドが用意されていました。翌朝、末娘へのみやげにと庭のバラを摘もうとしたら、恐ろしい野獣が現れます。
 

Beep Beep(TP)

 

ページが自動車の形や家の形に切り取られた仕掛け絵本です。今日は家族4人で車に乗って、おばあちゃんの家に行きます。街を走り抜け、横断歩道を横切り、赤信号で止まって、丘を下ります。Vroom vroom、chug chugなど、乗り物に関する楽しい擬音語が学べます。
文・絵: Petr Horacek
 

The Beginning of the World (RA)

ギリシャ神話より。タイタン族の王クロノスは子どもに権力を奪われるという予言を恐れ、生まれる子どもを次々と食べてしまいます。母親のレアーの機転で生き延びた6人目の子、ゼウスは力強い若者に成長しました。
 

Benji(mpi)

今日は学校がお休み!
小グマのベンジーは「外に遊びに出かけよう!」と家族を誘います。でも、ママもパパも、お姉ちゃんもお兄ちゃんも、おばさんまで「忙しいからダメ」。最後のオチが効いており、tearのふたつの意味が学べます。
文: Papa Moo
絵: イケベ ヨシアキ
 
 

The Berenstain Bears and the Spooky Old Tree (mpi)

3匹の小グマが、不気味な古い木の中へ探検に出掛けますが、そこは幽霊屋敷? ハラハラしながら、家の中にあるものの名前、単数と複数、前置詞の使い方が学べます。CDはストーリー展開に合わせてどんどんスピード感が増し、思わず「さあ逃げろ」と小グマを応援したくなります。
文・イラスト: Stan and Jan Berenstain

The Big Bigger Biggest Book(TP)

 

楽しいしかけ絵本です。高いビルや、深い海の底を探検。フリップをめくると、形容詞の比較級が出てきます。さらにめくると最上級が出てきます。Far、Fast、Deep、Long、Short、Tall、Low、High、Bigの比較級と最上級を覚えることができます。
絵: SAMi

Big Box Little Box (TP)

やっぱりネコは箱が好き!!
大きい、小さい、青い、赤い、無地の、水玉模様の……、いろいろな種類の箱が登場します。ネコは箱の中に隠れるのが大好きなのです。
文: Caryl Hart
絵: Edward Underwood
 

The Big Hungry Bear(JY)

小さなネズミが森の中でおおきなイチゴを発見! 赤く熟れていてとても大きなイチゴ……。
著者: Don Wood
 
 

A Bit Lost (TP)

眠っているうちに、カクンとバランスを崩して巣から落ちてしまった小フクロウ。「迷子になっちゃった。ボクのママはどこ?」。通りかかったリスが心配して、一緒に探してあげると声を掛けてくれました。
文・絵: Chris Haughton
 

The Blind Men and the Elephant(RA)

 

『盲人たちとゾウ』をもとにしています。隣国から贈られたゾウがお城にやってくると聞き、6人の盲人たちはゾウとは何かを知ろうとします。ひとりはお腹に触って「壁」のようなものと思い、二人目は鼻に触って「ヘビ」のようなものと思い、三人目はツノに触って「槍」のようなものと思い……。
 

Blue Sea(TP)

真っ青な海を色鮮やかなサカナたちが泳いでいます。Little、big、bigger、biggest、そしてsmall、smaller、smallestという比較の表現が学べる絵本。ゆったりとした歌に乗せて深海に生息するサカナの世界が描かれています。
文: Robert Kalan
絵: Donald Crews
 

The Bremen Town Musicians(RA)

『ブレーメンの音楽隊』をもとにしています。泥棒を見つけた動物たちは「いい歌を聞かせてあげればきっと感動して、盗みを働いていることが恥ずかしくなるさ」と歌い始めますが、とんでもない騒音に驚いた泥棒は……。
 
 

Bringing Down the Moon (TP)

ある夜、穴から出たモグラは、空に輝く銀貨のようなものを発見しました。何ときれいなのでしょう。「手に入れなくちゃ」と決心したモグラは、月に向かってジャンプしたり、棒を使って落とそうとしたり、さまざまな試みをしますが……。
文: Jonathan Emmett
絵: Vanessa Cabban
 

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (JY)

茶色いクマが見ているのは赤いトリ、赤いトリが見ているのは黄色いアヒル。10種類の動物と色の組み合わせが、心地よいメロディに乗って流れてきます。
文:Bill Martin Jr
絵:Eric Carle
 
 

Bugs! Bugs! Bugs! (JY)

ButterflyやCaterpillarはわかるけれど、Daddy LonglegsやRoly-poly Bugって、いったい何だろう。誌面いっぱいの迫力あるイラストで、8種類の昆虫のことが学べます。巻末には実物大のイラストと、それぞれの昆虫の特徴を比較する一覧表がついています。飛べるか、どこで見つけることができるか、脚は何本か、刺すかどうか……。大人にもちょっと勉強になります。
文・絵: Bob Barner
 
 

The Cake That Mack Ate(TP)

1ページめは2行のみ、「これがマックが食べたケーキ」。ページをめくるごとに文がつけ足され、ケーキの材料の卵、卵を産んだニワトリ、ニワトリが食べたとうもろこし……と、リズミカルな英文が繰り返されて、10行になります。
文: Rose Robart
絵: Maryann Kovalski
 

Can You Keep a Secret?(TP)

キミは秘密を守れる?
シーッ、王様が王冠を無くしたんですって……。もしかして緑色のゾウの下(under)、黄色いライオンの後ろ(behind)、青いカバの口の中(inside)、茶色のクマたちの間(between)にある?
でも、秘密だからね、言っちゃいけないよ。
文・絵: Pamela Allen

The Carrot Seed(JY)

男の子がニンジンのタネをまきました。家族は「(芽は)出てこないよ」と言いますが、男の子は毎日水をやり、雑草を取り、そしてとうとう……。邦題『にんじんのたね』。
文:Krauss Ruth
絵: Johnson, Crockett
 

The Cat and the Bell (RA)

イソップ寓話『ネズミの相談』をもとにしています。ネコにおびえて暮らすネズミたち。ある日、一番小さいネズミが、近づいてきたらすぐにわかるように「ネコの首に鈴をつけよう」とアイデアを出しました。
 

A Chair for My Mother(TP)

女の子、お母さん、おばあさんの一家は大きなビンにコインをせっせと貯めています。実は一家の家は火事で焼けてしまったのでした。親戚や近所の人たちが家具や食器を持ち寄って応援してくれました。でも、女の子は仕事で疲れたお母さんが休める、ゆったりした肘掛け椅子がどうしても欲しかったのです。
文・絵: Vera B. Williams

Charley’s First Night (TP)

雪の降る晩、迷いイヌを見つけた男の子は、チャーリーと名付けて自宅に連れ帰ります。チャーリーのためにキッチンの暖かい場所に寝床をこしらえ、クマのぬいぐるみも貸して上げたのに、真夜中にキッチンでひとりぼっちのチャーリーは鳴き出します。さあ、どうする?
文: Amy Hest
絵: Helen Oxenbury
 

The Chick and the Duckling(JY)

ひよこはアヒルの子のあとを追いかけて真似してばかり。アヒルの子が散歩をすれば、「ぼくも!」。穴を掘れば、「ぼくも!」。いつになったら真似しなくなるのかな?
文:Mirra Ginsburg
絵:Jose Aruego, Ariane Dewey

Chicka Chicka Boom Boom(JY)

アルファベットたちが順々にココナツの木のうえに登っていきます。でも、支えきれなくて地面に落ちてしまいました。そのあと、アルファベットたちはどうしたでしょう。
著者:Bill Martin Jr and John Archambult
 
 

Chicken Little (RA)

イギリスの寓話。ある日、頭にドングリが落ちてきたニワトリは、「空が落ちてくる、王様に知らせなきゃ」と大あわて。お城に向かう途中でトリ仲間たちも加わりました。
 

Choo Choo(TP)

機関車に乗ってみんなで出発です。ページが山の形やトンネルの形にくりぬかれた仕掛けと、擬音語が楽しい絵本です。軽快に走る機関車のようなリズミカルな歌と、汽笛などの効果音に乗せた朗読が収録されています。
文・絵: Petr Horacek
 
 

A Christmas Carol(RA)

ディケンズの名作『クリスマスキャロル』をもとにしています。けちんぼで意地悪なスクルージのところに3人の幽霊が現れます。幽霊から過去、現在、未来の自分の姿を見せられて、さすがのスクルージも改心します。

The Christmas Presents(RA)

オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』のお話をもとにしています。クリスマスの日に、妻は夫の懐中時計に合う鎖をプレゼントしたいのですが、1ドル87セントしか持っていません。一方の夫は、妻の美しいロングヘアに似合う髪飾りをプレゼントしようと、質屋を訪れます。

Chrysanthemum(JY)

クリサンテマム(菊の花)と名付けられ、大切に育てられたネズミの女の子は、その名前の響きが大好きでした。
文・絵: Kevin Henkes(ケビン・ヘンクス)

Cinderella (RA)

時が過ぎ、女王になったシンデレラは、息子の王子に自分と王様との出会いの話をしました。王子は自分もガラスの靴を使って花嫁を探そうと決心します。金ピカのお城に住むリッチな王女や美しいレディたちに靴を試してもらいますが、誰の足にも合いません。
 

Circle (TP)

表紙には丸い絵だけ。タイトルがない謎めいた絵本。登場するのはマルさんと三角さんと四角さん。三角と四角には足と目がありますが、マルには目だけ。クラッセン独特の目がものをいう世界の極限のような絵本です。
文: Mac Barnett (マック・バーネット)
絵: Jon Klassen (ジョン・クラッセン)
 


Cleo’s Alphabet Book(JY)

ネコのクレオといっしょに、アルファベットを覚えましょう。
著者:Mockford, Caroline
 
 

Click, Clack, Moo Cows That Type(TP)

『オールド・マクドナルド』ののどかなメロディに乗せて聞こえてくるのは、ブラウンさんの農場の納屋で響くカチャカチャいうタイプの音。ここのウシさんはタイプが打てるのです。「親愛なるブラウン様、夜になるととても寒いので、電気毛布をください。敬具」。
文: Doreen Cronin
絵: Betsy Lewin

A Color of His Own (JY)

悩めるカメレオンはどのようにして救われるのでしょう?
レオ・レオニ作。動物たちは自分の色をもっているのに、カメレオンは違います。レモンの上では黄色になり、トラの背中に乗れば縞模様に……。
文・絵: Leo Lionni (レオ・レオニ)
 
 

Color Zoo(JY)

1990年コルデコット賞銀メダル受賞作。鮮やかな色のボードブックが丸、四角、三角、長方形、だ円、ハート、ひし形、八角形、六角形の形に切り抜かれ、切り抜き部分の絶妙の重なりで、トラやネズミの顔になるという想像力をかき立てる絵本。
文・絵: Lois Ehlert
 

Corduroy(JY)

デパートのおもちゃ売場に並んでいるテディベアのコーデュロイ。ある日、女の子がひとめ見てコーデュロイを気に入りますが、お母さんは、今日はたくさん買い物をしてしまったし、それにオーバーオールのボタンがひとつ取れているからと買ってくれませんでした。
文・絵: ドン・フリーマン

Counting Crocodiles(JY)

愉快なストーリーが、これぞJYbooksというリズミカルな歌になった絵本。レモンの木が1本あるだけの離れ小島で暮らすサルの食べ物は、来る日も来る日もすっぱいレモン。
文: Judy Sierra(ジュディ・シエーラ)
絵: Will Hillenbrand(ウィル・ヒルンブランド)
 

Cows in the Kitchen(JY)

台所ではウシが料理をし、アヒルが流しで好き勝手、食器棚の中ではイヌとネコが遊び、ヒツジがシャワーを浴びている。外から帰ってきた農夫のトムさんは大あわてです。
文:Anderson
絵:Airlie
 
 
D

The Dancing Princesses (RA)

グリム童話『おどる12人のおひめさま』の6人バージョン。毎朝、王様に新しい靴をねだる6人の王女たち。一晩で靴に穴があいてしまうのです。あり得ないことです。王様はその秘密を探るおふれを出しました。
 

Dear Zoo(JY)

ペットが欲しくて動物園に手紙を書いた子どものもとへ荷物が届きました。荷物にはVERY HEAVY!
の注意書きが。フラップをめくってみると、中から現れたのは「ゾウ!」という奇想天外な絵本。
文・絵: Rod Campbell(ロッド・キャンベル)
 

Diary of a Worm(JY)

3月20日から8月1日までのミミズくん日。春になって人間の釣りシーズンが始まると、ミミズたちはいつもより地中深く潜行しなければなりません。人間たちがスコップで釣りのエサ(つまりミミズ)を掘ろうとするからです。
文: Doreen Cronin
絵: Harry Bliss
 

Dinosaur Encore(JY)

もし恐竜たちが現代によみがえったら、どうなるでしょう。背の高さ、怒りっぽさ、走る速さ、食べる量などを、ヤギ、ワニ、ダチョウ、ウマなどと比較しながら、恐竜の種類と特徴を紹介します。
著者:Mullins, Patricia
 

Does a Kangaroo Have a Mother, Too? (JY)

カンガルーにもお母さんはいるのかな? ハイ、わたしやあなたと同じようにお母さんがいます。同じ質問が繰り返され、白鳥、キツネ、イルカ……、全部で12種類の動物たちのやさしいお母さんと子どもたちのイラストが続きます。
文・絵: Eric Carle

Don’t You Dare, Dragon!(JY)

ドラゴンはとっても暑がり。いつも涼める場所をさがしてウロウロしています。でも、アイススケート場に行けば氷を溶かしてしまうし、プールに行けば水を沸騰させてしまうし、行く先々でみんなの迷惑になってしまうのです。悪気はないのにね。文・絵: Annie Kubler
 

Dooby Dooby Moo(JY)

ブラウンさんは農場の動物たちをずーっと監視しています。なにかよからぬことを企んでいないか、心配でしょうがないのです。当のウシ、ヒツジ、ブタたちは、昼間はのんびり草を食べたり昼寝をしたり、いかにも人畜無害をよそおっています。文: Doreen Cronin
絵: Betsy Lewin

The Doorbell Rang(JY)

ママが焼いたクッキー12枚分をふたりで分けるとひとり6枚。ドアベルが鳴るたびに友だちが増えて、ひとり分が減っていきます。
著者:Hutchins
 
 

Down by the Station(JY)

英語圏の童謡をもとにした絵本。CDの歌を聞けば、誰でも耳にしたことがあるはず。朝のひっそりした駅前の広場。
文:Stockham
絵:Jess

Draw Me a Star (mpi)

エリック・カールの絵心、創作の原点が伝わってくるような1冊。「お星さまを描いて」とお願いすると、絵描きさんは描いてくれました。今度は星が「太陽を描いて」とお願いします。イヌ、トリ、花、雲、虹……、次々と絵描きさんは描き続けます。
文・イラスト: Eric Carle
 
 

Drummer Hoff (TP)

コルデコット賞受賞作。PrivateからGeneralまで、階級の異なる7人の兵士が韻を踏んで登場します。鮮やかなイラストはGo Away, Big Green Monster!で大人気のエド・エンバリー。朗読はラッパの音、太鼓の音など、効果音たっぷりです。
文: Barbara Emberley
絵: Ed Emberley

Dry Bones(JY)

さあ、骨と骨をつなげてみよう! この伝統的な黒人霊歌は身体の名前を覚えるのに最適です。穴あき絵本のページをめくると、男の子の身体の一部が骨に変わります。
文:Edmunds
絵:Kate
 
 

E

Each Peach Pear Plum(JY)

ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。絵の中に隠れているキャラクターを”I spy”と探していきます。親指トム、シンデレラ、ジャック&ジルなど、マザーグースや童話でおなじみの登場人物を見つけましょう。
著者:Ahlberg, Janet and Allan
 

The Earth and I(JY)

大切な地球との友情を描いた絵本。ボクが野菜が育つ手助けをすると、野菜はボクの成長を助けてくれる。ボクが歌うと、小鳥たちがさえずり返してくれる。ボクがダンスをすると、落ち葉が舞って踊り返してくれる。
文・絵: Frank Ash
 
 

Eating the Alphabet(JY)

「ベストセラーの『チカチカブンブン』にイラストを提供しているLois Ehlertが、アルファベット26文字で始まる野菜と果物75種を紹介します。
文・絵: Lois Ehlert(ロイス・エラート)
 

The Elephant and the Bad Baby(JY)

ある日、ゾウは悪い子にたずねました。「ぼくの背中にのるかい?」、「うん」。そこで、彼らは連れ立って、街へ出かけたのでした。赤ちゃんを背中に乗せたゾウが、rumpeta, rumpeta, rumpeta, all down the roadと街中を走りながら、ソフトクリームやパイをちょいといただいてしまいます。
文:Vipont, Elfrida
絵:Briggs, Raymond
 
 

The Emperor’s New Clothes (RA)

『はだかの王様』。新しい服が欲しくなった王様はコンテストを開いて、一番いい服を選ぶことにしました。たくさんの宝石を散りばめた服や、99羽の鳥から集めた羽根で作った服も気に入りますが、「賢い人にしか見えない」と説明された服に決めます。
 

The Enormous Turnip(RA)

名作『大きなかぶ』をもとにしています。登場するのはおじいさんと女の子ではなく、農夫と奥さんです。大きく成長したかぶを抜こうと、力を合わせて奮闘しますが、大きくて強いイヌが手伝っても、賢いネコが手伝っても抜けません。
 

F

Far Far Away! (TP)

お母さんとスーパーへ買い物に行った小ブタ。お店の中でお母さんに注意されて、「もうヤダ。今夜、家を出る。止めることなんてできないよ」と宣言しました。「どこへ行くの?」「うんと遠くさ」。「どうやって行くの?」「自転車だよ」。「どこで寝るの?」「雨が降ったらどうする?」……。
文・絵: John Segal
 

Farmer Duck (TP)

一日中ベッドでゴロゴロしている怠け者の農夫の代わりに、ダックは家事や農場の動物たちの世話で大忙し。けなげに働き続けるダックですが、とうとう疲れてポロポロ泣き出してしまいました。ダックが大好きな動物たちは強硬手段に出ます。
文: Martin Waddell
絵: Helen Oxenbury
 
 

The Farmer in the Dell(JY)

マザーグースの遊び歌、『谷間の農夫』。小さな谷に住む農夫がお嫁さんをもらうことになりました。
文:Adams
絵:Pam

The Farting Lady (RA)

日本昔話『へっこきよめさま』をもとにしています。セリフと歌が約半々で、小さいお子さんでも取り組みやすい構成です。
 
 

Fish Eyes(JY)

小さくてシンプルなサカナ君が海の世界を案内します。
文・絵: Lois Ehlert(ロイス・エイラト)
 

Five Little Ducks(JY)

5匹の小アヒルが丘を越えて、遠くまで散歩に出掛けました。ママが呼び寄せると、あれ、4匹しかいません。4匹が3匹になり、2匹になり。小アヒルは無事にママのところに戻れるのでしょうか。
文:Lves
絵:Penny
 

Five Little Fiends (TP)

平原にポツンと並ぶ5つの像。その中にはそれぞれ小鬼たちが住んでいて、毎日、外に出ては大自然の営みに驚嘆していました。ある日、それぞれが一番好きなものを独り占めしたくなりました。
文・絵: Sarah Dyer
 

Five Little Men(JY)

5人のかわいい宇宙人が円盤に乗って地球にやってきました。でも、工場の煤煙にひとり去り、交通渋滞の排気ガスにひとり去り、木が切り倒されたジャングルでさまよう動物の姿にまたひとり去り……。宇宙人の目を通して、地球の環境問題を考える絵本です。
著者:Crisp, Dan
 
 

Five Little Monkeys Jumping on the Bed(JY)

五匹のコザルたちはお母さんが部屋を出て行ったのを見計らって、ベッドのうえを飛び跳ね始めました。ところが、一匹のコザルがベッドから転がり落ちて、さあ大変。お医者さんからは「もう絶対にベッドのうえを飛び跳ねないように」と言い渡されますが……。
著者:Chiristelow, Eileen
 

Five Little Monkeys Jumping on the Bed(RA)

子ザルの兄弟が、ベッドで大騒ぎをして1匹ずつケガをしてしまうおなじみの絵本。ママのほかにパパも登場します。5匹の子ザルたちのケガの具合と治療法がそれぞれ異なり、バンドエイドでおしまいの子から注射をされてしまう子まで。
 
 

Five Little Monkeys Sitting in a Tree(JY)

5匹の子ザルたちはママといっしょに川に遊びにやってきました。ママがお昼寝しているあいだ、子ザルたちは木のうえに登ることに。そこへ大きなワニが近づいてきて……。
著者:Chiristelow, Eileen
 

Frederick(JY)

みんなが冬に備えて、せっせと忙しく食べ物を集めているそばで、フレデリックだけはじっと瞑想しています。「どうして働かないの?」、「働いているよ」。フレデリックは寒くて灰色で長い冬のために、「おひさまの光」と「色」と「言葉」を集めているというのです。
文・絵: Leo Lionni
 
 

Freight Train(JY)

1979年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
最後部は赤い車掌車、次はオレンジのタンク車、黄色のホッパー車、緑、青、紫と続き、先頭はもちろん黒い蒸気機関車。カラフルな貨物列車がぐんぐんスピードを上げて行き、トンネルを抜けて疾走します。
文・絵: ドナルド・クルーズ
 

The Frog Princes(RA)

グリム童話『カエルの王子』をもとにしています。わがままな王女が金のボールで遊んでいて、うっかり池に落としてしまいました。池のカエルたちが、自分たちの友だちになってくれたらボールを取ってあげると言います。王女は「約束する」と言ったのに、守りません。
 
 

From Head to Toe (TP)

エリック・カール作。ペンギン、キリン、バッファローなど、12匹の動物が登場し、「ボクは首をかしげることができるよ」「肩を上げることができるよ、キミはどう?」と問い掛けます。それに対して、人間の子どもが「できるよ!」と返していきます。
文・絵: Eric Carle
 
 

G

The Gingerbread Man(RA)

子どもが欲しくてたまらないおじいさんとおばあさんはある日、子どもの形をした生姜入りクッキー、ジンジャーブレッドマンを作りました。でも、完成した途端に「つかまえられるものならつかまえてごらん!」と外に逃げ出してしまいます。
 

Giraffes Can’t Dance(JY)

キリンのジェラルドはジッと立っているのが得意。でも、脚が細すぎて走るのは苦手です。毎年開催されるジャングルのダンスパーティーは憂鬱の種。今年もほかの動物たちに笑われてパーティー会場を抜け出したジェラルドでしたが、コオロギにアドバイスされ、自分なりのダンスに目覚めます。
文: Giles Andreae(ジャイルズ・アンドレア)
絵: Guy Parker-Rees(ガイ・パーカー=リーズ)
 
 

Go Away, Big Green Monster!(JY)

暗闇に浮かぶ黄色い目。ページをめくると、緑色の鼻、赤い口と、顔のパーツがひとつずつ出てきて、やがてモンスターの顔全体が現れる仕掛け絵本。
著者:Emberley, Ed
 

Go Away Mr Wolf!(JY)

『三匹の小ブタ』の現代版。小ブタたちがお留守番をしていると、玄関をノックする音が。「アイスクリームはどう?」「泳ぎに行かない?」……。悪いオオカミがあの手この手でドアを開けさせようとしますが、賢い小ブタたちはだまされません。
文:Price, Mathew
絵:Atsuko, Morozumi
 
 

Go, Go, Grapes!(JY)

軽快なチャンツのリズムに乗せて、いろいろな色や形の果物が30種類以上も登場します。よく知っているblueberry、bananaやappleから、pomegranate(ザクロ)、persimmon(柿)のようにちょっと難しいスペルのもの、あまり見かけたことのないようなものまで。
文・絵: April Pulley Sayre
 

The Golden Goose (RA)

グリム童話『金のガチョウ』をもとにしています。
意地悪な兄に比べ、弟のハンスは心優しくて、森で老人を助けました。お礼にもらった金のガチョウは不思議なガチョウ。触った人も、その人に触れた人も全員くっついてしまって、おかしな行列が通りを行進します。

 

 
 

Golditwins and the Three Bears (RA)

ゴールディロックスとゴールディソックスは双子の姉妹。ある日、おいしそうな匂いにつられてクマさんの家に忍び込み、スープを飲んだあげくに、椅子とベッドを壊してしまいました。散歩から帰ってきたクマさん一家はカンカンです。
 

Good for You!(JY)

いないいないばあ、はじめて体験すること、トイレ、乗り物、遊具、身体の部分、動物のしぐさなど、子どもの日常生活を24編のリズミカルな詩で表現。そして全部の詩を歌にしています。自然な生活用語がたくさん覚えられ、大人にも勉強になります。
文: Stephanie Calmenson
絵: Melissa Sweet


Goodnight Moon (TP)

ベッドに入った小ウサギが部屋の中のいろいろなものや、窓から見えるものにひとつひとつおやすみなさいをしていきます。カラーページと白黒のページが交互に登場し、カラーページはだんだん暗くなって眠りを誘います。韻を踏んだ英文でこそ味わいたい名作です。
文: Margaret Wise Brown
絵: Clement Hurd
 

Good-Night, Owl! (TP)

夜行性のフクロウが眠ろうとしたら、ミツバチ、リス、鳥たちが次々とやってきて、いろいろな音を立てます。うるさくてとても眠ることができません。やがて夜になり、皆が寝静まったところで、フクロウの逆襲が始まります。
文・絵: Pat Hutchins
 

Goody Goody Gumdrops!(mpi)

 
ママにおつかいを頼まれて、パンを買いに行くことになった男の子。途中でパパ、イヌ、ネコ、サル、ウサギに「ついでに」と次々と買い物を頼まれます。Okay!と元気に返事をしますが、本当に全部覚えてる?
文: Papa Moo
絵: 松岡 芽衣
 

Gorilla (TP)

ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。お父さんとふたり暮らしのハンナはゴリラが大好き。お父さんは仕事が忙しくて、ハンナは寂しい思いをしていました。お誕生日の夜、信じられないことが起こります。ゴリラがハンナを動物園に連れて行ってくれるというのです。
文・絵: Anthony Browne
 

The Great Big Enormous Turnip(JY)

小学1年生が国語で学ぶロシア民話『大きなかぶ』の英語版。ヘレン・オクセンベリーのイラストは、大きくなってから英語で読み直すのにピッタリ。CDにはミュージカル・バージョンも収録され、まるでロシアの大地から響いてくるような歌は聞き応え十分です。
文:Tolstoy, Alexei
絵:Oxenbury, Alexei
 

Guess How Much I Love You (TP)

ちいさいウサギは大きいウサギが大好き。こーんなに両手いっぱい伸ばしたくらい好きだよ。でも、大きいウサギはもっともっと両手を伸ばして、こんなに、こーんなに好きさと返してくるのです。ちいさいウサギのひたむきさに心が温かくなる名作。
文: Sam McBratney
絵: Anita Jeram
 
 

H

Halloween Witch(RA)

ハロウィーンの日は魔法使いの女の子の誕生日。パーティーにみんなを招待しようとしますが、スケルトンもモンスターも海賊もハロウィーンの準備で大忙しで、それどころではないようです。しかたなく、飼い猫とふたりだけでパーティーを始めようとしたら、うれしいサプライズが……。
 

Handa’s Surprise(TP)

ハンダはバスケットに7種類の果物を詰めました。友だちのアケヨに持っていくためです。「アケヨはどの果物が好きかな?」わくわくしながら、バスケットを頭に乗せて出発します。ところが、動物たちがバスケットから次々果物を取っていってしまうのです。
文・絵: Eileen Browne
 
 

Hansel and Gretel(RA)

グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』をもとにしています。病気で働けないお父さんのために、子どもたちは禁じられた森へ食べ物を探しに出掛けます。そこへなんと赤ずきんちゃんが登場し、森の奥深くにパンでできたお家があると教えてくれました。
 

The Happy Day(JY)

雪深い森の中、動物たちは眠っていました。でも、春のにおいに気づき、動物たちは目をあけて、鼻をくんくん。やがて、春のにおいのする方向へ走りだします。白黒の「冬」の世界から、あざやかな「春」の一輪が咲きます。
2010年コルデコット賞オナー賞受賞作品。
文:Ruth Krauss
絵:Marc Simont
 
 

Happy Halloween! (RA)

ハロウィーンの夜、ヴァンパイヤがゴーストと魔女とミイラを眠りから呼び覚まして、子どもたちを怖がらせようと誘います。一方、子どもたちはゴーストや魔女の仮装をして、脅かす気満々です。でも、臆病なミイラは子どもたちと仲良くする方を選びます。

Harry by the Sea (TP)

『うみべのハリー』の原書です。一家で海にやってきたイヌのハリーは、直射日光が苦手でビーチパラソルの下に潜り込もうとしますが、ギューギューで追い出され、子どもたちが作っている砂のお城をこわして追い払われ、さんざんです。
文: Gene Zion
絵: Margaret Bloy Graham
 
 

Harry the Dirty Dog (TP)

おなじみ『どろんこハリー』の原書です。ハリーは黒ブチのある白イヌ。何でも大好きなのに、おフロだけはきらいです。おフロ用のブラシをしっかり裏庭に埋めてからあちこちで遊び回り、道路工事のタールや蒸気機関車のススで汚れて、白ブチの黒イヌになってしまいました。
 

Harvey Slumfenburger’s Christmas Present (TP)

プレゼントを配り終えてやっと帰宅したサンタ。トナカイは体調不良で早々にベッドへ。ところが、袋の中に1個だけ配り忘れたプレゼントが残っているではありませんか。しかもそれは、はるか遠くの山の上に住んでいる男の子宛のものでした。
文・絵: John Burningham
 
 

The Haunted Halloween Party (RA)

近所のおじいさんから幽霊屋敷の話を聞いた子どもたち。自分は弱虫なんかじゃないことを証明するために、ハロウィーンの夜に屋敷を訪れます。でも、クモの巣の張った真っ暗な屋敷の中には本物の幽霊がいて。
 

Hattie and the Fox(JY)

ハティは大きな黒い雌鳥。ある朝、茂みからのぞいている鼻に気づきました。まあ大変、キツネが狙っているとハティは大騒ぎしますが、農場の仲間は「あっそー」「それがなにか?」とか言って、誰も相手にしません。
文:メム・フォックス
 
 

Have You Seen My Cat? (TP)

エリック・カール作。
「ボクのネコ見ませんでしたか?」、男の子が世界中のあちこちを探して回ります。現地のひとが指さす先には、ライオン、チータ、ピューマなど、いろいろなネコ科の動物が。音楽に乗せた朗読にはリアルな鳴き声の効果音が入っています。
文・絵: Eric Carle
 

Heckedy Peg(JY)

母親と暮らす7人の子どもの名前はMondayからSunday。ある日、留守番をしていた子どもたちは、魔女のHeckedy Pegにだまされて食べ物に変えられてしまいました。わが子を助け出そうと必死になる母親の強さを、ドン・ウッドがみごとに表現しています。
オードリー・ウッド/ドン・ウッド 作
 

Hello, Red Fox(JY)

もうすぐカエルの誕生日。お母さんガエルはパーティを開くことにしました。招待したのは、赤いキツネ、紫色のちょうちょ、オレンジ色のネコ、緑色のヘビ、黄色い鳥、青い魚。でも、やってきたのは……? 色彩の補色がわかる絵本です。
著者:Eric Carle
 

Henny Penny(JY)

シニカルなイギリスの民話。ある日、雌鳥のヘニー・ペニーの頭の上にどんぐりが落ちてきました。「何てこと!空が落ちてくる。王様に知らせなきゃ」。王様のところへ急ぐ途中で仲間が増えていき、頭にナベやバケツをかぶった変な行列が続きます。
文:Werner, H
絵:Zimmermann
 

Here We Go Round the Mulberry Bush(JY)

イギリスのナーサリーライム、おなじみの『桑の木のまわりを回ろう』のメロディに乗せて、子どもたちの1日がリズミカルに綴られます。
絵:Kubler, Annie
 
 

Hickory Dickory Dock(JY)

マザーグースの穴あき絵本。ネズミが掛け時計を駆け上がり、1時を打つと駆け下りた。ネコやイヌやカエルたちも後に続いて、12時まで繰り返されます。ネズミはran up、ネコはclimed up、イヌはdashed upと、12種類の動物の動詞が全部異なるのには、なるほどと納得。
絵: Kelly Caswell
 

A Hole in the Bottom of the Sea (JY)

 
海の底には穴があって、その暗がりにはサメがいるんですって。ページをめくると、ウナギ、タコ、カニ、巻き貝たちが次々と登場して、にぎやかになっていきます。リズミカルな英文の繰り返しで、海底への興味がドンドン広がる楽しい絵本。
編: Jessica Law
絵: Jill McDonald

Home(JY)

いろんな形、いろんな用途のお家が登場します。田舎の一軒家に街中のアパート、片付いたお家に散らかったお家、煙突みたいに背の高いお家に平屋のお家。お城がある一方で、盗品を隠している地下の隠れ家もあったり。味わい深い色調の挿絵の中に、遊び心がたくさん隠れています。

 

文・絵: Carson Ellis

 

Hooray for Fish!(JY)

メイシーちゃんでおなじみのルーシー・カズンズの絵本。
ボクは海の中の小さなサカナ、仲間がたくさんいるんだよ。赤青黄色のサカナ、太ったサカナや細長いサカナ。鮮やかなイラストのサカナたちが、リズミカルな歌と一緒に韻を踏んで登場します。
文・絵: Lucy Cousins

A House for Hermit Crab (TP)

エリック・カールの絵本。1月のある日、それまで住んでいた貝殻が小さくなったヤドカリは、お引っ越しを決心しました。2月にぴったりの貝殻を見つけ、3月にはイソギンチャク、やがてヒトデやサンゴたちも同居することになって、カラフルでにぎやかな新居になりました。
文・絵: Eric Carle

A House Is a House for Me(JY)

穴はモグラのお家、イヌはノミのお家、ガレージは車のお家、バラは香りのお家、私の頭は秘密のお家。よく知っているものから、おっ!なるほどと驚くものまで、たーくさんのお家が登場します。
文: Mary Ann Hoberman(メアリー・アン・ホバーマン)
絵: Betty Fraser(ベティ・フレイジャー)
 
 

How Do You Feel?(JY)

15種類の感情表現を学ぶ本。いま、どんな気分?
うーん、ときには退屈だったり、寂しかったり、自信満々かと思うと、次には気弱になったり。サルくんが表情たっぷりにいろいろな感情を表現します。
アンソニー・ブラウン 作
 
 

Hush Little Baby (JY)

ソフトカバー版が品切れになった絵本が、かわいいボードブックになって復活しました。ちょうどCDケースと同じサイズの、宝物のような絵本です。
夕暮れから夜になり、子守歌を聞きながら眠りにつくまでの、ウサギの親子の生活が描かれています。
文・絵: Sylvia Long
 
 

I

I Am the Music Man(JY)

さあ、君は何が演奏できるの? 穴あき絵本の窓からいろいろな楽器を持った演奏家たちが顔を出して、きれいな音を奏でます。
絵:Debra Potter
 

I Like Me!(JY)

ブタの女の子は自分のことが大好き。ちょっとポッチャリしているところも好き。転んでも自分で立ち上がり、失敗してももう一度やり直します。ありのままの自分を受け入れ、いつも前向きに考えるメッセージが込められた絵本です。
文・絵: Nancy Carlson(ナンシー・カールソン)
 
 

I Love School(JY)

黄色いスクールバスに乗って登校!I love to…、I
like…と、やさしい英文が続きます。ブロック遊びにお絵かき、チャイムが鳴ったら休み時間。滑り台やブランコで遊んだあとは、数字とアルファベットの練習です。ここはキンダーガーテン。小学校に入る前に、たくさんのことを学びます。
文: Philemon Sturges
絵: Shari Halpern
 

I Want My Hat Back (TP)

ぼーっとした図体の大きなクマが、帽子を探しています。どこに行ったかわからないのです。いろいろな動物たちに聞いて回りますが、「帽子ってなに?」というのまでいて、見つかりません。邦題『どこいったん』。
文・絵: Jon Klassen
 
 

I Went Walking(JY)

小さな男の子がお散歩に出かけます。誰に会うのでしょう? ページの端にちょっとだけ見えているものから、次のページに登場する動物を想像してみましょう。
文:Williams, Sue
絵:Vivas, Julie
 

If the Dinosaurs Came Back(JY)

もし恐竜がよみがえったら、消防士さんが火を消すお手伝いができるし、高層ビルを建てる資材運びに、図書館の一番上の棚から本を取り出すお手伝いもできる。恐竜が大好きな子どもの夢はドンドンふくらみます。
文・絵: Bernard Most(バーナード・モースト)
 
 

If You Give a Moose a Muffin(JY)

もしもマフィンの匂いにつられて家の近くにやってきた大きなムースに1個あげたら、ムースはジャムを欲しがるでしょう。そしてマフィンを食べ終えたら、もう1個欲しがるでしょう。男の子は次々とムースの要求に答えていきますが、お庭にはママがいるから気が気ではありません。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 

If You Give a Mouse a Cookie(JY)

もしも通りすがりのネズミにクッキーをあげたら、ネズミはミルクを欲しがるでしょう。もしミルクをあげたら……。ネズミの要求は際限なく続きます。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 
 

If You Give a Pig a Pancake(JY)

もしも旅の途中の子ブタにパンケーキをあげたら、子ブタはシロップを欲しがるでしょう。お気に入りのメープルシロップを少し分けてあげたら……。突拍子もない子ブタの要求に淡々とこたえていくのは、本作では女の子です。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 

If You Take a Mouse to School(JY)

もしもネズミを学校に連れて行ったら、ネズミはランチボックスを欲しがるでしょう。もちろんサンドイッチも。そのあたりは当然としても、学校に着いたネズミは算数もするし、verisimilitudeなんて難しいスペルも書くし、理科の実験にも参加するのです。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 
 

If You Take a Mouse to the Movies(JY)

もしもネズミを映画館に連れて行ったら、ネズミはポップコーンを欲しがるでしょう。もしポップコースをあげたら、ネズミは針と糸でつなごうとするでしょう(アメリカではポップコーンを長くつないだものを雪に見立ててツリーに飾ったりするのですね)。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 

If You’re Happy and You Know it! (JY)

 
しあわせならみんなで手をたたこう!
アメリカの手遊び歌をもとにした絵本です。「手をたたこう」「足を踏み鳴らそう」「ぐるっと回ろう」……と、9番までリズミカルに続いていきます。それぞれのシーンに4カ国の子どもたちが登場して、身体を動かすお手本を見せてくれます。
編: Anna McQuinn
絵: Sophie Fatus
 

I’m the Best(JY)

「勝った!ボクが一番さ!」、ルーシー・カズンズの描くイヌくんは自信満々です。モグラよりずっと速く走れるし、アヒルより穴を掘るのがうまいし、テントウムシよりはるかに大きいし、ロバより泳ぐのがウンと上手だし。でも、比べる相手をちょっと変えてみたら・・・・・・。
文・絵: Lucy Cousins(ルーシー・カズンズ)
 

Inch by Inch(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。邦題『ひとあしひとあし』。お腹をすかせたコマドリに食べられそうになったシャクトリ虫。「自分は役に立つ。長さを測れる」と命乞いします。早速コマドリのしっぽの長さを測ったり、フラミンゴの首を測ったり、サギの脚を測ったりと大忙し。
文・絵: Leo Lionni
 

Interrupting Chicken(TP)

小さいチキンはお休み前にパパから本を読んでもらいます。「読んでる途中でジャマしちゃダメだよ」、「もちろん、いい子にしてるよ」。でも、『ヘンゼルとグレーテル』をパパが読み出したら、「お菓子の家に入っちゃだめ!それは魔女だ」と叫び、お話はあっという間にジ・エンド。
文・絵: David Ezra Stein
 

It Looked Like Spilt Milk (TP)

 

全ページ、紺色と白だけのシンプルで不思議な絵本。ときにはこぼれたミルクのように見えるけど、ミルクじゃない。ウサギのように見えたりするけど、ウサギじゃない。Sometimes it looked like …、But it wasn’t …、このふたつの英文の繰り返しが続きます。
文・絵: Charles G. Shaw
 

It’s My Birthday (TP)

誕生日にケーキを作ろうとする子どもを動物たちが手助けします。ニワトリは卵を提供し、小麦粉は小グマがお母さんグマから分けてもらい、サルがサクランボを採ってくれたり。最後に子どもが言います、「みんな、ケーキを食べるのを手伝ってね」。
文・絵: Helen Oxenbury
 

Itsy Bitsy Spider(JY)

マザーグースの穴あき絵本。雨樋をよじ登ったクモは降ってきた雨で流され、やがて太陽が出て乾くと、またよじ登ります。全部で7匹のクモがお家のいろいろなところに登っては、それぞれ災難に遭い、それでもまた登るの繰り返し。Incy Wincy、Hippy Hoppyと、言葉あそびが楽しい絵本です。
絵: Nora Hilb
 
 
 

J

Jack and the Beanstalk (RA)

イギリスの童話『ジャックと豆の木』をもとにしています。
貧しくて食べ物がなくなったお母さんは、ジャックにウシを売ってくるように言いました。でもジャックは何粒かの豆と交換してしまいます。雲の上のお城に住む巨人が口ずさむFee-fi-fo-fumはディズニーアニメでもおなじみです。
 

Jack and Zak (mpi)

ジャックとザックは兄弟。ひとつの部屋で仲良く暮らしていましたが、ある日、お兄ちゃんのザックが部屋の真ん中に線を引き、「こっち側はボクの領分」と宣言しました。ジャックは訳がわかりません。アメリカの手遊び歌『ミス・メリーマック』のメロディに合わせて、ストーリーがそのまま歌になります。
文: Papa Moo
絵: 松岡 芽衣

The Jacket I Wear in the Snow(JY)

冬はモコモコと重ね着します。ジャケット、マフラー、帽子、手袋、セーター……。ページをめくるごとに身につけるものが増えていき、最後には泣き出した子どもをお母さんが助けに来てくれました。今度はマフラーをゆるめ、セーターのボタンをはずしと、服を脱いでいく表現が登場。
文: Shirley Neitzel
絵: Nancy Winslow Parker
 

Jasper’s Beanstalk(JY)

月曜日、ネコのJasperは豆を見つけました。そして火曜日、豆を土に埋めました。「ジャックと豆の木」のように、あっという間に豆の木が生えてくることを期待しているJasperですが、待っていてもなかなか芽は出てきません。
文:Nick Butterworth
絵:Mick Inkpen
 
 

Jamberry (TP)

男の子とクマさんがいろいろなベリーをいっぱい摘む、カラフルで楽しい絵本です。ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリーはもちろん、食べられそうにないベリーも次々と登場します。CDは軽快な音楽に乗せたチャンツ形式。
文・絵: Bruce Degen
 

Joseph Had a Little Overcoat(JY)

2000年、コルデコット賞金メダル受賞作
ハードカバー、穴あきの仕掛け絵本。ジョセフのコートが古くなってすり切れると、傷んだ裾を切り取ってジャケットに仕立てました。ジャケットが古くなると、今度はベストにしました。最後にはハンカチからボタンに。
文・絵: Simms Taback

Jesse Bear, What Will You Wear? (TP)

クマの親子の心温まる1日が描かれています。「ジェシー・ベア、今朝は何を着るの?」、お母さんが問い掛けます。小さいジェシー・ベアにとっては、シャツやズボンばかりでなく、太陽も椅子も食べ物もぜんぶ「着るもの」。親子の読み聞かせにぴったり。
文: Nancy White Carlstrom
絵: Bruce Degen

The Journey Home from Grandpa’s(JY)

家族でおじいちゃんを訪ねたあと、黄色い車に乗って帰る途中、白いヘリコプター、紫色の列車、ピンクのトラクター、黒いクレーン車、赤い消防車など、いろいろな乗り物と出合います。それぞれの乗り物はどんな動きをして、何をしているところでしょう。
文: Jemima Lumley
絵: Sophie Fatus
 
 

K

King Bidgood’s in the Bathtub(JY)

ドン・ウッドの筆が冴え渡る傑作。「今日は、戦いも食事も仮面舞踏会もバスタブの中でやるぞ!」。どうしてもお風呂から出てこない王様に、お后も家来たちも頭をかかえてしまいました。王様のバスタブの中は大混乱。最後に知恵を働かせたのはお小姓でした。
文:Audrey Wood
絵:Don Wood
 

King Midas and the Golden Touch (RA)

ギリシャ神話より。強欲なミダース王は策略を立て、まんまと自分が触れるものはすべて金に変わる能力を手に入れます。「危険な能力」と忠告されていたにもかかわらず、次々と身の回りのものを金に変えて行きます。

 

 
 
 

The Kissing Hand (JY)

アライグマのチェスターは「学校に行きたくない、お家にいたい!」と泣いてお母さんに訴えます。「ときにはイヤなこともしなければならないわね。でも学校に行けば新しい友だちができるわよ」、お母さんはやさしくチェスターをさとしながら、秘密のおまじないをしてくれました。
文: Audrey Penn
絵: Ruth E. Harper and Nancy M. Leak
 

Knock! Knock! Knock! (JY)

ヒヨコのチャーリーとイモムシのエイミーは大の仲良し。ある日、エイミーの姿が見えなくて、チャーリーはあちこち探し回ります。農場のドアや植木鉢の下から出てきた動物たちは、だれもエイミーを見ていないと言います。ついに、葉っぱの陰からエイミーの声が聞こえますが……。
文: Mathew Price
絵: Atsuko Morozumi
 

Knuffle Bunny Too(TP)

女の子は大好きなウサギのぬいぐるみを連れて学校へ。ところが、同じぬいぐるみを持ったクラスメートと口ゲンカになり、先生から没収されてしまいます。放課後に返してもらいますが、そこで問題発生。真夜中に異変に気づいた女の子は大騒ぎです。
That is not my bunny.
文・絵: Mo Willems
 
 

L

Let’s Go into Space! (TP)

男の子と一緒にロケットに乗って宇宙に行こう! 地球が遠くなって、月がすぐ近くで明るく輝いています。ロケットの窓が丸くくり抜かれていて、そこから何が見えるかワクワクの穴あき絵本。小さめサイズのボードブックに、男の子の夢がいっぱい詰まっています。
文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)

Lemons are Not Red(JY)

ページの一部がレモンやニンジンやフラミンゴやお月さまなどの形にくり抜かれた穴あき絵本。レモンは赤くない。じゃあ何色?
ページをめくると正解が出てきます。
少ない文字と鮮やかな色使いで、子どもの想像力をかき立て、好奇心に働きかけるユニークな絵本です。
文・絵: Laura Vaccaro Seeger

Let’s Go Nuts!(JY)

主食にもスナックにもスパイスにもなるナッツ類。アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオはすぐわかっても、ダル豆、ひよこ豆、ライ豆は英語で何と言うのでしょう。さまざまな形や色のナッツの写真がこれでもかとばかりに大集合し、ユニークな写真絵本になりました。
文・絵: April Pulley Sayre
 

Let’s Make Rabbits (JY)

レオ・レオニ作。「おはよう」、ハサミが鉛筆に言いました。「今日は何をしようか」、「ウサギをつくろう」。ということでストーリーが始まります。かくして鉛筆書きのウサギと、きれいな紙をハサミで切って貼り合わせたウサギが誕生しました。
文・絵: Leo Lionni (レオ・レオニ)
 

Listen, Listen (JY)

夏は虫たちのコーラス、chirp, chirp, churr, churr, buzz, buzz, whirr, whirr。葉っぱがサラサラ音を立て、ハンモックがユラユラし、子どもたちがパシャパシャ水遊びをして、やがて夏が去り、秋がやってきます。季節ごとの擬音語、擬態語をいっぱい集めた絵本です。
文: Phillis Gershator
絵: Alison Jay
 

Little Beauty (TP)

手話のできるゴリラが主人公。ある日ゴリラは「友だちが欲しい」と飼育員に伝えました。連れてこられたのはかわいい小ネコ。あまりのミスマッチぶりにどうなることかと思いましたが、ふたりはとっても仲良しに。大きなゴリラと小さな小ネコの友情をユーモラスに描いたお話です。

 

文・絵: Anthony Browne

Little Beaver and The Echo (TP)

大きな沼のほとりに、小さいビーバーがひとりで住んでいました。ある日、寂しさに耐えかねて泣き出してしまいました。すると、はるか遠くの対岸から、誰かが泣いているのが聞こえてきました。その「誰か」を探しに行く途中で、カモやカワウソやカメが仲間に加わって……。
文: Amy MacDonald
絵: Sarah Fox-Davies

Little Blue and Little Yellow(JY)

レオ・レオニ作。青色の親友は黄色。通りの向かいに住んでいて、学校でも隣の席です。ある日、黄色の姿が見当たらなくて、あちこち探し回ってやっと見つけて、思わずハグ。そしたら、ふたりとも緑色になってしまいました。パパとママも、うちの子じゃないというし、大変です。
文・絵: Leo Lionni
 
 

The Little Old Lady Who Was Not Afraid of Anything (TP)

カボチャのお化けのお話。ハロウィーンにおすすめです。昔あるところに、何も恐いもののないおばあさんがいました。暗くなった森の中で、ドスンドスン動く大きな靴に出会っても、クネクネ揺れるズボンに出会っても動じません。
文: Linda Williams
絵: Megan Lloyd
 

The Little Red Hen(RA)

『ちいさなあかいめんどり』をもとにしています。小麦の種を見つけためんどりは、誰か植えるのを手伝ってくれない?と頼みますが、アヒルもネコもイヌも断ります。やがて大きく育った小麦。収穫の手伝いを頼みますが、やはり忙しいと断られました。
 
 

Little Red Riding Hood(RA)

『赤ずきんちゃん』をもとにしています。赤ずきんちゃんはおばあさんのお見舞いに出掛けます。知らない人と話してはいけないよ、知らない人から食べ物をもらってはいけないよと、お母さんから厳重に注意されていたのに、オオカミと気軽におしゃべりし、手渡されたイチゴを食べてしまいました。
 

Little Simba and Four Tigers (RA)

『ちびくろサンボ』のタイトルで知られる童話をもとにしています。
シンバ少年はママが作ってくれた赤いTシャツと青いパンツ、パパが買ってくれた緑色の傘と紫色の靴を身につけて、ルンルンでジャングルに出掛けました。しかし、そこには怖いトラが4匹もいて、シンバを食べようとします。
 
 

Llama Llama Red Pajama(TP)

ベッドでママにお話を読んでもらい、赤いパジャマのラマはお休みなさい……。のはずが、ママが一階の台所に行った途端、「ママー!」。最初はおとなしくママを待ちますが、暗闇の中で赤ちゃんラマの目はしだいに大きく見開かれ、だんだんウルウルしてきて、ついに我慢しきれず大騒ぎ。
文・絵: Anna Dewdney
 

LMNO Peas(JY)

小さいグリーンピースたちがAからZで始まる、いろいろなものに扮装して登場します。Aはacrobats、artists、astronauts、Pはpaintersにpoetsにplumbers、pilots、parachutistsと、たくさんの職業が学べます。いっぱいいる豆さんたちは、それぞれが個性的でイキイキして元気いっぱい。
文・絵: Keith Baker
 
 

Lots of Feelings(JY)

 
たくさんの感情表現を、誌面いっぱいに広がる子どもたちの顔写真で学ぶ本。ハッピーだったり、悲しかったり、怒っていたり、真面目だったり。子どもたちはストレートに感情を表し、CDの音楽もそれぞれにマッチしています。
文・絵: シェリー・ロットナー

Love You Forever (JY)

赤ちゃんをやさしく揺すりながら、子守歌を歌う母親。その子どもが2歳になると、トイレットペーパーを引き出すわ、いろんなものをひっくり返すわ、それも得意げな顔で。9歳になると家中を傍若無人に汚し、悪い言葉を使うしで、飼い猫も逃げ出す始末。
文: Robert Munsch
絵: Sheila McGraw
 

M

Madeline(JY)

1940年のコルデコット賞銀メダル受賞作。パリの寄宿舎で暮らす12人の女の子とミス・クラベル。一番小さいマドレーヌはネズミも怖くないし、動物園のトラも平気。盲腸になってしまっても、手術の傷跡を自慢げに見せびらかす元気な女の子です。
文・絵: Ludwig Bemelmans(ルドウィッヒ・ベーメルマンス)
 

Madeline’s Rescue(JY)

1954年、コルデコット賞金メダル受賞作。
パリの寄宿学校で暮らす女の子マドレーヌ。イタズラが過ぎて川に落ちてしまったマドレーヌを、賢い犬が救ってくれました。それからは12人の女の子と先生のミス・クラベルと、犬の楽しい日々が始まりました。
文・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
 
 

The Magic Cooking Pot (RA)

 

グリム童話『まほうのなべ』をもとにしています。
貧しくて食べ物がなくなってしまった一家。お腹をすかせた弟たちのために、長女のメアリーはベリーを摘みに森へ出掛けました。そこで出会った老女にベリーを分けてあげると、お礼にと魔法の鍋をプレゼントしてくれました。その鍋は呪文を唱えると、オートミール粥をどんどん作ってくれるのです。

 

 

The Magic Hat(Y)

ある日突然、魔法の帽子がクルクルと空を飛んできました。ひとりのおじさんの頭に止まると、おじさんは巨大なヒキガエルに変身!
帽子は街の中をフワフワと飛び続け、大人たちをクマやカンガルーやキリンなどに次々と変身させて行きます。そこへ今度は本物の魔法使いが現れて……。
文: Mem Fox
絵: Tricia Tusa
 
 

Magic Shoelaces(JY)

マシューは靴のヒモが上手に結べなくてイライラ。姉のジェシカや近所の子どもたちにもからかわれます。そこへ不思議な男の人が現れて、魔法の靴ヒモと交換してくれました。もう結ぶ練習をしなくていいんだと大喜びしたのに、今度はどうしてもほどけなくて……。
著者:Wood, Audrey
 

Make Way for Ducklings(JY)

1942年、コルデコット賞金メダル受賞作。
子育ての場所を探してボストン上空に飛んできたカモのマラード夫妻。チャールズ川の中州ならぴったりと、巣を作りました。やがて8羽のひなが生まれ、おかあさんの後をよちよち追いかけて、車が行き交う街中にやってきました。
文・絵: ロバート・マックロスキー
 

Mary Had a Little Lamb(JY)

『メリーさんのヒツジ』が楽しい穴あき絵本になりました。雪のように白いヒツジ、くるくる巻き毛のヒツジ、一番フカフカのヒツジ・・・・・。それぞれ特徴の違う7匹のヒツジが登場して、学校へ、街中へ、海へと、メリーさんのあとをどこにでも追いかけます。
絵: Marina Aizen
 

Mary Wore Her Red Dress(JY)

リスのメアリーは赤いドレスを着て、クマのお誕生パーティに出掛けます。アライグマのヘンリーは緑色のスニーカーを履いています。最初は白黒の鉛筆画から始まり、ページをめくるごとに1色ずつ色が増えていって、最後はカラフルなパーティがスタート。
著者:Peek, Merle
 
 

Me! Me! ABC(JY)

パンダやウサギ、カメなどのキャラクターたち8人(匹?)が、アルファベット26文字で始まる動詞を教えてくれます。AはAdmire
me. EはE-mail me. PはPay attention to me.など、それぞれの意味に合わせた表情を誌面いっぱいに見せてくれます。
文: Harriet Ziefert
人形作成: Ingri Von Bergen
 

Meg and Mog(JY)

魔女のメグはネコのモグと白フクロウと一緒に暮らしています。ハロウィーンの夜、メグと4人の魔女仲間は、大鍋の中にそれぞれが持ち寄った怪しげな物を入れました。鍋をかき回しながら皆で呪文を唱えると、あれれ、ちょっとした間違いが発生してしまいます。
文: Helen Nicol(ヘレン・ニコル)
絵: Jan Pienkowski(ヤン・ピエンコフスキー)
 
 

Milkshake Shake (mpi)

 
おかあさんウシと子ウシたちが、朝ご飯にミルクシェイクを作ります。カップに牛乳と、イチゴ、ブルーベリー、チョコレート、メロンをそれぞれ入れて、あとはシェイク、シェイク、シェイク。上下に振ったり、左右に振ったり、ウシさんたちはまるでダンスをしているかのよう。
文: 大江 パトリシア、中村 麻里
絵: イケベ ヨシアキ
 

Miss Mary Mack(JY)

英語圏の子どもたちに大人気の手遊び歌『ミス・メリーマック』のロングバージョン。同じ単語が3回繰り返されるリズミカルな歌が13番まで続きます。
文: メアリー・アン・ホバーマン
絵: ナディーン・バーナード・ウエストコット
 
 

Miss Rumphius(JY)

「ルピナスさん」の愛称で親しまれるアリス・ランフィアスの生涯を綴った絵本。
小さいときにおじいさんと約束したとおり、アリスは世界各地に旅をし、年を取ると海辺に家を構えました。最後の約束は世界をもっと美しくすること。さて、どうすればいいのかとアリスは考えます。
文・絵: Barbara Cooney(バーバラ・クーニー)
 

The Missing Christmas List(RA)

クリスマスプレゼントの包みを開けると、男の子にはボロボロのクマのぬいぐるみ、女の子には大きなクモが!
悲しむサンタさんのために、トナカイと妖精が原因を調査すると、邪悪なペンギンが贈り物リストを書き換えていたのでした。
 
 

Mister Seahorse(JY)

舞台は海の中。カラフルなサカナたちが登場します。Seahorse=タツノオトシゴのお父さんは、お母さんが産んだ卵を自分のお腹にある袋に入れて、それは大事に育てるのです。でも待って! イクメンのサカナはタツノオトシゴだけではありませんでした。
文・絵: Eric Carle
 

The Mixed-Up Chameleon (TP)

エリック・カール作。
動物園でたくさんの美しい動物たちを見たカメレオンは、シロクマのように大きくなれたら、フラミンゴのようにきれいになれたらと願います。すると、次々と実現してしまうのです。いろいろな色と形がゴチャゴチャになったカメレオンは、どうするのでしょう。
文・絵: Eric Carle
 
 

Monkey Puzzle(JY)

ジャングルでママとはぐれてしまった小ザルが泣いていると、通りかかったチョウがママを捜すのを手伝ってくれることに。ママの特徴を聞いて、「それならこっちにいるよ」と連れて行ってくれた先にいたのはゾウ、ヘビ、クモ、オウム、カエル、コウモリ。
文: Julia Donaldson(ジュリア・ドナルドソン)
絵: Axel Scheffler(アクセル・シェフラー)
 

Monster, Monster(JY)

絵本とCDがセットになったパックです。
どこかにモンスターが隠れていますよ。君はモンスター?と尋ねて探してみよう。しかけ絵本のようになっていて楽しい絵本です。
文・絵: Melanie Walshl
 
 

More Than Meets the Eye(JY)

目で見るだけでなく、五感で名画を味わってみようというユニークな絵本。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」、ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」をはじめとする名画25作品を掲載し、絵に描かれたお茶をすすってみたり、貂の毛並みをなでてみることを提案します。
文: Bob Rackza
 

Mouse Count(TP)

小さいネズミの天敵はヘビ。気をつけなければならないのに、つい眠くなって昼寝をしてしまったネズミたち。そこへお腹をすかせたヘビがやってきて、ネズミを食べてしまおうと、1匹ずつ広口ビンに入れていきます。10までのカウントアップとカウントダウンが学べます。
文・絵: Ellen Stoll Walsh
 
 

Mouse Paint(JY)

白い紙の上の3匹の白いネズミはネコには見つかりません。ある日、ネコが寝ているすきにネズミたちは赤、黄、青の絵の具のビンによじ登りました。赤と黄色が混じるとオレンジ色になり、黄色と青色が混じって緑色になりと、ネズミたちは色の変化が面白くてたまりません。
文・絵: Ellen Stoll Walsh(エレン・ストール・ウォルシュ)
 

Mr. Brown Can Moo! Can You? (mpi)

 
いろいろな動物の鳴き声、目玉焼きの焼ける音や汽車の音、雨の音などの擬態語・擬音語がたくさん登場し、英語の音とリズム、韻の踏み方が楽しく学べます。ミスター・ブラウンの後に続いてあなたも言ってみましょう。
文・イラスト: Dr.Seuss
 
 

Mr. Rabbit and the Lovely Present(JY)

1963年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
小さい女の子はお母さんの誕生日に何かプレゼントしたいのに、何が良いのかわかりません。困ってうさぎさんに相談しました。お母さんの好きな物は、赤い物、黄色い物、緑色の物、青い物……。モーリス・センダックの幻想的な挿絵が印象深い作品。
文: シャーロット・ゾロトウ
絵: モーリス・センダック
 

Mr Wolf’s Week(JY)

オオカミさんの1週間が始まりました。月曜日は雨、レインコートを着て雨靴を履いて、カサを持ってお出掛けです。曜日ごとにお天気が変わり、オオカミさんの服装も変わります。それぞれユーモラスなマンガ付きで、オオカミさんの悪戦苦闘ぶりが楽しめます。
文・絵: Hawkins, Colin
 
 

Mrs Wishy-Washy and the Big Farm Fair(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。ミセスのルールは「清潔」「こざっぱり」「きれい」「いい香り」の4つ。今日は大切な農場祭りだというのに、ウシたちは泥んこです。ゴシゴシ洗ってもらった動物たちは賞をもらえるでしょうか。
文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton
 

Mrs Wishy-Washy and the Big Tub (JY)

 
文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton
 
 

Mrs Wishy-Washy and the Big Wash(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。今日もミセスが動物たちを洗おうとしたら、ホースからお水が一滴も出ません。困ったミセスは動物たちをトラックに乗せて、お水を探しに街へ出掛けました。本屋さんにも楽器屋さんにもお水はありません。さて、どうしたでしょう。
文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton
 

Mrs Wishy-Washy on TV(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。ミセスがなんとテレビに出ることに。ブクブク石鹸で動物たちがいかにきれいになるか、実演するのです。アヒルとブタとウシをゴシゴシ洗い終えたミセスが次に狙いを定めたのは、テレビレポーターでした。
文: Joy Cowley
絵: Philip Webb
 

Mrs Wishy-Washy’s Birthday(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。明日はミセスのお誕生日。ミスターはピンクのバラのケーキを作りました。農場の動物たちは自分たちも何かプレゼントしたいと思いますが、何も持っていません。一晩中考えたすえに、あることを思いつきました。
文: Joy Cowley
絵: Philip Webb
 

The Musical Life of Gustav Mole(JY)

音楽好きの家庭に生まれたモグラのグスタフ。赤ちゃんのときはガラガラで演奏に参加し、やがて音楽学校に入学して才能に悩み、恋をして傷つき。その成長の過程には常に音楽がありました。三重奏、四重奏からフルオーケストラ、フォーク、ジャズまで、CD収録の音楽は本格的です。
文: Meyrick
絵:Kathryn
 

My Car(JY)

サムはクルマが大好き。原色を多用した鮮やかなイラストの中で、まん丸の目をしたおもちゃのようなサムが、大切なクルマについて説明をします。交通法規を守り、慎重に運転するサム。クルマのパーツや、交通標識についても学べます。乗り物が大好きな男の子にはたまらない1冊。
文・絵: バイロン・バートン
 

My Cat Likes to Hide in Boxes(JY)

フラ”ンス”のネコはダ”ンス”が好き、スペ”イン”のネコはエアプレ”イン”が好きと、世界各地のネコが韻を踏んで登場します。各国の特徴あるネコたちに比べて、わたしのネコはただただ箱に隠れるのが好きなのです。さて日本のネコは何が好きなのでしょうか。
著者: Eve Sutton and Lynley Dodd
 

My Dad(TP)

アンソニー・ブラウンのユーモアたっぷりの絵本。ボクのパパは悪いオオカミだって怖くない、駆けっこも一等賞、馬のように食べることができ(?)、カバのようにハッピー(??)。パパの得意なことの紹介がまだまだ続きます。
文・絵: Anthony Browne
 

My First Dictionary (JY)

 
DK社の美しい写真やイラストが使われています。見出し語1,000を、ビジュアルとシンプルな英文でクリアに説明している英英辞書。家族みんなで使えます。「Aとはこういうことです」「もし何かがBであれば、こうなります」のように、フルセンテンスで定義しているのが特徴です。
 

My First Word Book (JY)

ビジュアル出版で名高いDK社の美しい写真で1,000の英単語を学ぶ、贅沢な絵辞典です。My body、Pets、At school、Sportsなど、38のカテゴリー別に、関連語をまとめて学ぶことができ、大人にも勉強になります。
 

My Friends (JY)

女の子はお友だちのネコから歩くことを教わり、イヌからはジャンプを、サルからは木登りをと、いろんなことを教わります。ゴリラからはキックを!
邦題『みんながおしえてくれました』。
文・絵: Taro Gomi (五味太郎)
 

My Mum(TP)

アンソニー・ブラウンのユーモアたっぷりの絵本。でもMy Dadとは微妙にニュアンスが違います。ママはお料理が得意、偉大な絵描き(お化粧しているときはね)、世界で一番の力持ちでスーパーの荷物をたくさん持てる。母親と子どもの愛情に胸がキュンとなる、すてきな絵本です。
文・絵: Anthony Browne

My World (TP)

マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさいおつきさま』の姉妹編。
家族の日常生活のいろいろなシーンが、子どもの視点でつづられます。カラーページと白黒のページが交互に登場する独特の世界を、余韻たっぷりの歌や朗読がいろどります。
文: Margaret Wise Brown
絵: Clement Hurd
 
 
 

N

The Napping House(JY)

外は雨。垣根にはあじさいとバラの花。こんな日は心地よいベッドでお昼寝が一番です。おばあさんがグッスリ寝ているのを見たら、ボクも眠くなってきました。そして、イヌもネコもネズミも、みんな丸くなって寝てしまいます。
文:Wood, Audrey
絵:Wood, Don
 

Nighty Night, Little Green Monster(JY)

あの怖い怖いBig Green Monsterには、なんと子どもがいた?
ページをめくるごとに黄色い目が現れ、青緑色の鼻が現れ・・・・・・。違うところは、歯が1本しかなくて、髪の毛も1本だけ。そして小さいモンスターは何とも幸せそうな顔をしているのです。
文・絵: Ed Emberley
 

No One Saw (JY)

オキーフのように花を見た人はいない、スーラのように日曜日を見た人はいない、ゴッホのように星を見た人はいない、モネのように干し草を見た人はいない……。16作品の名画を掲載して、画家独特の視点に迫るユニークな絵本です。
文: Bob Rackza
 

No Roses for Harry! (TP)

『ハリーのセーター』の原書です。お誕生日におばあちゃんからセーターをプレゼントされたハリー。着心地はいいけれど、なんとバラの花の模様で、ハリーはどうしても着るのがイヤなのです。イヌのハリーの表情がひときわかわいくて楽しい作品です。
 
 

Noah’s Ark (TP)

ルーシー・カズンズが、子どもたちのために描いた『ノアの箱船』のお話です。いろいろな種類の動物たちを2匹ずつ乗せた箱船は、40日間続いた大雨と大洪水を乗り切ります。カズンズのイラストで、神の怒りのお話もほのぼのとしたものに仕上がっています。
文・絵: Lucy Cousins
 

No One Saw(JY)

オキーフのように花を見た人はいない、スーラのように日曜日を見た人はいない、ゴッホのように星を見た人はいない、モネのように干し草を見た人はいない……。16作品の名画を掲載して、画家独特の視点に迫るユニークな絵本です。
文: Bob Rackza
 
 

O

Old Macdonald Had a Farm(JY)

マグドナルド爺さんの牧場には、どんな動物がいるかな? 動物の鳴き声も聴いてみよう。日本で「ゆかいな牧場」として知られている民謡の絵本です。
絵:Adams, Pam
 

On Market Street(JY)

1982年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
アニタ・ロベルとアーノルド・ロベル夫妻の共作です。たくさんのお店が並ぶ商店街をABC順に見て回りましょう。
文: アーノルド・ロベル
絵: アニタ・ロベル

One Fine Day(TP)

1971年コルデコット賞金メダル受賞作。ある晴れた日、喉が渇いたキツネはおばあさんのミルクを飲んでしまいました。怒ったおばあさんはキツネのしっぽをちょん切り、「しっぽを返して欲しければ、ミルクを返しなさい」と言います。困ったキツネはウシに頼みますが……。
文・絵: Nonny Hogrogian
 

One Gorilla(JY)

1匹のゴリラ、2匹のチョウ、3羽のセキセイインコから10匹のネコまで、私の好きな物を紹介していく構成。野原や、花咲き乱れる庭を丁寧に描いたイラストは、大人の鑑賞にもおすすめです。
 
 

1Hunter(TP)

獲物を探して一直線にジャングルを進む、ひとりのハンター。樹の陰に隠れている2頭のゾウも、3匹のキリンも、地面にうずくまる4羽のダチョウも目に入りません。でも、最後に10羽のオウムのそばを通り過ぎたとき、何かの気配にフト振り返ってびっくり仰天。
文・絵: Pat Hutchin
 

One Lighthouse One Moon(JY)

色、曜日を紹介する第1章、1〜12月を通じて季節を紹介する第2章、1〜10までの数字を動物を数えながら紹介する第3章、という3つの章からできている絵本です。色から数字まで、たくさんの基本がこの1冊で覚えられるので、とてもお得な絵本ではないでしょうか。
著者:Lobel, Anita
 
 

One of These Is Not Like the Others (TP)

https://www.youtube.com/embed/vTTIPUHW9cU

 
4匹の動物がいます。3匹はウシさんで残りの1匹はゾウさんです。1匹だけ色も形も違います。でも、ページをめくると、ゾウさんは長い鼻を使って、皆とつながることができるのです。全部で8つのグループが登場し、なかにひとつだけ、ほかとは違ったものが混じっています。
文・絵: Barney Saltzberg
 

One Shoe Two Shoes (TP)

赤い、青い、古い、新しい、カウボーイブーツ、サンダル……、いろいろな靴が登場します。ある日、イヌは片方の靴に何かが隠れているのを発見しました。ネズミが住み家にしていたのです。
文: Caryl Hart
絵: Edward Underwood
 
 

One Moose, Twenty Mice(TP)

1から20までの楽しいカウンティングブックです。フェルト生地に刺繍やアップリケで動物、数字などをデザインし、た凝ったつくり。1匹のムース、2匹のカニ、3匹のテントウムシと、ページごとに違う動物が登場しますが、どのページにもネコが巧妙に隠れているのです。
文・絵: Clare Beaton
 

One of Each(JY)

イヌのオリバー・トリバーは一人暮らし。テーブルも椅子もベッドも枕も、何もかも完璧にひとつずつ。そんな生活がとっても気に入っていたオリバーは、ネコのペゴティーを自宅に招待しました。でもペゴティーは何でもひとつずつしかない家にお客は必要ないと怒って帰ってしまいました。
文: メアリー・アン・ホバーマン
絵: マージョリー・プライスマン
 
 

1-2-3 Peas(JY)

主人公は小さなグリーンピースです。ひとつの豆が昆虫探し、ふたつの豆が魚釣り、3つの豆はボート遊び。さらに、ペンキ塗り、かけっこ、合唱と、いろいろなことに挑戦する豆の数がドンドン増えていき、最後には100個の豆が1から100までの旗を持って、ワーッと登場します。
文・絵: Keith Baker
 

Oops, Mr Wishy-Washy!(JY)

気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
ミスターは皿洗いの名人。ミセスが街に買い物に出掛け、ミスターが台所の蛇口をひねったところで、農場の動物たちが鳴き始めました。「おなかがすいているんだ」と思ったミスターは、水を出しっ放しにしたまま動物たちのところへ。
文: Joy Cowley
絵: Philip Webb
 
 

Over in the Meadow(JY)

カウンティングブック。牧草地の砂の上には1匹のカエル、小川には2匹のサカナと、さまざまな生き物が棲んでいます。穴あき絵本から順番に現れる生き物を10まで数えていく本。かじる、日なたぼっこをする、ゲロゲロ鳴くなど、生物に関するたくさんの表現が覚えられます。
絵: Evans, Michael
 

Owl Babies (TP)

3羽のフクロウの赤ちゃんがお母さんと暮らしていました。ある晩、子どもたちが目覚めるとお母さんの姿がありません。「狩りに行ったんだよ」と思っても、心配で心配でたまらない子どもたち。大きな目をして途方に暮れる姿が何とも愛らしい絵本です。
文: Martin Waddell
絵: Patrick Benson
 
 

P

Pancakes, Pancakes! (TP)

エリック・カールの絵本。「今日の朝ごはんは大きなパンケーキが食べたいな」とジャックが言いました。するとお母さんが「忙しいから手伝ってね」と言います。そこで、小麦を刈り取り、脱穀をして粉をひき、牛乳を搾りと、お母さんの指示に従って材料の準備をするジャック。
文・絵: Eric Carle
 

Panda Bear. Panda Bear, What Do You See? (JY)

大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、ジャイアントパンダのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。水牛、アシカ、白頭ワシ、クモザルなど、10種類の野生動物が登場します。
文: Bill Martin Jr
絵: Eric Carle
 
 

Papa, Please Get the Moon for Me (TP)

エリック・カール作。夜空を見上げたモニカはお月さまと遊びたくなりました。でも小さいモニカの手には届きません。そこで、「パパ、お月さまを取って」とお願いします。パパが使う長ーいハシゴに合わせて、折りたたまれたページが横に広がったり、上に伸びたりします。
文・絵: Eric Carle
 

The Paper Bag Princess(TP)

美しい王女は、結婚を約束した王子に夢中。しかし、ある日ドラゴンがお城を焼き払い、王子を連れ去ってしまいました。王女のドレスも全部燃えてしまい、かろうじて燃え残ったのは「紙袋」のみ。そこで紙袋を身にまとった王女は、王子を救出する旅に出ました。
文: Robert Munsch
絵: Michael Martchenko

Peanut Butter and Jelly (mpi)

 
ピーナッツバターとジャムのサンドイッチは、アメリカの子どもたちのお弁当の定番。ゾウに手伝ってもらって、あり得ないほど大きなサンドイッチを作ります。なにしろゾウの背中でピーナッツをすりつぶし、バスタブの中でブドウをつぶすのですから大変。
イラスト: Nadine Bernard Westcott
 

Peck Peck Peck(JY)

キツツキのおとうさんが、子どもに「つつきかた」をコーチ。まずは木にしっかりつかまって、穴をあけましょう。コツをつかんだ子キツツキは楽しくてしかたありません。ドア、帽子、テニスラケット、本、スリッパ、石鹸……。もう、ありとあらゆるところに穴をあけて回ります。
文・絵: Lucy Cousins

Pete the Cat and His Four Groovy Buttons (TP)

大人気のピートと一緒に引き算の練習!!ネコのピートはボタンが大好き。お気に入りのシャツには4つのカラフルでかっこいいボタンがついています。でもボタンがひとつ飛んでしまって、残りはいくつ?ボタンがひとつずつ減っていってもピートはロックを歌い続けています。
文: Eric Litwin
絵: James Dean
 

Pete the Cat I Love My White Shoes (TP)

ネコのピートはロックが大好き。真っ白な新しい靴を履いて、通りを歩きながら歌を歌っています。♪I love my white shoes♪。ところがピートはイチゴの山に足を踏み入れてしまい、靴が真っ赤になりました。
文: Eric Litwin
絵: James Dean
 
 

Pete the Cat Rocking in My School Shoes (TP)

ネコのピートはロックが大好きで、いつもクールにキメています。今日はスクールバスに乗ってみんなと一緒に学校に行きますが、図書室で本を読むときも、図工の時間も、算数の時間も、いつもロックンロールを歌っています。
文: Eric Litwin
絵: James Dean
 

Pete’s a Pizza(JY)

ピートのピザではなく、ピートがピザ。友だちとボール遊びをしようとしたら雨が降ってきて、ピートはご機嫌斜め。パパはそんなピートを元気づけようとしピザ遊びを仕掛けます。何と、ピートの身体をこねたり伸ばしたりして、ピザにしようというのです。
文・絵: William Steig
 
 

The Pied Piper of Hamelin (RA)

『ハーメルンの笛吹き男』。何千匹ものネズミに襲われたハーメルンの町。市長たちの依頼を受けてネズミをちゃんと退治したのに、約束の金貨をもらえなかった笛吹き男は、子どもたちを連れ去ります。
 

Piggies(JY)

イラストはドン・ウッド。親指の上には太っちょの小ブタ、人差し指の上にはお利口な小ブタ、ページいっぱいに大胆に描かれた手のうえで、ブタさんたちが奔放にはしゃぎ回ります。石けんできれいになったり、ドロドロに汚れたりと、それはそれは迫力十分。指遊びに最適な絵本です。
文:Wood, Audrey
絵:Wood, Don

Pinocchio(RA)

ゼペットじいさんは丸太から木の人形を作りました。丸太が足りなくなって、鼻はソーセージで代用です。学校に行ったはずのピノキオがサーカスのテントをのぞいていますよ。そこに現れた小太りの妖精から、ウソをつくと鼻が伸びるおまじないをかけられてしまいます。
 

Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?(JY)

エリック・カール『しろくまくんなにがきこえる?』の原書。ここは動物園。10種類の動物たちが次のページに登場する動物の鳴きかたを紹介します。軽快でリズミカルな歌に乗せて、ほえる、うなる、いななくなどの英語表現が学べます。
著者:エリック・カール
 

Presto Change-O(JY)

マシューとジェシカの物語。魔法ごっこに夢中のふたりですが、口げんかをしているうちに、誤って呪文でママがカエルに変身してしまったから大変。どうすれば元に戻すことができるのでしょう。姉と弟が力を合わせてママを救出します。
著者:Wood, Audrey
 

The Princess and the Dragon(JY)

あるところに、ドラゴンのように乱暴者のお姫様と、お姫様のようにおしとやかなドラゴンがおりました。ふたりはお互いの立場を交換することにしました。言葉遣いもマナーも完璧なドラゴンに、王様もお妃様も召使いたちも大喜びです。CDは楽しいミュージカル仕立て。
著者:Wood, Audrey

The Pumpkin Ghost on Halloween Night(RA)

ハロウィーンの夜、4人の子どもたちはカボチャのお化けを探しに墓地に出かけました。そこでは、年上の子どもたちが小さい子を驚かそうと、カボチャのお化けの作り物を準備して待ち構えています。ところが、本物のお化けが出てきて、小さい子も大きい子も逃げ出しました。
 
 

Q

Quick as a Cricket(JY)

ボクはコオロギのようにすばしっこく、カタツムリのようにのんびり。アリみたいに小さくて、クジラのように巨大。男の子がいろいろな動物や昆虫に似ている自分の一面を探していきます。22の形容詞とドン・ウッドの大胆なイラストで人間の多面性をイキイキと表現。
文:Wood, Audrey
絵:Wood, Don
 
 
 

R

The Rabbit and the Turtle (RA)

ウサギとカメが駆けっこの競争をすることに。足の速いウサギは自信満々です。でもカメだって勝つ気でいます。仲間たちの応援を受けて、ヨーイドン。途中でお腹がすいたウサギは、ニンジンをたくさん食べて眠くなってしまいました。
 

Rah, Rah, Radishes!(JY)

軽快なチャンツのリズムに乗せて、つやつやしたおいしそうな野菜が次々と登場します。日本の野菜とはだいぶ形や色が違うものがあったりして、世界各地の野菜への興味が広がります。知っているようで意外と知らない野菜の英語名が覚えられます。
文・絵: April Pulley Sayre
 
 

The Rainbow Fish(TP)

海の世界で一番美しいにじいろのさかなは、プライドが高くて、ほかのさかなたちが一緒に遊ぼうと声を掛けても無視。ある日、小さなさかなが、キラキラのウロコを1枚わけてくださいとお願いしたら、「一体、何様のつもりだ。あっちに行け!」と言い放ちました。
文・絵: Marcus Pfister

Rain(JY)

真っ青な空、黄色い太陽、白い雲と、鮮やかな色が続いた後に、灰色の雲が現れ、ポツポツと雨が降り出します。雨は緑の草原、黒い道路、赤い車など、いろいろなものの上に降りそぞき、どんよりとしたページが一転、雨が上がってきれいな虹が出てくるという構成。
文: ロバート・ケイラン
絵: ドナルド・クルーズ
 

Read Anything Good Lately?(JY)

まるで『マジック・ツリーハウス』のような表紙。とっても読書好きな女の子がAで始まるatlasをairportで読み、biographyをbedで読み、最後はzodiacをzooで読むという、アルファベット26文字の読書のしかたを紹介する絵本です。
文: スーザン・アレン&ジェーン・リンダマン
絵: ビッキー・エンライト

Rooster’s Off to See the World (TP)

エリック・カール作。ある晴れた朝、オンドリは旅に出ようと決心します。でも、そんなに歩かないうちに、なんだか寂しくなってきました。そこで、2匹の猫に一緒に来ないかいと話しかけます。3匹のカエル、4匹のカメ、5匹のサカナと旅の仲間が増えて行きますが……。
文・絵: Eric Carle
 
 

Rosie’s Walk(JY)

雌鳥のロージーは農場をのんびりお散歩中。大変、後ろからキツネが狙っています。ロージーはただ歩いているだけなのに、つけ狙うキツネは、なぜか粉まみれになったり、ミツバチに追い回されたりと散々な目に。黄色と赤の鮮やかな絵が情景を豊かに表現しています。
著者:Pat Hutchins

Rudolph, the Red-Nosed Reindeer (RA)

赤い鼻をしたルドルフはトナカイ仲間から、からかわれてばかりです。ある年のこと、サンタさんがみんなにプレゼントを配る夜なのに、霧が深くてどのトナカイも空を飛ぶことができません。あきらめかけたとき、サンタさんはルドルフの赤い鼻を思い出しました。
 
 

Run, Mouse, Run(TP)

ページが椅子やテーブルやカップの形にくり抜かれた仕掛け絵本です。ネズミが椅子をよじ登り、テーブルを駆け抜け、箱の中に入ったと思ったらまた抜け出て、壁の穴めざして走ります。どうしてそんなに急いでいるのかと思ったら、最後のページにいるのは・・・・・・。
文・絵: Petr Horacek
 
 

S

Santa Is Stuck! (RA)

サンタさんが煙突にはまって動けなくなってしまいました。助けを呼ぶ声に気付いた女の子とネコとイヌが、妖精たちと力を合わせて引っ張りますが、びくともしません。
 

Scaredy Cats(JY)

末っ子の青色と黄色の小ネコは初めてのお使いを頼まれました。お母さんの指示を聞いて張り切って街をめざしますが、途中の森には、それはそれは恐ろしいものがたーくさんいて。ドラマ仕立てのCDからは、小ネコたちの迫真の怖がりぶりが伝わってきます。
著者:Wood, Audrey
 
 

The Secret Birthday Message (TP)

エリック・カール作。誕生日の前の晩、枕の下に手紙を見つけたティム。中には、暗号のような文が書いてありました。ページが月の形、星の形、階段の形などにカットされていて、謎を解くワクワク感を演出します。最後にはすてきなプレゼントが待っていました。
文・絵: Eric Carle

See You Later, Alligator!(JY)

二種類のワニさんが登場します。チャキチャキタイプのクロコダイルに比べて、アリゲーターはなにごともマイペースののんびり屋さん。お掃除にお洗濯にクロコダイルは大忙し。「手伝って」と言っても、「そのうちにね」だって。ついに堪忍袋の緒が切れてしまいます。
著者:Kubler, Annie
 

Sheep in a Jeep(JY)

脳天気なヒツジさんたちがジープに乗ってお出掛けします。でも途中で動かなくなったり、泥にはまったりと、ちっともスムーズに進みません。カントリー調の歌が、困り果てながらもどこかのんびりのヒツジさんの雰囲気にピッタリ。英文の押韻もみごとです。
文:Shaw, Nancy
絵:Apple, Nancy

Sheep in a Shop(JY)

脱力系のヒツジさんたちが、お誕生日のプレゼントを買いに街へ繰り出しました。お店の中であれがいい、これがいいと大騒ぎ。やっと決めたものの、今度はお金がちょっと足りなくて、ヒツジならではの知恵を働かせます。さあ、どうしたのでしょう。
文:Shaw, Nancy
絵:Apple, Margot
 
 

The Shepherd Boy and the Wolf (RA)

オオカミ少年のお話。ひとりで羊の番をしていて、すっかり退屈した羊飼いの少年は、気晴らしに「オオカミだ! 助けて!」と叫びました。少年を助けようと大急ぎで駆けつけた街の人たちは、だまされたとわかるとカンカンです。
 

The Shoemaker and the Elves(RA)

グリム童話『こびとのくつや』。靴を作る材料の革がとうとう残り1枚になってしまった夜、鉛筆の妖精、ハサミの妖精、そして針の妖精が現れて、それはそれは素敵な靴を作ってくれました。それを売ったお金で、靴屋の老夫婦は新しい材料を買うことができました。

Silly Sally(JY)

おバカなサリーのおかしなお話。なぜか逆立ちをして後ろ向きに進むサリーと出会った動物たちも、みんなサリーを真似します。逆立ちをしながら歌ったり、眠り込んだりしながら、おかしな行列は街をめざします。
著者:Wood, Audrey
 

Silly Suzy Goose(TP)

スージーはガチョウの仲間たちを見渡して、自分は違うふうになりたいと思います。コウモリのように逆さまになれたら、ペンギンのように氷の上を滑れたら、カンガルーのようにジャンプできたら。でも、ライオンの耳元で吠え方を真似してみたら、怒ったライオンに追いかけられてピンチ。
文・絵: Petr Horacek

Skip through the Seasons(JY)

スキー、種まき、海水浴、落ち葉拾いと、1月から12月までの季節の風物詩をコラージュ風の凝ったイラストで描いています。イラストの中から単語を12個ずつ探していくゲーム付き。巻末には月の名称の由来やカレンダーの歴史を説明したトリビア情報も掲載。
著者:Blackstone, Stella; Carluccio, Maria
 

Sleeping Beauty (RA)

『眠りの森の美女』。赤ちゃんのときに魔女に呪いをかけられた王女は、16歳のお誕生日に紡ぎ車の棒が刺さって永遠の眠りについてしまいました。
 
 

SNOW (JY)

空も街並みも灰色の世界。そこへひとひらの雪が舞い降りてきて、少年は「雪だ」と声を上げ外へ飛び出しました。「すぐに溶けるさ」と無視する大人たちをよそに雪は本格的に降り始めます。
 

Snow White (RA)

女王の質問に答えをはぐらかす鏡。コメディ仕立ての『白雪姫』です。継母の女王に城を追われた白雪姫は、個性豊かな森のこびとたちと暮らし始めました。こびとの制止も聞かず、Catch me if you can! と毒リンゴを食べてしまう白雪姫。王子が白雪姫を生き返らせた理由も独特でした。
 

The Snowy Day(JY)

ある冬の日、ピーターが目を覚ますと、あたり一面が銀世界でした。真っ赤なマントを羽織って外に飛び出したピーター。降り積もった雪の上に足跡をつけるだけでもワクワクです。子どもの高揚感が誌面いっぱいに表現されたエズラ・キーツの代表作。邦題『ゆきのひ』。
文・絵: エズラ・ジャック・キーツ

Something from Nothing(JY)

ジョゼフが生まれたとき、おじいさんが毛布を作ってくれました。大きくなるにつれて、やがて毛布は古くなり、お母さんはもう捨てるようにと言います。でも、ジョゼフの願いに応えて、おじいさんは毛布から上着、上着からベストと、魔法のように新しいものを作り出してくれました。
著者:Gilman, Phoebe
 

Splish, Splash, Ducky! (JY)

小アヒルは雨が大好き。花たちもシャキッとするし、カエル、ミミズ、ナメクジにハクチョウたちも楽しそうです。どこに行ってもQuack, quack, quack! とはしゃぎ回る小アヒル。
文・絵: Lucy Cousins

Stephanie’s Ponytail (TP)

ステファニーの髪型で学校中が大騒ぎに!!ステファニーのクラスでは誰もポニーテールにしていません。そこでママにポニーテールを結ってもらって登校したら、皆から「みっともない」とはやし立てられました。ステファニーは“It’s my ponytail and I LIKE IT.”と言い返します。
文: Robert Munsch
絵: Michael Martchenko

Stone Soup(JY)

戦地から故郷に帰る途中の3人の兵士は、丸2日も何も食べていません。ある村で食べ物を少し分けてもらえるよう頼みますが、どの家に行っても断られます。作物が不作で、村人たちもお腹を空かしているというのです。
文・絵: Marcia Brown

 

A Story A Story(JY)

アフリカの民話をもとにした絵本です。昔々、まだこの世に物語がなかった時代、クモ男のクワク・アナンセはクモのイトを伝って空に昇り、神様に物語を譲ってくださいとお願いしました。神様が提示した3つの条件はどれも難しいもの。クモ男は知恵を絞ります。
文・絵: Gail E. Haley

The Story of the Little Mole(JY)

ある日、穴からひょっこり顔を出した近眼のモグラ。突然、頭の上に何かが降ってきた。あまりのことに怒り心頭。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ……と犯人捜しをするモグラ。いろいろな動物のフンの特徴がリアルに学べます。子どもたちにバカ受けの1冊。
著者:Holzwarth, Werner; Erlbruch, Wolf
 

Strawberries Are Red(TP)

フルーツサラダの出来上がり!赤いイチゴ、オレンジ色のオレンジ、黄色いバナナ、緑色のリンゴ、青いブルーベリー、紫色のブドウ。カラフルな果物が次々と登場します。ページが階段状にカットされ、最後のページを開くと、食器の中に色とりどりのサラダが完成する仕掛け絵本。
文・絵: Petr Horacek

The Stray Dog(JY)

ピクニックに出掛けた一家は小イヌと出会いました。ウィリーと名付けて一緒に遊んだ子どもたちは、小イヌを家に連れ帰ろうとしますが、「誰かの飼い犬かもしれないでしょ」と両親は反対します。
文・絵: Marc Simont(マーク・シモント)

Suddenly(TP)

のんきに歩いている小ブタのプレストンを物かげから狙っているのは、恐ろしいオオカミ。
あぶない!と思った瞬間に、プレストンは用事を思い出して方向転換しました。お母さんに買い物を頼まれていたのです。リズミカルな朗読が迫力満点です。
文・絵: Colin McNaughton

Suzy Goose and the Christmas Star (TP)

ガチョウのスージーと農場の仲間たちはクリスマスツリーの飾り付けをしました。でも何かが足りません。そう、一番上に飾る星がなかったのです。夜空に輝く星を見上げたスージーは、その星を取ろうと飛び出していきました。
文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)

Swimmy(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。たくさんの小さいサカナの兄弟が大きなサカナにひと飲みにされ、泳ぐのが速かったスイミーだけが助かりました。ひとりぼっちのスイミーは寂しくて、悲しくてたまりません。
文・絵: Leo Lionni

Sylvester and the Magic Pebble (TP)

1970年コルデコット賞金メダル受賞作。ロバのシルベスターは変わった色や形の小石を集めるのが趣味。ある日、ピカピカの赤い小石を見つけました。それは実は魔法の石、そして事件が起こります。親を思う子の気持ち、子を思う親の気持ちが伝わる名作。
文・絵: William Steig



Sylvia Long’s Mother Goose (JY)

「ホットクロス・バンズ」「ジャック・アンド・ジル」「オールド・マザーハバード」をはじめとする83編を選び、シルビアロングのイラストで綴ったマザーグース。
絵: Sylvia Long (シルヴィア・ロング)

 
 


T

Ten Fat Sausages(JY)

フライパンの上でジュージュー音をたてるソーセージ。子どもたちがホットドッグ屋さんに集まってきました。10本あったソーセージがページをめくるごとに2本ずつ減っていき、逆にホットドッグを手にした子どもが増えていきます。最後はとうとう売り切れ。
出版社: Child’s Play (International)

Ten in the Den(JY)

ジョン・バトラー作。10から1までのカウントダウンブック。ほら穴にはぬいぐるみのようにかわいい10匹の動物が。ゴロゴロ遊びをしているうちに、1匹ずつ野原を転げ落ちてしまいます。ウサギ、モグラ、ビーバー、アナグマ……。最後に残った小ネズミは、みんなと会えるのかな。CDのリズミカルな歌が絵にマッチ。
文・絵: John Butler
 
 

Ten, Nine, Eight(JY)

「おやすみなさい」 眠りにつく前に、お部屋を見回してみよう。洗いたての私の10本の足の指、お部屋にならんだ9体のぬいぐるみたち、窓には8枚のガラスがあって……。
「10」から「1」までの数字を使って、お部屋にあるものを数えていきます。
著者:Bang, Molly
 

10 Things I Can Do to Help My World (TP)

地球のためにできることを子どもの立場から描いています。歯を磨いている間は水を止めておくと、コップ18杯分の水を節約できる。紙の両面を使うと、たくさんの樹を伐採しないで済む。ページがいろいろな形にカットされていて、子どもたちの好奇心を誘います。
文・絵: Melanie Walsh
 
 

These Are Animals (TP)

地球には大きいのや小さいの、とげだらけだったり、キーキーうるさかったり、いろいろな動物がいます。森、草原、熱帯雨林、南極と北極、そして海に棲む、たくさんの動物たちの名前と特徴を教えてくれる絵本です。
文・絵: Daniel Egneus
 

There Was an Old Lady Who Swallowed a Fly(JY)

英語圏の童謡をもとにした絵本。おばあさんがハエを飲み込んでしまいましたとさ。そのハエを捕まえるために、今度はクモを飲みましたとさ。穴あき絵本のおばあさんのお腹の中に、どんどんいろいろなものが増えていきます。最後はウマまで飲み込もうというのですから、さあ大変。
絵:Adams, Pam
 
 

Things I Like (TP)

サル君が自分の好きなことを紹介します。絵を描くこと、ボールを蹴ること、砂のお城を作ること、寝る前にお話を読んでもらうことなど全部で17。テンポのよい歌と、子どもの声のゆったりした朗読が楽しめます。
文・絵: Anthony Browne

This is Not My Hat (TP)

2013年コルデコット賞受賞作品。小さい魚が、大きな魚から帽子を盗みます。きっと気づかれないさ。気づかれても、ぼくが盗んだってわからないさ。ぼくが盗んだってわかっても、ぼくがどこにいるのかわからないさ。邦題:『ちがうねん』
文・絵: Jon Klassen
 

This Little Cat (TP)

白いネコはサカナを食べるのが好き、トラネコはひなたぼっこが好きなど、いろいろなネコはそれぞれ好きなことが違うのです。ページが少しずつカットされていて、最後にトラの縞模様が出来上がります。
文・絵: Petr Horacek

The Three Billy Goats(RA)

大きなヤギと中くらいのヤギと小さいヤギが、病気のゾウのために食べ物を探しに出掛けました。橋の向こう側にはたくさんの食べものがあるのです。ヤギたちが橋を渡ろうとしていると、ウサギたちがやってきて、橋の上には強くて醜い巨人が住んでいると忠告してくれました。
 

The Three Little Pigs(RA)

『3匹の子ブタ』をもとにしています。子ブタの兄弟は、家の中をあまり散らかしたため、お母さんから独立して暮らしなさいと追い出されてしまいました。そこでそれぞれ、干し草の家、木の家、煉瓦の家を建てました。早速、おいしそうな匂いを嗅ぎつけてやってきたオオカミが……。

Time for Bed(JY)

メム・フォックスのリズミカルな英文が耳に心地よい、子守歌のような絵本です。さあ、寝る時間ですよ。ネズミもアヒルもネコもみんな、お母さんにやさしく見守られながら眠りにつきます。
文: Mem Fox
絵: Jane Dyer
 
 

The Tiny Seed (TP)

エリック・カールの絵本。ある秋の日、強風が花の種を吹き飛ばしました。ひとつは高く飛びすぎて太陽に焼かれ、ひとつは海に落ち、あるものは鳥に食べられ。そして、いちばん小さい種だけが生き延びました、命の不思議さとたくましさに心打たれる1冊。
文・絵: Eric Carle

Titch (TP)

3人兄弟の末っ子のティッチは、お兄さん、お姉さんの仲間入りがしたくて、いっしょうけんめい三輪車で自転車を追いかけたりしますが、いまいちレベルが違うのです。でも、ティッチが植えた小さい種が芽を出し、お兄さんたちの背丈を超えて大きくなりました。
文・絵: Pat Hutchins
 
 

To Market, To Market (JY)

何とも強烈なイラストの絵本です。オバサンは太ったブタをまるごと1匹、スーパーで買って帰宅しました。次にメンドリを買って帰ったら、ブタが囲いから逃げて冷蔵庫を荒らしています。子ヒツジに雌ウシと、次々と買い求めて、全部で8匹。台所はもう大混乱です。文: Anne Miranda
絵: Janet Stevens

Today Is Monday(TP)

エリック・カール『月ようびはなにたべる?』の原書とCDのセット。アメリカのわらべうたをもとにした絵本です。
著者:Eric Carle
 
 

Tomorrow’s Alphabet(JY)

アルファベットだけでなく、さまざまなものや動物が成長・変化していく過程を、カラフルで大きなイラストといっしょに、楽しく覚えよう! お子さんが口ずさみやすいように、曲のメロディ・テンポが統一されています。
文:Shannon, George
絵:Crews Donald
 

Tooth Fairy(JY)

マシューの乳歯が抜けたので、お母さんが欧米の言い伝え、「歯の妖精」のお話をしてくれました。歯の妖精は、抜けた歯と引き換えに、素敵なものを置いていってくれるそうです。白い歯の大切さ、歯磨きの重要性を教えてくれる絵本です。
著者:Wood, Audrey
 
 

Tough Boris(JY)

海賊のボリス船長は見るからに野蛮。手下たちもみな、船長に負けず劣らず恐ろしい顔つきです。しかし、無慈悲に略奪を続ける海賊たちも、ペットのオウムが死んでしまったとき、みな嘆き悲しむのです。
文: Mem Fox
絵: Kathryn Brown
 

Triangle (TP)

三角さんは三角形の家に住んでいて、ドアも周りの景色もぜんぶ三角。ある日、三角さんは三角地帯を抜け、よくわからない地帯を通り過ぎて、はるばる四角形だらけの地域に足を踏み入れました。四角形の家に住む四角さんに、いたずらを仕掛けるためです。
文: Mac Barnett (マック・バーネット)
絵: Jon Klassen (ジョン・クラッセン)
 

Twenty-Four Robbers(JY)

ある晩、なんと24人もの泥棒が私の家にやってきました。彼らが要求したものとは……。それから、泥棒たちはちょくちょくやってきては要求をつきつけます。でも、彼らの欲しいものがなくて、別のものを渡しても、泥棒たちは陽気に引き上げていくのでした。
著者:Wood, Audrey
 

Twinkle Twinkle Little Star(JY)

『きらきらぼし』の3番までの歌詞に乗せて、北極圏から砂漠まで、世界中を旅しましょう。真っ暗闇の中で明るく輝いて希望を与え、人々に道を示してくれるお星さまに感謝したくなる絵本です。
絵:Kubler, Annie
 
 

Two Little Trains

『おやすみなさいおつきさま』で有名なマーガレット・ワイズ・ブラウンの1949年の作品に、2020年にグレッグ・ピッツォーリがイラストを提供したばかりのハードカバー。ゴム印の手法を駆使した、なつかしさを感じさせるイラストがみごとです。
文: Margaret Wise Brown (マーガレット・ワイズ・ブラウン)
絵: Greg Pizzoli (グレッグ・ピッツォーリ)
 
 


U

The Ugly Duckling (RA)

アンデルセン童話『みにくいアヒルの子』をもとにしています。
4個の卵からヒナがかえると、1羽だけ見た目が異なっています。3羽のアヒルはもちろん、3匹のサカナにもウサギにも仲間に入れてもらえず、ひとりぼっち。でもフクロウが励ましてくれました。
 

Up and Down on the Merry-Go-Round(JY)

ちょっとレトロな雰囲気のメリー・ゴーラウンドに乗る子どもたちの躍動感、自慢げな表情がイキイキと描かれた作品。ビル・マーティン・Jrの英文はちょっと見ただけでも、思わず口ずさみたくなるほどリズミカル。もちろん歌のメロディにもピッタリ合います。
文: ビル・マーティン・Jr &ジョン・アーシャンボー
絵: テッド・ランド
 
 

Up, Up, Up!(JY)

空が飛べたら、どんな気分だろう。気球に乗って、どこまでも高く上がっていこう。空の上からは、いろんな乗り物、いろんな人、いろんな木、ネコにイヌにクマにサル、ジャングルに山々に町、何でも見えるんです。風を感じて、高く飛び続けよう。
文: Susan Reed
絵: Rachel Oldfield
 
 




W

Walking through the Jungle(JY)

 
ジャングルにいるのはどんな動物?
海にいるのは、山にいるのは、川にいるのは、氷山にいるのは何だろう。砂漠にだってたくさんの生き物がいるのです。物陰にそっと隠れていた怖い動物が、ページをめくると、牙をむきだして吠えたりするから気をつけて!
絵: Debbie Harter
 

Water(JY)

水は雨、しずく、氷、そして雪になる。雲となって空高く昇り、地底深く沈み込む。花々を潤したかと思うと、しおからい涙にもなる。さまざまなシーンの水がまるで虹のようにカラフルに描かれています。地球環境の大切さを考えさせる絵本です。
文・絵: Frank Asch(フランク・アッシュ)
 
 

We All Go Traveling By (JY)

黄色いスクールバスはbeep-beep-beep、真っ赤なトラックはrumble-rumble-rumble、青い列車はchuff-chuff-chuff。8種類の乗り物の色と音が学べます。誌面に乗り物が増えて行き、繰り返される英文もだんだん長くなっていきます。
文: Sheena Roberts
絵: Siobhan Bell
 

We Found a Hat (TP)

ジョン・クラッセンの「帽子」三部作、完結編
2匹のカメが帽子を見つけました。帽子はひとつしかないのに、カメは2匹。どちらのカメにもお似合いの帽子、一体どうすればいいのでしょう。クラッセン独特の「目」が多くのことを語りかけてきます。
邦題『みつけてん』。

The Wedding Mice (RA)

日本昔話『ねずみの嫁入り』をもとにしています。
舞台設定も着物も日本ですが、ネズミの娘はLily、ボーイフレンドはJakeという名前です。大事な娘を世界最強のものに嫁がせたい父親は、太陽に頼みます。しかし、雲にはかなわないと断られてしまいました。その雲はというと……。

Welcome, Baby!(JY)

赤ちゃん誕生から、おむつ替え、お風呂、しぐさ、おもちゃ、よちよち歩き、おしゃべりといった、成長の過程を韻を踏んだ詩32編で表現し、全部の詩をいろいろなメロディやリズムの歌にしました。アルファベット、数字、色、動物の名前なども覚えられます。
文: Stephanie Calmenson
絵: Melissa Sweet
 
 

We’re Going on a Bear Hunt(JY)

クマ狩りに出掛けよう。大きいのを捕まえるんだ。家族5人と飼い犬も一緒だから恐くなんかありません。野を越え、川を渡り、吹雪に見舞われたりしながらクマを探します。カラーページと白黒のページが交互に登場し、ちょっぴり不安を抱えながらも前進する様子を表現しています。
文: Michael Rosen
絵: Helen Oxenbury

We’re Going on a Picnic(TP)

よく晴れた日に、メンドリとカモとガチョウはピクニックに出掛けることにしました。大好きなイチゴとリンゴとナシをバスケットに詰めて出発しますが、どの場所がいいか迷っているうちに、誰かがバスケットの中味をねらっていますよ。
文・絵: Pat Hutchins
 
 

What Am I? (JY)

わたしは赤くて、丸くて、土の上に落ちるもの、さて何でしょう。四角い穴から少し見えているのは、表面にちょっとツブツブがあるような赤いもの。ページをめくると、そう! 木に実るリンゴです。
文: M.N. Charles
絵: Leo & Diane Dillon

What Comes in 2’s, 3’s, & 4’s?(JY)

2つ、3つ、4つのものってなんだろう?まず自分を見てみると、目が2つ、耳も手も足も。サンドイッチのパンもそう。3つのものは信号の色、朝ご飯、ランチ、ディナーも3つだし、大中小のサイズも。じゃあ、4つあるのは……。小さい子ども向けの「数」入門本。
文: Suzanne Aker
絵: Bernie Karlin

Whatever Next!(JY)

ボクは月に行けるかな。ママに「おフロよ」と言われたベイビーベアは、ダンボールのロケットで月旅行に出発。ヘルメットは台所の水切りカゴです。「おや、かっこいいロケットだね」と、途中でフクロウが仲間に加わり、飛行機に手を振ったら何人かの乗客が振り返してくれました。
文・絵: Jill Murphy
 

What Is Black and White? (TP)

ペトル・ホラチェックの小さい子ども向けボードブック。夜は黒い、雪は白いというように、黒と白のものが交互に紹介され、最後に黒と白のシマウマが現れます。ページが階段状にカットされ、最後にビックリの縞模様が完成します。
文・絵: Petr Horacek
 
 

What’s the Time, Mr Wolf?(JY)

オオカミさん、いま何時? いつもお腹を空かしているオオカミさんとといっしょに時間の勉強ができる、楽しい指人形付き絵本です。本の後ろから指を入れて、オオカミさんの口をパクパクさせることができます。どのページにもデジタル時計とアナログ時計の両方が登場します。
著者:Kubler, Annie
 

What Mommies Do Best/What Daddies Do Best(TP)

片方からはお母さんと子どものお話、本を逆さまにすると、もう一方からはお父さんと子どものお話が始まるという凝ったつくりの絵本。
文: Laura Numeroff
絵: Lynn Munsinger
 

The Wheels on the Bus(JY)

大きな赤いバスにピエロやマジシャンや、ちょっと変わった服装の人たちが乗り込んできます。はて、目的地はどこでしょう。タイヤが「クルクル」、ワイパーが「シュッシュッ」といった英語の擬態語が学べる、昔から歌い継がれている童謡をもとにした絵本です。
絵:Kubler, Annie
 

When I Was Five (TP)

6歳になった男の子が、5歳のときの自分を振り返ります。将来は宇宙飛行士かカウボーイになりたかった、好きな車はミニカーだった、草むらが隠れ場所だった……。いまは好きな車はレーシングカー、隠れ場所は「秘密」。
文・絵: Arthur Howard
 

Where Have You Been?(JY)

『おやすみなさいおつきさま』で名高いマーガレット・ワイズ・ブラウンの1952年の作品に、二度もコルデコット賞に輝いたディロン夫妻が2004年に新たに挿絵を提供した興味津々の絵本。
文: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レオ&ダイアン・ディロン
 

Where Is the Green Sheep?(JY)

形容詞や対義語が学べる絵本。いろいろなヒツジが登場します。「青い、赤い」「こわがりの、勇敢な」「近い、遠い」「やせた、太った」と、全部で24匹も。ヒツジたちはどれも個性豊かで楽しそう。でも、緑色のヒツジは一体どこにいるのでしょうね。
文:Fox, Mem
絵:Dyer, Jane

Who Is the Beast?(TP)

怖?いケモノっていったい誰のこと?長いシッポが見えたぞ、早く逃げろ! 黄色と黒の縞模様が見えたぞ、引き返せ!ジャングルに潜む「なにか」の一部分に、サルやカエルたちはビクビク。渦中のトラは困惑します力強い脚はカエルと一緒、上下に揺れるシッポはサルと同じでしょ……。
文・絵: Keith Baker
 

Who Sank the Boat?(JY)

海のそばにウシ、ロバ、ヒツジ、ブタと、そして小さなネズミが住んでいました。ある晴れた朝、みんなはボートに乗ることにしました。ボートのバランスを崩さないように、桟橋からこわごわと体重を移す姿が何ともユーモラス。浮力の勉強にもなりますね。
著者:Allen, Pamela
 

Who Says Woof?(JY)

ほおずりしたくなるような動物の赤ちゃんたちが登場するジョン・バトラーの絵本。woofと鳴くのはどの子?miaowと鳴くのは? 10種類の動物とその鳴き声が覚えられます。子どもと一緒に鳴き真似をしてみましょう。
文・絵: Butler, John
 

Who Stole the Cookies from the Cookie Jar?(JY)

絵本自体がクッキー入れの形をしていて、フタを上に引き出すことができる仕掛け絵本。「クッキーを盗んだのはだれ?」「あなたでしょ!」「ボクじゃないよ!」「じゃあだれ?」というやり取りをしている間に、クッキーが1枚ずつ減っていきます。
絵: Jane Manning(ジェーン・マニング)

Whoever You Are

メム・フォックス作。膚の色が違っても、お家の形が違っても、言葉が違っても、暮らし方が違っても、あなたが誰でも、どこに住んでいても、心の中は同じ、笑顔も共通。同じように痛がり、同じように泣く。同じように喜び、同じように愛する。人類の多様性への賛歌のような絵本です。
文: Mem Fox(メム・フォックス)
絵: Leslie Staub(レズリー・スタウブ)

Whose Baby am I?(JY)

ジョン・バトラー作。ボクのお母さんは誰でしょう。コアラ? パンダ? シマウマ? 9種類の赤ちゃん動物が誌面に大きく描かれていて、小さい子どもは釘づけになるはず。巻末にはcub、calf、pup、chickなど、子どものときの呼び名がまとめられていて、大人にも勉強になります。
文・絵:Butler, John
 
 

The Wind Blew (JY)

The Doorbell RangやTitchでおなじみのパット・ハッチンスの作品。風がホワイトさんのカサを吹き飛ばして裏返しにし、プリシラの風船をひったくり、それでも全然収まらなくて、次々といろんなものを空中に舞い上げます。
文・絵: Pat Hutchins (パット・ハッチンス)
 

Without You(JY)

「世界で最も過酷な子育てをする鳥」と呼ばれる皇帝ペンギン。お母さんが卵を産むと、その卵はお父さんにバトンタッチされます。産卵を終えたお母さんは、エサを求めて遠くの海に旅立つのです。卵はお父さんの足の上に慎重に乗せられて、ヒナが孵る日を待ちます。
文: Sarah Weeks
絵: Suzanne Duranceau

Winnie and Wilbur Meet Santa (Oxford)

ケーキとビスケットを焼き、たくさんのカードを書き、ツリーを飾り、屋敷中にライトを張り巡らし、最後にノースポールのサンタさんへのお手紙を投函して準備万端。そして迎えたクリスマスイブ、サンタさんはウィニーの家の煙突にはさまって、大幅に時間をロスしてしまいました。
文: Valerie Thomas
絵: Korky Paul
 

The Wolf and the Five Little Goats(RA)

お母さんヤギがお買いものに出かけて、5匹の子ヤギはお留守番です。その様子を遠くから見ていたオオカミとカラスは、お母さんになりすましてドアを開けさせようとします。子ヤギたちもちゃんと警戒して、二度まではオオカミと見破りましたが……。
 
 

The Wonderful Wizard of Oz(RA)

『オズの魔法使い』をもとにしています。赤い靴を履いたドロシーと飼い犬のトトは、エメラルドシティめざして、黄色いレンガの道を進みます。脳ミソのないカカシ、心のないブリキの木こり、臆病なライオンも加わりました。
 

Woodland Christmas(JY)

クリスマスの数え歌として有名な定番曲が絵本になりました。クマさんがクリスマスのプレゼントとして12日間、毎日プレゼントを恋人に贈り続け、求婚します。プレゼントにはクリスマスに関係のある動物がたくさん登場するので、クリスマス文化の学習にもなりますよ。
文・絵: Tyrrell, Frances
 
 

Z

Zin! Zin! Zin! A Violin(JY)

コルデコット賞銀メダル受賞作。大きなコンサート会場。オーケストラのメンバーがひとりずつ順番に現れて、素晴らしい演奏を披露してくれます。まずは、トロンボーンのソロ。次に、トランペットが加わってデュオに。オーケストラの楽器を覚えるのに最適な絵本です。
文:Lloyd Moss
絵:Marjorie Priceman
 

Zomo The Rabbit(TP)

西アフリカに古くから伝わる民話。小さいけれど賢いウサギのゾモは、もっと知恵をつけたいと空の神様にお願いしました。神様の答えは、3つの困難な課題をクリアすること。巨大魚のウロコ 野生の牛のミルク、そしてヒョウの歯を持ってくるようにとのことでした。
文・絵: Gerald McDermott
 
 

Heckedy Peg(JY)

母親と暮らす7人の子どもの名前はMondayからSunday。ある日、留守番をしていた子どもたちは、魔女のHeckedy Pegにだまされて食べ物に変えられてしまいました。わが子を助け出そうと必死になる母親の強さを、ドン・ウッドがみごとに表現しています。
オードリー・ウッド/ドン・ウッド 作
 

Hello, Red Fox(JY)

もうすぐカエルの誕生日。お母さんガエルはパーティを開くことにしました。招待したのは、赤いキツネ、紫色のちょうちょ、オレンジ色のネコ、緑色のヘビ、黄色い鳥、青い魚。でも、やってきたのは……? 色彩の補色がわかる絵本です。
著者:Eric Carle
 

Henny Penny(JY)

シニカルなイギリスの民話。ある日、雌鳥のヘニー・ペニーの頭の上にどんぐりが落ちてきました。「何てこと!空が落ちてくる。王様に知らせなきゃ」。王様のところへ急ぐ途中で仲間が増えていき、頭にナベやバケツをかぶった変な行列が続きます。
文:Werner, H
絵:Zimmermann
 

Here We Go Round the Mulberry Bush(JY)

イギリスのナーサリーライム、おなじみの『桑の木のまわりを回ろう』のメロディに乗せて、子どもたちの1日がリズミカルに綴られます。
絵:Kubler, Annie
 
 

Hickory Dickory Dock(JY)

マザーグースの穴あき絵本。ネズミが掛け時計を駆け上がり、1時を打つと駆け下りた。ネコやイヌやカエルたちも後に続いて、12時まで繰り返されます。ネズミはran up、ネコはclimed up、イヌはdashed upと、12種類の動物の動詞が全部異なるのには、なるほどと納得。
絵: Kelly Caswell
 

A Hole in the Bottom of the Sea (JY)

 
海の底には穴があって、その暗がりにはサメがいるんですって。ページをめくると、ウナギ、タコ、カニ、巻き貝たちが次々と登場して、にぎやかになっていきます。リズミカルな英文の繰り返しで、海底への興味がドンドン広がる楽しい絵本。
編: Jessica Law
絵: Jill McDonald

Home(JY)

いろんな形、いろんな用途のお家が登場します。田舎の一軒家に街中のアパート、片付いたお家に散らかったお家、煙突みたいに背の高いお家に平屋のお家。お城がある一方で、盗品を隠している地下の隠れ家もあったり。味わい深い色調の挿絵の中に、遊び心がたくさん隠れています。

 

文・絵: Carson Ellis

 

Hooray for Fish!(JY)

メイシーちゃんでおなじみのルーシー・カズンズの絵本。
ボクは海の中の小さなサカナ、仲間がたくさんいるんだよ。赤青黄色のサカナ、太ったサカナや細長いサカナ。鮮やかなイラストのサカナたちが、リズミカルな歌と一緒に韻を踏んで登場します。
文・絵: Lucy Cousins

A House for Hermit Crab (TP)

エリック・カールの絵本。1月のある日、それまで住んでいた貝殻が小さくなったヤドカリは、お引っ越しを決心しました。2月にぴったりの貝殻を見つけ、3月にはイソギンチャク、やがてヒトデやサンゴたちも同居することになって、カラフルでにぎやかな新居になりました。
文・絵: Eric Carle

A House Is a House for Me(JY)

穴はモグラのお家、イヌはノミのお家、ガレージは車のお家、バラは香りのお家、私の頭は秘密のお家。よく知っているものから、おっ!なるほどと驚くものまで、たーくさんのお家が登場します。
文: Mary Ann Hoberman(メアリー・アン・ホバーマン)
絵: Betty Fraser(ベティ・フレイジャー)
 
 

How Do You Feel?(JY)

15種類の感情表現を学ぶ本。いま、どんな気分?
うーん、ときには退屈だったり、寂しかったり、自信満々かと思うと、次には気弱になったり。サルくんが表情たっぷりにいろいろな感情を表現します。
アンソニー・ブラウン 作
 
 

Hush Little Baby (JY)

ソフトカバー版が品切れになった絵本が、かわいいボードブックになって復活しました。ちょうどCDケースと同じサイズの、宝物のような絵本です。
夕暮れから夜になり、子守歌を聞きながら眠りにつくまでの、ウサギの親子の生活が描かれています。
文・絵: Sylvia Long
 
 

I

I Am the Music Man(JY)

さあ、君は何が演奏できるの? 穴あき絵本の窓からいろいろな楽器を持った演奏家たちが顔を出して、きれいな音を奏でます。
絵:Debra Potter
 

I Like Me!(JY)

ブタの女の子は自分のことが大好き。ちょっとポッチャリしているところも好き。転んでも自分で立ち上がり、失敗してももう一度やり直します。ありのままの自分を受け入れ、いつも前向きに考えるメッセージが込められた絵本です。
文・絵: Nancy Carlson(ナンシー・カールソン)
 
 

I Love School(JY)

黄色いスクールバスに乗って登校!I love to…、I
like…と、やさしい英文が続きます。ブロック遊びにお絵かき、チャイムが鳴ったら休み時間。滑り台やブランコで遊んだあとは、数字とアルファベットの練習です。ここはキンダーガーテン。小学校に入る前に、たくさんのことを学びます。
文: Philemon Sturges
絵: Shari Halpern
 

I Want My Hat Back (TP)

ぼーっとした図体の大きなクマが、帽子を探しています。どこに行ったかわからないのです。いろいろな動物たちに聞いて回りますが、「帽子ってなに?」というのまでいて、見つかりません。邦題『どこいったん』。
文・絵: Jon Klassen
 
 

I Went Walking(JY)

小さな男の子がお散歩に出かけます。誰に会うのでしょう? ページの端にちょっとだけ見えているものから、次のページに登場する動物を想像してみましょう。
文:Williams, Sue
絵:Vivas, Julie
 

If the Dinosaurs Came Back(JY)

もし恐竜がよみがえったら、消防士さんが火を消すお手伝いができるし、高層ビルを建てる資材運びに、図書館の一番上の棚から本を取り出すお手伝いもできる。恐竜が大好きな子どもの夢はドンドンふくらみます。
文・絵: Bernard Most(バーナード・モースト)
 
 

If You Give a Moose a Muffin(JY)

もしもマフィンの匂いにつられて家の近くにやってきた大きなムースに1個あげたら、ムースはジャムを欲しがるでしょう。そしてマフィンを食べ終えたら、もう1個欲しがるでしょう。男の子は次々とムースの要求に答えていきますが、お庭にはママがいるから気が気ではありません。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 

If You Give a Mouse a Cookie(JY)

もしも通りすがりのネズミにクッキーをあげたら、ネズミはミルクを欲しがるでしょう。もしミルクをあげたら……。ネズミの要求は際限なく続きます。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 
 

If You Give a Pig a Pancake(JY)

もしも旅の途中の子ブタにパンケーキをあげたら、子ブタはシロップを欲しがるでしょう。お気に入りのメープルシロップを少し分けてあげたら……。突拍子もない子ブタの要求に淡々とこたえていくのは、本作では女の子です。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 

If You Take a Mouse to School(JY)

もしもネズミを学校に連れて行ったら、ネズミはランチボックスを欲しがるでしょう。もちろんサンドイッチも。そのあたりは当然としても、学校に着いたネズミは算数もするし、verisimilitudeなんて難しいスペルも書くし、理科の実験にも参加するのです。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 
 

If You Take a Mouse to the Movies(JY)

もしもネズミを映画館に連れて行ったら、ネズミはポップコーンを欲しがるでしょう。もしポップコースをあげたら、ネズミは針と糸でつなごうとするでしょう(アメリカではポップコーンを長くつないだものを雪に見立ててツリーに飾ったりするのですね)。
文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond
 

If You’re Happy and You Know it! (JY)

 
しあわせならみんなで手をたたこう!
アメリカの手遊び歌をもとにした絵本です。「手をたたこう」「足を踏み鳴らそう」「ぐるっと回ろう」……と、9番までリズミカルに続いていきます。それぞれのシーンに4カ国の子どもたちが登場して、身体を動かすお手本を見せてくれます。
編: Anna McQuinn
絵: Sophie Fatus
 

I’m the Best(JY)

「勝った!ボクが一番さ!」、ルーシー・カズンズの描くイヌくんは自信満々です。モグラよりずっと速く走れるし、アヒルより穴を掘るのがうまいし、テントウムシよりはるかに大きいし、ロバより泳ぐのがウンと上手だし。でも、比べる相手をちょっと変えてみたら・・・・・・。
文・絵: Lucy Cousins(ルーシー・カズンズ)
 

Inch by Inch(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。邦題『ひとあしひとあし』。お腹をすかせたコマドリに食べられそうになったシャクトリ虫。「自分は役に立つ。長さを測れる」と命乞いします。早速コマドリのしっぽの長さを測ったり、フラミンゴの首を測ったり、サギの脚を測ったりと大忙し。
文・絵: Leo Lionni
 

Interrupting Chicken(TP)

小さいチキンはお休み前にパパから本を読んでもらいます。「読んでる途中でジャマしちゃダメだよ」、「もちろん、いい子にしてるよ」。でも、『ヘンゼルとグレーテル』をパパが読み出したら、「お菓子の家に入っちゃだめ!それは魔女だ」と叫び、お話はあっという間にジ・エンド。
文・絵: David Ezra Stein
 

It Looked Like Spilt Milk (TP)

 

全ページ、紺色と白だけのシンプルで不思議な絵本。ときにはこぼれたミルクのように見えるけど、ミルクじゃない。ウサギのように見えたりするけど、ウサギじゃない。Sometimes it looked like …、But it wasn’t …、このふたつの英文の繰り返しが続きます。
文・絵: Charles G. Shaw
 

It’s My Birthday (TP)

誕生日にケーキを作ろうとする子どもを動物たちが手助けします。ニワトリは卵を提供し、小麦粉は小グマがお母さんグマから分けてもらい、サルがサクランボを採ってくれたり。最後に子どもが言います、「みんな、ケーキを食べるのを手伝ってね」。
文・絵: Helen Oxenbury
 

Itsy Bitsy Spider(JY)

マザーグースの穴あき絵本。雨樋をよじ登ったクモは降ってきた雨で流され、やがて太陽が出て乾くと、またよじ登ります。全部で7匹のクモがお家のいろいろなところに登っては、それぞれ災難に遭い、それでもまた登るの繰り返し。Incy Wincy、Hippy Hoppyと、言葉あそびが楽しい絵本です。
絵: Nora Hilb
 
 
 

J

Jack and the Beanstalk (RA)

イギリスの童話『ジャックと豆の木』をもとにしています。
貧しくて食べ物がなくなったお母さんは、ジャックにウシを売ってくるように言いました。でもジャックは何粒かの豆と交換してしまいます。雲の上のお城に住む巨人が口ずさむFee-fi-fo-fumはディズニーアニメでもおなじみです。
 

Jack and Zak (mpi)

ジャックとザックは兄弟。ひとつの部屋で仲良く暮らしていましたが、ある日、お兄ちゃんのザックが部屋の真ん中に線を引き、「こっち側はボクの領分」と宣言しました。ジャックは訳がわかりません。アメリカの手遊び歌『ミス・メリーマック』のメロディに合わせて、ストーリーがそのまま歌になります。
文: Papa Moo
絵: 松岡 芽衣

The Jacket I Wear in the Snow(JY)

冬はモコモコと重ね着します。ジャケット、マフラー、帽子、手袋、セーター……。ページをめくるごとに身につけるものが増えていき、最後には泣き出した子どもをお母さんが助けに来てくれました。今度はマフラーをゆるめ、セーターのボタンをはずしと、服を脱いでいく表現が登場。
文: Shirley Neitzel
絵: Nancy Winslow Parker
 

Jasper’s Beanstalk(JY)

月曜日、ネコのJasperは豆を見つけました。そして火曜日、豆を土に埋めました。「ジャックと豆の木」のように、あっという間に豆の木が生えてくることを期待しているJasperですが、待っていてもなかなか芽は出てきません。
文:Nick Butterworth
絵:Mick Inkpen
 
 

Jamberry (TP)

男の子とクマさんがいろいろなベリーをいっぱい摘む、カラフルで楽しい絵本です。ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリーはもちろん、食べられそうにないベリーも次々と登場します。CDは軽快な音楽に乗せたチャンツ形式。
文・絵: Bruce Degen
 

Joseph Had a Little Overcoat(JY)

2000年、コルデコット賞金メダル受賞作
ハードカバー、穴あきの仕掛け絵本。ジョセフのコートが古くなってすり切れると、傷んだ裾を切り取ってジャケットに仕立てました。ジャケットが古くなると、今度はベストにしました。最後にはハンカチからボタンに。
文・絵: Simms Taback

Jesse Bear, What Will You Wear? (TP)

クマの親子の心温まる1日が描かれています。「ジェシー・ベア、今朝は何を着るの?」、お母さんが問い掛けます。小さいジェシー・ベアにとっては、シャツやズボンばかりでなく、太陽も椅子も食べ物もぜんぶ「着るもの」。親子の読み聞かせにぴったり。
文: Nancy White Carlstrom
絵: Bruce Degen

The Journey Home from Grandpa’s(JY)

家族でおじいちゃんを訪ねたあと、黄色い車に乗って帰る途中、白いヘリコプター、紫色の列車、ピンクのトラクター、黒いクレーン車、赤い消防車など、いろいろな乗り物と出合います。それぞれの乗り物はどんな動きをして、何をしているところでしょう。
文: Jemima Lumley
絵: Sophie Fatus
 
 

K

King Bidgood’s in the Bathtub(JY)

ドン・ウッドの筆が冴え渡る傑作。「今日は、戦いも食事も仮面舞踏会もバスタブの中でやるぞ!」。どうしてもお風呂から出てこない王様に、お后も家来たちも頭をかかえてしまいました。王様のバスタブの中は大混乱。最後に知恵を働かせたのはお小姓でした。
文:Audrey Wood
絵:Don Wood
 

King Midas and the Golden Touch (RA)

ギリシャ神話より。強欲なミダース王は策略を立て、まんまと自分が触れるものはすべて金に変わる能力を手に入れます。「危険な能力」と忠告されていたにもかかわらず、次々と身の回りのものを金に変えて行きます。

 

 
 
 

The Kissing Hand (JY)

アライグマのチェスターは「学校に行きたくない、お家にいたい!」と泣いてお母さんに訴えます。「ときにはイヤなこともしなければならないわね。でも学校に行けば新しい友だちができるわよ」、お母さんはやさしくチェスターをさとしながら、秘密のおまじないをしてくれました。
文: Audrey Penn
絵: Ruth E. Harper and Nancy M. Leak
 

Knock! Knock! Knock! (JY)

ヒヨコのチャーリーとイモムシのエイミーは大の仲良し。ある日、エイミーの姿が見えなくて、チャーリーはあちこち探し回ります。農場のドアや植木鉢の下から出てきた動物たちは、だれもエイミーを見ていないと言います。ついに、葉っぱの陰からエイミーの声が聞こえますが……。
文: Mathew Price
絵: Atsuko Morozumi
 

Knuffle Bunny Too(TP)

女の子は大好きなウサギのぬいぐるみを連れて学校へ。ところが、同じぬいぐるみを持ったクラスメートと口ゲンカになり、先生から没収されてしまいます。放課後に返してもらいますが、そこで問題発生。真夜中に異変に気づいた女の子は大騒ぎです。
That is not my bunny.
文・絵: Mo Willems
 
 

L

Let’s Go into Space! (TP)

男の子と一緒にロケットに乗って宇宙に行こう! 地球が遠くなって、月がすぐ近くで明るく輝いています。ロケットの窓が丸くくり抜かれていて、そこから何が見えるかワクワクの穴あき絵本。小さめサイズのボードブックに、男の子の夢がいっぱい詰まっています。
文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)

Lemons are Not Red(JY)

ページの一部がレモンやニンジンやフラミンゴやお月さまなどの形にくり抜かれた穴あき絵本。レモンは赤くない。じゃあ何色?
ページをめくると正解が出てきます。
少ない文字と鮮やかな色使いで、子どもの想像力をかき立て、好奇心に働きかけるユニークな絵本です。
文・絵: Laura Vaccaro Seeger

Let’s Go Nuts!(JY)

主食にもスナックにもスパイスにもなるナッツ類。アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオはすぐわかっても、ダル豆、ひよこ豆、ライ豆は英語で何と言うのでしょう。さまざまな形や色のナッツの写真がこれでもかとばかりに大集合し、ユニークな写真絵本になりました。
文・絵: April Pulley Sayre
 

Let’s Make Rabbits (JY)

レオ・レオニ作。「おはよう」、ハサミが鉛筆に言いました。「今日は何をしようか」、「ウサギをつくろう」。ということでストーリーが始まります。かくして鉛筆書きのウサギと、きれいな紙をハサミで切って貼り合わせたウサギが誕生しました。
文・絵: Leo Lionni (レオ・レオニ)
 

Listen, Listen (JY)

夏は虫たちのコーラス、chirp, chirp, churr, churr, buzz, buzz, whirr, whirr。葉っぱがサラサラ音を立て、ハンモックがユラユラし、子どもたちがパシャパシャ水遊びをして、やがて夏が去り、秋がやってきます。季節ごとの擬音語、擬態語をいっぱい集めた絵本です。
文: Phillis Gershator
絵: Alison Jay
 

Little Beauty (TP)

手話のできるゴリラが主人公。ある日ゴリラは「友だちが欲しい」と飼育員に伝えました。連れてこられたのはかわいい小ネコ。あまりのミスマッチぶりにどうなることかと思いましたが、ふたりはとっても仲良しに。大きなゴリラと小さな小ネコの友情をユーモラスに描いたお話です。

 

文・絵: Anthony Browne

Little Beaver and The Echo (TP)

大きな沼のほとりに、小さいビーバーがひとりで住んでいました。ある日、寂しさに耐えかねて泣き出してしまいました。すると、はるか遠くの対岸から、誰かが泣いているのが聞こえてきました。その「誰か」を探しに行く途中で、カモやカワウソやカメが仲間に加わって……。
文: Amy MacDonald
絵: Sarah Fox-Davies

Little Blue and Little Yellow(JY)

レオ・レオニ作。青色の親友は黄色。通りの向かいに住んでいて、学校でも隣の席です。ある日、黄色の姿が見当たらなくて、あちこち探し回ってやっと見つけて、思わずハグ。そしたら、ふたりとも緑色になってしまいました。パパとママも、うちの子じゃないというし、大変です。
文・絵: Leo Lionni
 
 

The Little Old Lady Who Was Not Afraid of Anything (TP)

カボチャのお化けのお話。ハロウィーンにおすすめです。昔あるところに、何も恐いもののないおばあさんがいました。暗くなった森の中で、ドスンドスン動く大きな靴に出会っても、クネクネ揺れるズボンに出会っても動じません。
文: Linda Williams
絵: Megan Lloyd
 

The Little Red Hen(RA)

『ちいさなあかいめんどり』をもとにしています。小麦の種を見つけためんどりは、誰か植えるのを手伝ってくれない?と頼みますが、アヒルもネコもイヌも断ります。やがて大きく育った小麦。収穫の手伝いを頼みますが、やはり忙しいと断られました。
 
 

Little Red Riding Hood(RA)

『赤ずきんちゃん』をもとにしています。赤ずきんちゃんはおばあさんのお見舞いに出掛けます。知らない人と話してはいけないよ、知らない人から食べ物をもらってはいけないよと、お母さんから厳重に注意されていたのに、オオカミと気軽におしゃべりし、手渡されたイチゴを食べてしまいました。
 

Little Simba and Four Tigers (RA)

『ちびくろサンボ』のタイトルで知られる童話をもとにしています。
シンバ少年はママが作ってくれた赤いTシャツと青いパンツ、パパが買ってくれた緑色の傘と紫色の靴を身につけて、ルンルンでジャングルに出掛けました。しかし、そこには怖いトラが4匹もいて、シンバを食べようとします。
 
 

Llama Llama Red Pajama(TP)

ベッドでママにお話を読んでもらい、赤いパジャマのラマはお休みなさい……。のはずが、ママが一階の台所に行った途端、「ママー!」。最初はおとなしくママを待ちますが、暗闇の中で赤ちゃんラマの目はしだいに大きく見開かれ、だんだんウルウルしてきて、ついに我慢しきれず大騒ぎ。
文・絵: Anna Dewdney
 

LMNO Peas(JY)

小さいグリーンピースたちがAからZで始まる、いろいろなものに扮装して登場します。Aはacrobats、artists、astronauts、Pはpaintersにpoetsにplumbers、pilots、parachutistsと、たくさんの職業が学べます。いっぱいいる豆さんたちは、それぞれが個性的でイキイキして元気いっぱい。
文・絵: Keith Baker
 
 

Lots of Feelings(JY)

 
たくさんの感情表現を、誌面いっぱいに広がる子どもたちの顔写真で学ぶ本。ハッピーだったり、悲しかったり、怒っていたり、真面目だったり。子どもたちはストレートに感情を表し、CDの音楽もそれぞれにマッチしています。
文・絵: シェリー・ロットナー

Love You Forever (JY)

赤ちゃんをやさしく揺すりながら、子守歌を歌う母親。その子どもが2歳になると、トイレットペーパーを引き出すわ、いろんなものをひっくり返すわ、それも得意げな顔で。9歳になると家中を傍若無人に汚し、悪い言葉を使うしで、飼い猫も逃げ出す始末。
文: Robert Munsch
絵: Sheila McGraw
 

M

Madeline(JY)

1940年のコルデコット賞銀メダル受賞作。パリの寄宿舎で暮らす12人の女の子とミス・クラベル。一番小さいマドレーヌはネズミも怖くないし、動物園のトラも平気。盲腸になってしまっても、手術の傷跡を自慢げに見せびらかす元気な女の子です。
文・絵: Ludwig Bemelmans(ルドウィッヒ・ベーメルマンス)
 

Madeline’s Rescue(JY)

1954年、コルデコット賞金メダル受賞作。
パリの寄宿学校で暮らす女の子マドレーヌ。イタズラが過ぎて川に落ちてしまったマドレーヌを、賢い犬が救ってくれました。それからは12人の女の子と先生のミス・クラベルと、犬の楽しい日々が始まりました。
文・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
 
 

The Magic Cooking Pot (RA)

 

グリム童話『まほうのなべ』をもとにしています。
貧しくて食べ物がなくなってしまった一家。お腹をすかせた弟たちのために、長女のメアリーはベリーを摘みに森へ出掛けました。そこで出会った老女にベリーを分けてあげると、お礼にと魔法の鍋をプレゼントしてくれました。その鍋は呪文を唱えると、オートミール粥をどんどん作ってくれるのです。

 

 

The Magic Hat(Y)

ある日突然、魔法の帽子がクルクルと空を飛んできました。ひとりのおじさんの頭に止まると、おじさんは巨大なヒキガエルに変身!
帽子は街の中をフワフワと飛び続け、大人たちをクマやカンガルーやキリンなどに次々と変身させて行きます。そこへ今度は本物の魔法使いが現れて……。
文: Mem Fox
絵: Tricia Tusa
 
 

Magic Shoelaces(JY)

マシューは靴のヒモが上手に結べなくてイライラ。姉のジェシカや近所の子どもたちにもからかわれます。そこへ不思議な男の人が現れて、魔法の靴ヒモと交換してくれました。もう結ぶ練習をしなくていいんだと大喜びしたのに、今度はどうしてもほどけなくて……。
著者:Wood, Audrey
 

Make Way for Ducklings(JY)

1942年、コルデコット賞金メダル受賞作。
子育ての場所を探してボストン上空に飛んできたカモのマラード夫妻。チャールズ川の中州ならぴったりと、巣を作りました。やがて8羽のひなが生まれ、おかあさんの後をよちよち追いかけて、車が行き交う街中にやってきました。
文・絵: ロバート・マックロスキー
 

Mary Had a Little Lamb(JY)

『メリーさんのヒツジ』が楽しい穴あき絵本になりました。雪のように白いヒツジ、くるくる巻き毛のヒツジ、一番フカフカのヒツジ・・・・・。それぞれ特徴の違う7匹のヒツジが登場して、学校へ、街中へ、海へと、メリーさんのあとをどこにでも追いかけます。
絵: Marina Aizen
 

Mary Wore Her Red Dress(JY)

リスのメアリーは赤いドレスを着て、クマのお誕生パーティに出掛けます。アライグマのヘンリーは緑色のスニーカーを履いています。最初は白黒の鉛筆画から始まり、ページをめくるごとに1色ずつ色が増えていって、最後はカラフルなパーティがスタート。
著者:Peek, Merle
 
 

Me! Me! ABC(JY)

パンダやウサギ、カメなどのキャラクターたち8人(匹?)が、アルファベット26文字で始まる動詞を教えてくれます。AはAdmire
me. EはE-mail me. PはPay attention to me.など、それぞれの意味に合わせた表情を誌面いっぱいに見せてくれます。
文: Harriet Ziefert
人形作成: Ingri Von Bergen
 

Meg and Mog(JY)

魔女のメグはネコのモグと白フクロウと一緒に暮らしています。ハロウィーンの夜、メグと4人の魔女仲間は、大鍋の中にそれぞれが持ち寄った怪しげな物を入れました。鍋をかき回しながら皆で呪文を唱えると、あれれ、ちょっとした間違いが発生してしまいます。
文: Helen Nicol(ヘレン・ニコル)
絵: Jan Pienkowski(ヤン・ピエンコフスキー)
 
 

Milkshake Shake (mpi)

 
おかあさんウシと子ウシたちが、朝ご飯にミルクシェイクを作ります。カップに牛乳と、イチゴ、ブルーベリー、チョコレート、メロンをそれぞれ入れて、あとはシェイク、シェイク、シェイク。上下に振ったり、左右に振ったり、ウシさんたちはまるでダンスをしているかのよう。
文: 大江 パトリシア、中村 麻里
絵: イケベ ヨシアキ
 

Miss Mary Mack(JY)

英語圏の子どもたちに大人気の手遊び歌『ミス・メリーマック』のロングバージョン。同じ単語が3回繰り返されるリズミカルな歌が13番まで続きます。
文: メアリー・アン・ホバーマン
絵: ナディーン・バーナード・ウエストコット
 
 

Miss Rumphius(JY)

「ルピナスさん」の愛称で親しまれるアリス・ランフィアスの生涯を綴った絵本。
小さいときにおじいさんと約束したとおり、アリスは世界各地に旅をし、年を取ると海辺に家を構えました。最後の約束は世界をもっと美しくすること。さて、どうすればいいのかとアリスは考えます。
文・絵: Barbara Cooney(バーバラ・クーニー)
 

The Missing Christmas List(RA)

クリスマスプレゼントの包みを開けると、男の子にはボロボロのクマのぬいぐるみ、女の子には大きなクモが!
悲しむサンタさんのために、トナカイと妖精が原因を調査すると、邪悪なペンギンが贈り物リストを書き換えていたのでした。
 
 

Mister Seahorse(JY)

舞台は海の中。カラフルなサカナたちが登場します。Seahorse=タツノオトシゴのお父さんは、お母さんが産んだ卵を自分のお腹にある袋に入れて、それは大事に育てるのです。でも待って! イクメンのサカナはタツノオトシゴだけではありませんでした。
文・絵: Eric Carle
 

The Mixed-Up Chameleon (TP)

エリック・カール作。
動物園でたくさんの美しい動物たちを見たカメレオンは、シロクマのように大きくなれたら、フラミンゴのようにきれいになれたらと願います。すると、次々と実現してしまうのです。いろいろな色と形がゴチャゴチャになったカメレオンは、どうするのでしょう。
文・絵: Eric Carle
 
 

Monkey Puzzle(JY)

ジャングルでママとはぐれてしまった小ザルが泣いていると、通りかかったチョウがママを捜すのを手伝ってくれることに。ママの特徴を聞いて、「それならこっちにいるよ」と連れて行ってくれた先にいたのはゾウ、ヘビ、クモ、オウム、カエル、コウモリ。
文: Julia Donaldson(ジュリア・ドナルドソン)
絵: Axel Scheffler(アクセル・シェフラー)
 

Monster, Monster(JY)

絵本とCDがセットになったパックです。
どこかにモンスターが隠れていますよ。君はモンスター?と尋ねて探してみよう。しかけ絵本のようになっていて楽しい絵本です。
文・絵: Melanie Walshl
 
 

More Than Meets the Eye(JY)

目で見るだけでなく、五感で名画を味わってみようというユニークな絵本。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」、ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」をはじめとする名画25作品を掲載し、絵に描かれたお茶をすすってみたり、貂の毛並みをなでてみることを提案します。
文: Bob Rackza
 

Mouse Count(TP)

小さいネズミの天敵はヘビ。気をつけなければならないのに、つい眠くなって昼寝をしてしまったネズミたち。そこへお腹をすかせたヘビがやってきて、ネズミを食べてしまおうと、1匹ずつ広口ビンに入れていきます。10までのカウントアップとカウントダウンが学べます。
文・絵: Ellen Stoll Walsh
 
 

Mouse Paint(JY)

白い紙の上の3匹の白いネズミはネコには見つかりません。ある日、ネコが寝ているすきにネズミたちは赤、黄、青の絵の具のビンによじ登りました。赤と黄色が混じるとオレンジ色になり、黄色と青色が混じって緑色になりと、ネズミたちは色の変化が面白くてたまりません。
文・絵: Ellen Stoll Walsh(エレン・ストール・ウォルシュ)
 

Mr. Brown Can Moo! Can You? (mpi)

 
いろいろな動物の鳴き声、目玉焼きの焼ける音や汽車の音、雨の音などの擬態語・擬音語がたくさん登場し、英語の音とリズム、韻の踏み方が楽しく学べます。ミスター・ブラウンの後に続いてあなたも言ってみましょう。
文・イラスト: Dr.Seuss
 
 

Mr. Rabbit and the Lovely Present(JY)

1963年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
小さい女の子はお母さんの誕生日に何かプレゼントしたいのに、何が良いのかわかりません。困ってうさぎさんに相談しました。お母さんの好きな物は、赤い物、黄色い物、緑色の物、青い物……。モーリス・センダックの幻想的な挿絵が印象深い作品。
文: シャーロット・ゾロトウ
絵: モーリス・センダック
 

Mr Wolf’s Week(JY)

オオカミさんの1週間が始まりました。月曜日は雨、レインコートを着て雨靴を履いて、カサを持ってお出掛けです。曜日ごとにお天気が変わり、オオカミさんの服装も変わります。それぞれユーモラスなマンガ付きで、オオカミさんの悪戦苦闘ぶりが楽しめます。
文・絵: Hawkins, Colin
 
 

Mrs Wishy-Washy and the Big Farm Fair(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。ミセスのルールは「清潔」「こざっぱり」「きれい」「いい香り」の4つ。今日は大切な農場祭りだというのに、ウシたちは泥んこです。ゴシゴシ洗ってもらった動物たちは賞をもらえるでしょうか。
文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton
 

Mrs Wishy-Washy and the Big Tub (JY)

 
文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton
 
 

Mrs Wishy-Washy and the Big Wash(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。今日もミセスが動物たちを洗おうとしたら、ホースからお水が一滴も出ません。困ったミセスは動物たちをトラックに乗せて、お水を探しに街へ出掛けました。本屋さんにも楽器屋さんにもお水はありません。さて、どうしたでしょう。
文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton
 

Mrs Wishy-Washy on TV(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。ミセスがなんとテレビに出ることに。ブクブク石鹸で動物たちがいかにきれいになるか、実演するのです。アヒルとブタとウシをゴシゴシ洗い終えたミセスが次に狙いを定めたのは、テレビレポーターでした。
文: Joy Cowley
絵: Philip Webb
 

Mrs Wishy-Washy’s Birthday(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。明日はミセスのお誕生日。ミスターはピンクのバラのケーキを作りました。農場の動物たちは自分たちも何かプレゼントしたいと思いますが、何も持っていません。一晩中考えたすえに、あることを思いつきました。
文: Joy Cowley
絵: Philip Webb
 

The Musical Life of Gustav Mole(JY)

音楽好きの家庭に生まれたモグラのグスタフ。赤ちゃんのときはガラガラで演奏に参加し、やがて音楽学校に入学して才能に悩み、恋をして傷つき。その成長の過程には常に音楽がありました。三重奏、四重奏からフルオーケストラ、フォーク、ジャズまで、CD収録の音楽は本格的です。
文: Meyrick
絵:Kathryn
 

My Car(JY)

サムはクルマが大好き。原色を多用した鮮やかなイラストの中で、まん丸の目をしたおもちゃのようなサムが、大切なクルマについて説明をします。交通法規を守り、慎重に運転するサム。クルマのパーツや、交通標識についても学べます。乗り物が大好きな男の子にはたまらない1冊。
文・絵: バイロン・バートン
 

My Cat Likes to Hide in Boxes(JY)

フラ”ンス”のネコはダ”ンス”が好き、スペ”イン”のネコはエアプレ”イン”が好きと、世界各地のネコが韻を踏んで登場します。各国の特徴あるネコたちに比べて、わたしのネコはただただ箱に隠れるのが好きなのです。さて日本のネコは何が好きなのでしょうか。
著者: Eve Sutton and Lynley Dodd
 

My Dad(TP)

アンソニー・ブラウンのユーモアたっぷりの絵本。ボクのパパは悪いオオカミだって怖くない、駆けっこも一等賞、馬のように食べることができ(?)、カバのようにハッピー(??)。パパの得意なことの紹介がまだまだ続きます。
文・絵: Anthony Browne
 

My First Dictionary (JY)

 
DK社の美しい写真やイラストが使われています。見出し語1,000を、ビジュアルとシンプルな英文でクリアに説明している英英辞書。家族みんなで使えます。「Aとはこういうことです」「もし何かがBであれば、こうなります」のように、フルセンテンスで定義しているのが特徴です。
 

My First Word Book (JY)

ビジュアル出版で名高いDK社の美しい写真で1,000の英単語を学ぶ、贅沢な絵辞典です。My body、Pets、At school、Sportsなど、38のカテゴリー別に、関連語をまとめて学ぶことができ、大人にも勉強になります。
 

My Friends (JY)

女の子はお友だちのネコから歩くことを教わり、イヌからはジャンプを、サルからは木登りをと、いろんなことを教わります。ゴリラからはキックを!
邦題『みんながおしえてくれました』。
文・絵: Taro Gomi (五味太郎)
 

My Mum(TP)

アンソニー・ブラウンのユーモアたっぷりの絵本。でもMy Dadとは微妙にニュアンスが違います。ママはお料理が得意、偉大な絵描き(お化粧しているときはね)、世界で一番の力持ちでスーパーの荷物をたくさん持てる。母親と子どもの愛情に胸がキュンとなる、すてきな絵本です。
文・絵: Anthony Browne

My World (TP)

マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさいおつきさま』の姉妹編。
家族の日常生活のいろいろなシーンが、子どもの視点でつづられます。カラーページと白黒のページが交互に登場する独特の世界を、余韻たっぷりの歌や朗読がいろどります。
文: Margaret Wise Brown
絵: Clement Hurd
 
 
 

N

The Napping House(JY)

外は雨。垣根にはあじさいとバラの花。こんな日は心地よいベッドでお昼寝が一番です。おばあさんがグッスリ寝ているのを見たら、ボクも眠くなってきました。そして、イヌもネコもネズミも、みんな丸くなって寝てしまいます。
文:Wood, Audrey
絵:Wood, Don
 

Nighty Night, Little Green Monster(JY)

あの怖い怖いBig Green Monsterには、なんと子どもがいた?
ページをめくるごとに黄色い目が現れ、青緑色の鼻が現れ・・・・・・。違うところは、歯が1本しかなくて、髪の毛も1本だけ。そして小さいモンスターは何とも幸せそうな顔をしているのです。
文・絵: Ed Emberley
 

No One Saw (JY)

オキーフのように花を見た人はいない、スーラのように日曜日を見た人はいない、ゴッホのように星を見た人はいない、モネのように干し草を見た人はいない……。16作品の名画を掲載して、画家独特の視点に迫るユニークな絵本です。
文: Bob Rackza
 

No Roses for Harry! (TP)

『ハリーのセーター』の原書です。お誕生日におばあちゃんからセーターをプレゼントされたハリー。着心地はいいけれど、なんとバラの花の模様で、ハリーはどうしても着るのがイヤなのです。イヌのハリーの表情がひときわかわいくて楽しい作品です。
 
 

Noah’s Ark (TP)

ルーシー・カズンズが、子どもたちのために描いた『ノアの箱船』のお話です。いろいろな種類の動物たちを2匹ずつ乗せた箱船は、40日間続いた大雨と大洪水を乗り切ります。カズンズのイラストで、神の怒りのお話もほのぼのとしたものに仕上がっています。
文・絵: Lucy Cousins
 

No One Saw(JY)

オキーフのように花を見た人はいない、スーラのように日曜日を見た人はいない、ゴッホのように星を見た人はいない、モネのように干し草を見た人はいない……。16作品の名画を掲載して、画家独特の視点に迫るユニークな絵本です。
文: Bob Rackza
 
 

O

Old Macdonald Had a Farm(JY)

マグドナルド爺さんの牧場には、どんな動物がいるかな? 動物の鳴き声も聴いてみよう。日本で「ゆかいな牧場」として知られている民謡の絵本です。
絵:Adams, Pam
 

On Market Street(JY)

1982年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
アニタ・ロベルとアーノルド・ロベル夫妻の共作です。たくさんのお店が並ぶ商店街をABC順に見て回りましょう。
文: アーノルド・ロベル
絵: アニタ・ロベル

One Fine Day(TP)

1971年コルデコット賞金メダル受賞作。ある晴れた日、喉が渇いたキツネはおばあさんのミルクを飲んでしまいました。怒ったおばあさんはキツネのしっぽをちょん切り、「しっぽを返して欲しければ、ミルクを返しなさい」と言います。困ったキツネはウシに頼みますが……。
文・絵: Nonny Hogrogian
 

One Gorilla(JY)

1匹のゴリラ、2匹のチョウ、3羽のセキセイインコから10匹のネコまで、私の好きな物を紹介していく構成。野原や、花咲き乱れる庭を丁寧に描いたイラストは、大人の鑑賞にもおすすめです。
 
 

1Hunter(TP)

獲物を探して一直線にジャングルを進む、ひとりのハンター。樹の陰に隠れている2頭のゾウも、3匹のキリンも、地面にうずくまる4羽のダチョウも目に入りません。でも、最後に10羽のオウムのそばを通り過ぎたとき、何かの気配にフト振り返ってびっくり仰天。
文・絵: Pat Hutchin
 

One Lighthouse One Moon(JY)

色、曜日を紹介する第1章、1〜12月を通じて季節を紹介する第2章、1〜10までの数字を動物を数えながら紹介する第3章、という3つの章からできている絵本です。色から数字まで、たくさんの基本がこの1冊で覚えられるので、とてもお得な絵本ではないでしょうか。
著者:Lobel, Anita
 
 

One of These Is Not Like the Others (TP)

https://www.youtube.com/embed/vTTIPUHW9cU

 
4匹の動物がいます。3匹はウシさんで残りの1匹はゾウさんです。1匹だけ色も形も違います。でも、ページをめくると、ゾウさんは長い鼻を使って、皆とつながることができるのです。全部で8つのグループが登場し、なかにひとつだけ、ほかとは違ったものが混じっています。
文・絵: Barney Saltzberg
 

One Shoe Two Shoes (TP)

赤い、青い、古い、新しい、カウボーイブーツ、サンダル……、いろいろな靴が登場します。ある日、イヌは片方の靴に何かが隠れているのを発見しました。ネズミが住み家にしていたのです。
文: Caryl Hart
絵: Edward Underwood
 
 

One Moose, Twenty Mice(TP)

1から20までの楽しいカウンティングブックです。フェルト生地に刺繍やアップリケで動物、数字などをデザインし、た凝ったつくり。1匹のムース、2匹のカニ、3匹のテントウムシと、ページごとに違う動物が登場しますが、どのページにもネコが巧妙に隠れているのです。
文・絵: Clare Beaton
 

One of Each(JY)

イヌのオリバー・トリバーは一人暮らし。テーブルも椅子もベッドも枕も、何もかも完璧にひとつずつ。そんな生活がとっても気に入っていたオリバーは、ネコのペゴティーを自宅に招待しました。でもペゴティーは何でもひとつずつしかない家にお客は必要ないと怒って帰ってしまいました。
文: メアリー・アン・ホバーマン
絵: マージョリー・プライスマン
 
 

1-2-3 Peas(JY)

主人公は小さなグリーンピースです。ひとつの豆が昆虫探し、ふたつの豆が魚釣り、3つの豆はボート遊び。さらに、ペンキ塗り、かけっこ、合唱と、いろいろなことに挑戦する豆の数がドンドン増えていき、最後には100個の豆が1から100までの旗を持って、ワーッと登場します。
文・絵: Keith Baker
 

Oops, Mr Wishy-Washy!(JY)

気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
ミスターは皿洗いの名人。ミセスが街に買い物に出掛け、ミスターが台所の蛇口をひねったところで、農場の動物たちが鳴き始めました。「おなかがすいているんだ」と思ったミスターは、水を出しっ放しにしたまま動物たちのところへ。
文: Joy Cowley
絵: Philip Webb
 
 

Over in the Meadow(JY)

カウンティングブック。牧草地の砂の上には1匹のカエル、小川には2匹のサカナと、さまざまな生き物が棲んでいます。穴あき絵本から順番に現れる生き物を10まで数えていく本。かじる、日なたぼっこをする、ゲロゲロ鳴くなど、生物に関するたくさんの表現が覚えられます。
絵: Evans, Michael
 

Owl Babies (TP)

3羽のフクロウの赤ちゃんがお母さんと暮らしていました。ある晩、子どもたちが目覚めるとお母さんの姿がありません。「狩りに行ったんだよ」と思っても、心配で心配でたまらない子どもたち。大きな目をして途方に暮れる姿が何とも愛らしい絵本です。
文: Martin Waddell
絵: Patrick Benson
 
 

P

Pancakes, Pancakes! (TP)

エリック・カールの絵本。「今日の朝ごはんは大きなパンケーキが食べたいな」とジャックが言いました。するとお母さんが「忙しいから手伝ってね」と言います。そこで、小麦を刈り取り、脱穀をして粉をひき、牛乳を搾りと、お母さんの指示に従って材料の準備をするジャック。
文・絵: Eric Carle
 

Panda Bear. Panda Bear, What Do You See? (JY)

大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、ジャイアントパンダのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。水牛、アシカ、白頭ワシ、クモザルなど、10種類の野生動物が登場します。
文: Bill Martin Jr
絵: Eric Carle
 
 

Papa, Please Get the Moon for Me (TP)

エリック・カール作。夜空を見上げたモニカはお月さまと遊びたくなりました。でも小さいモニカの手には届きません。そこで、「パパ、お月さまを取って」とお願いします。パパが使う長ーいハシゴに合わせて、折りたたまれたページが横に広がったり、上に伸びたりします。
文・絵: Eric Carle
 

The Paper Bag Princess(TP)

美しい王女は、結婚を約束した王子に夢中。しかし、ある日ドラゴンがお城を焼き払い、王子を連れ去ってしまいました。王女のドレスも全部燃えてしまい、かろうじて燃え残ったのは「紙袋」のみ。そこで紙袋を身にまとった王女は、王子を救出する旅に出ました。
文: Robert Munsch
絵: Michael Martchenko

Peanut Butter and Jelly (mpi)

 
ピーナッツバターとジャムのサンドイッチは、アメリカの子どもたちのお弁当の定番。ゾウに手伝ってもらって、あり得ないほど大きなサンドイッチを作ります。なにしろゾウの背中でピーナッツをすりつぶし、バスタブの中でブドウをつぶすのですから大変。
イラスト: Nadine Bernard Westcott
 

Peck Peck Peck(JY)

キツツキのおとうさんが、子どもに「つつきかた」をコーチ。まずは木にしっかりつかまって、穴をあけましょう。コツをつかんだ子キツツキは楽しくてしかたありません。ドア、帽子、テニスラケット、本、スリッパ、石鹸……。もう、ありとあらゆるところに穴をあけて回ります。
文・絵: Lucy Cousins

Pete the Cat and His Four Groovy Buttons (TP)

大人気のピートと一緒に引き算の練習!!ネコのピートはボタンが大好き。お気に入りのシャツには4つのカラフルでかっこいいボタンがついています。でもボタンがひとつ飛んでしまって、残りはいくつ?ボタンがひとつずつ減っていってもピートはロックを歌い続けています。
文: Eric Litwin
絵: James Dean
 

Pete the Cat I Love My White Shoes (TP)

ネコのピートはロックが大好き。真っ白な新しい靴を履いて、通りを歩きながら歌を歌っています。♪I love my white shoes♪。ところがピートはイチゴの山に足を踏み入れてしまい、靴が真っ赤になりました。
文: Eric Litwin
絵: James Dean
 
 

Pete the Cat Rocking in My School Shoes (TP)

ネコのピートはロックが大好きで、いつもクールにキメています。今日はスクールバスに乗ってみんなと一緒に学校に行きますが、図書室で本を読むときも、図工の時間も、算数の時間も、いつもロックンロールを歌っています。
文: Eric Litwin
絵: James Dean
 

Pete’s a Pizza(JY)

ピートのピザではなく、ピートがピザ。友だちとボール遊びをしようとしたら雨が降ってきて、ピートはご機嫌斜め。パパはそんなピートを元気づけようとしピザ遊びを仕掛けます。何と、ピートの身体をこねたり伸ばしたりして、ピザにしようというのです。
文・絵: William Steig
 
 

The Pied Piper of Hamelin (RA)

『ハーメルンの笛吹き男』。何千匹ものネズミに襲われたハーメルンの町。市長たちの依頼を受けてネズミをちゃんと退治したのに、約束の金貨をもらえなかった笛吹き男は、子どもたちを連れ去ります。
 

Piggies(JY)

イラストはドン・ウッド。親指の上には太っちょの小ブタ、人差し指の上にはお利口な小ブタ、ページいっぱいに大胆に描かれた手のうえで、ブタさんたちが奔放にはしゃぎ回ります。石けんできれいになったり、ドロドロに汚れたりと、それはそれは迫力十分。指遊びに最適な絵本です。
文:Wood, Audrey
絵:Wood, Don

Pinocchio(RA)

ゼペットじいさんは丸太から木の人形を作りました。丸太が足りなくなって、鼻はソーセージで代用です。学校に行ったはずのピノキオがサーカスのテントをのぞいていますよ。そこに現れた小太りの妖精から、ウソをつくと鼻が伸びるおまじないをかけられてしまいます。
 

Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?(JY)

エリック・カール『しろくまくんなにがきこえる?』の原書。ここは動物園。10種類の動物たちが次のページに登場する動物の鳴きかたを紹介します。軽快でリズミカルな歌に乗せて、ほえる、うなる、いななくなどの英語表現が学べます。
著者:エリック・カール
 

Presto Change-O(JY)

マシューとジェシカの物語。魔法ごっこに夢中のふたりですが、口げんかをしているうちに、誤って呪文でママがカエルに変身してしまったから大変。どうすれば元に戻すことができるのでしょう。姉と弟が力を合わせてママを救出します。
著者:Wood, Audrey
 

The Princess and the Dragon(JY)

あるところに、ドラゴンのように乱暴者のお姫様と、お姫様のようにおしとやかなドラゴンがおりました。ふたりはお互いの立場を交換することにしました。言葉遣いもマナーも完璧なドラゴンに、王様もお妃様も召使いたちも大喜びです。CDは楽しいミュージカル仕立て。
著者:Wood, Audrey

The Pumpkin Ghost on Halloween Night(RA)

ハロウィーンの夜、4人の子どもたちはカボチャのお化けを探しに墓地に出かけました。そこでは、年上の子どもたちが小さい子を驚かそうと、カボチャのお化けの作り物を準備して待ち構えています。ところが、本物のお化けが出てきて、小さい子も大きい子も逃げ出しました。
 
 

Q

Quick as a Cricket(JY)

ボクはコオロギのようにすばしっこく、カタツムリのようにのんびり。アリみたいに小さくて、クジラのように巨大。男の子がいろいろな動物や昆虫に似ている自分の一面を探していきます。22の形容詞とドン・ウッドの大胆なイラストで人間の多面性をイキイキと表現。
文:Wood, Audrey
絵:Wood, Don
 
 
 

R

The Rabbit and the Turtle (RA)

ウサギとカメが駆けっこの競争をすることに。足の速いウサギは自信満々です。でもカメだって勝つ気でいます。仲間たちの応援を受けて、ヨーイドン。途中でお腹がすいたウサギは、ニンジンをたくさん食べて眠くなってしまいました。
 

Rah, Rah, Radishes!(JY)

軽快なチャンツのリズムに乗せて、つやつやしたおいしそうな野菜が次々と登場します。日本の野菜とはだいぶ形や色が違うものがあったりして、世界各地の野菜への興味が広がります。知っているようで意外と知らない野菜の英語名が覚えられます。
文・絵: April Pulley Sayre
 
 

The Rainbow Fish(TP)

海の世界で一番美しいにじいろのさかなは、プライドが高くて、ほかのさかなたちが一緒に遊ぼうと声を掛けても無視。ある日、小さなさかなが、キラキラのウロコを1枚わけてくださいとお願いしたら、「一体、何様のつもりだ。あっちに行け!」と言い放ちました。
文・絵: Marcus Pfister

Rain(JY)

真っ青な空、黄色い太陽、白い雲と、鮮やかな色が続いた後に、灰色の雲が現れ、ポツポツと雨が降り出します。雨は緑の草原、黒い道路、赤い車など、いろいろなものの上に降りそぞき、どんよりとしたページが一転、雨が上がってきれいな虹が出てくるという構成。
文: ロバート・ケイラン
絵: ドナルド・クルーズ
 

Read Anything Good Lately?(JY)

まるで『マジック・ツリーハウス』のような表紙。とっても読書好きな女の子がAで始まるatlasをairportで読み、biographyをbedで読み、最後はzodiacをzooで読むという、アルファベット26文字の読書のしかたを紹介する絵本です。
文: スーザン・アレン&ジェーン・リンダマン
絵: ビッキー・エンライト

Rooster’s Off to See the World (TP)

エリック・カール作。ある晴れた朝、オンドリは旅に出ようと決心します。でも、そんなに歩かないうちに、なんだか寂しくなってきました。そこで、2匹の猫に一緒に来ないかいと話しかけます。3匹のカエル、4匹のカメ、5匹のサカナと旅の仲間が増えて行きますが……。
文・絵: Eric Carle
 
 

Rosie’s Walk(JY)

雌鳥のロージーは農場をのんびりお散歩中。大変、後ろからキツネが狙っています。ロージーはただ歩いているだけなのに、つけ狙うキツネは、なぜか粉まみれになったり、ミツバチに追い回されたりと散々な目に。黄色と赤の鮮やかな絵が情景を豊かに表現しています。
著者:Pat Hutchins

Rudolph, the Red-Nosed Reindeer (RA)

赤い鼻をしたルドルフはトナカイ仲間から、からかわれてばかりです。ある年のこと、サンタさんがみんなにプレゼントを配る夜なのに、霧が深くてどのトナカイも空を飛ぶことができません。あきらめかけたとき、サンタさんはルドルフの赤い鼻を思い出しました。
 
 

Run, Mouse, Run(TP)

ページが椅子やテーブルやカップの形にくり抜かれた仕掛け絵本です。ネズミが椅子をよじ登り、テーブルを駆け抜け、箱の中に入ったと思ったらまた抜け出て、壁の穴めざして走ります。どうしてそんなに急いでいるのかと思ったら、最後のページにいるのは・・・・・・。
文・絵: Petr Horacek
 
 

S

Santa Is Stuck! (RA)

サンタさんが煙突にはまって動けなくなってしまいました。助けを呼ぶ声に気付いた女の子とネコとイヌが、妖精たちと力を合わせて引っ張りますが、びくともしません。
 

Scaredy Cats(JY)

末っ子の青色と黄色の小ネコは初めてのお使いを頼まれました。お母さんの指示を聞いて張り切って街をめざしますが、途中の森には、それはそれは恐ろしいものがたーくさんいて。ドラマ仕立てのCDからは、小ネコたちの迫真の怖がりぶりが伝わってきます。
著者:Wood, Audrey
 
 

The Secret Birthday Message (TP)

エリック・カール作。誕生日の前の晩、枕の下に手紙を見つけたティム。中には、暗号のような文が書いてありました。ページが月の形、星の形、階段の形などにカットされていて、謎を解くワクワク感を演出します。最後にはすてきなプレゼントが待っていました。
文・絵: Eric Carle

See You Later, Alligator!(JY)

二種類のワニさんが登場します。チャキチャキタイプのクロコダイルに比べて、アリゲーターはなにごともマイペースののんびり屋さん。お掃除にお洗濯にクロコダイルは大忙し。「手伝って」と言っても、「そのうちにね」だって。ついに堪忍袋の緒が切れてしまいます。
著者:Kubler, Annie
 

Sheep in a Jeep(JY)

脳天気なヒツジさんたちがジープに乗ってお出掛けします。でも途中で動かなくなったり、泥にはまったりと、ちっともスムーズに進みません。カントリー調の歌が、困り果てながらもどこかのんびりのヒツジさんの雰囲気にピッタリ。英文の押韻もみごとです。
文:Shaw, Nancy
絵:Apple, Nancy

Sheep in a Shop(JY)

脱力系のヒツジさんたちが、お誕生日のプレゼントを買いに街へ繰り出しました。お店の中であれがいい、これがいいと大騒ぎ。やっと決めたものの、今度はお金がちょっと足りなくて、ヒツジならではの知恵を働かせます。さあ、どうしたのでしょう。
文:Shaw, Nancy
絵:Apple, Margot
 
 

The Shepherd Boy and the Wolf (RA)

オオカミ少年のお話。ひとりで羊の番をしていて、すっかり退屈した羊飼いの少年は、気晴らしに「オオカミだ! 助けて!」と叫びました。少年を助けようと大急ぎで駆けつけた街の人たちは、だまされたとわかるとカンカンです。
 

The Shoemaker and the Elves(RA)

グリム童話『こびとのくつや』。靴を作る材料の革がとうとう残り1枚になってしまった夜、鉛筆の妖精、ハサミの妖精、そして針の妖精が現れて、それはそれは素敵な靴を作ってくれました。それを売ったお金で、靴屋の老夫婦は新しい材料を買うことができました。

Silly Sally(JY)

おバカなサリーのおかしなお話。なぜか逆立ちをして後ろ向きに進むサリーと出会った動物たちも、みんなサリーを真似します。逆立ちをしながら歌ったり、眠り込んだりしながら、おかしな行列は街をめざします。
著者:Wood, Audrey
 

Silly Suzy Goose(TP)

スージーはガチョウの仲間たちを見渡して、自分は違うふうになりたいと思います。コウモリのように逆さまになれたら、ペンギンのように氷の上を滑れたら、カンガルーのようにジャンプできたら。でも、ライオンの耳元で吠え方を真似してみたら、怒ったライオンに追いかけられてピンチ。
文・絵: Petr Horacek

Skip through the Seasons(JY)

スキー、種まき、海水浴、落ち葉拾いと、1月から12月までの季節の風物詩をコラージュ風の凝ったイラストで描いています。イラストの中から単語を12個ずつ探していくゲーム付き。巻末には月の名称の由来やカレンダーの歴史を説明したトリビア情報も掲載。
著者:Blackstone, Stella; Carluccio, Maria
 

Sleeping Beauty (RA)

『眠りの森の美女』。赤ちゃんのときに魔女に呪いをかけられた王女は、16歳のお誕生日に紡ぎ車の棒が刺さって永遠の眠りについてしまいました。
 
 

SNOW (JY)

空も街並みも灰色の世界。そこへひとひらの雪が舞い降りてきて、少年は「雪だ」と声を上げ外へ飛び出しました。「すぐに溶けるさ」と無視する大人たちをよそに雪は本格的に降り始めます。
 

Snow White (RA)

女王の質問に答えをはぐらかす鏡。コメディ仕立ての『白雪姫』です。継母の女王に城を追われた白雪姫は、個性豊かな森のこびとたちと暮らし始めました。こびとの制止も聞かず、Catch me if you can! と毒リンゴを食べてしまう白雪姫。王子が白雪姫を生き返らせた理由も独特でした。
 

The Snowy Day(JY)

ある冬の日、ピーターが目を覚ますと、あたり一面が銀世界でした。真っ赤なマントを羽織って外に飛び出したピーター。降り積もった雪の上に足跡をつけるだけでもワクワクです。子どもの高揚感が誌面いっぱいに表現されたエズラ・キーツの代表作。邦題『ゆきのひ』。
文・絵: エズラ・ジャック・キーツ

Something from Nothing(JY)

ジョゼフが生まれたとき、おじいさんが毛布を作ってくれました。大きくなるにつれて、やがて毛布は古くなり、お母さんはもう捨てるようにと言います。でも、ジョゼフの願いに応えて、おじいさんは毛布から上着、上着からベストと、魔法のように新しいものを作り出してくれました。
著者:Gilman, Phoebe
 

Splish, Splash, Ducky! (JY)

小アヒルは雨が大好き。花たちもシャキッとするし、カエル、ミミズ、ナメクジにハクチョウたちも楽しそうです。どこに行ってもQuack, quack, quack! とはしゃぎ回る小アヒル。
文・絵: Lucy Cousins

Stephanie’s Ponytail (TP)

ステファニーの髪型で学校中が大騒ぎに!!ステファニーのクラスでは誰もポニーテールにしていません。そこでママにポニーテールを結ってもらって登校したら、皆から「みっともない」とはやし立てられました。ステファニーは“It’s my ponytail and I LIKE IT.”と言い返します。
文: Robert Munsch
絵: Michael Martchenko

Stone Soup(JY)

戦地から故郷に帰る途中の3人の兵士は、丸2日も何も食べていません。ある村で食べ物を少し分けてもらえるよう頼みますが、どの家に行っても断られます。作物が不作で、村人たちもお腹を空かしているというのです。
文・絵: Marcia Brown

 

A Story A Story(JY)

アフリカの民話をもとにした絵本です。昔々、まだこの世に物語がなかった時代、クモ男のクワク・アナンセはクモのイトを伝って空に昇り、神様に物語を譲ってくださいとお願いしました。神様が提示した3つの条件はどれも難しいもの。クモ男は知恵を絞ります。
文・絵: Gail E. Haley

The Story of the Little Mole(JY)

ある日、穴からひょっこり顔を出した近眼のモグラ。突然、頭の上に何かが降ってきた。あまりのことに怒り心頭。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ……と犯人捜しをするモグラ。いろいろな動物のフンの特徴がリアルに学べます。子どもたちにバカ受けの1冊。
著者:Holzwarth, Werner; Erlbruch, Wolf
 

Strawberries Are Red(TP)

フルーツサラダの出来上がり!赤いイチゴ、オレンジ色のオレンジ、黄色いバナナ、緑色のリンゴ、青いブルーベリー、紫色のブドウ。カラフルな果物が次々と登場します。ページが階段状にカットされ、最後のページを開くと、食器の中に色とりどりのサラダが完成する仕掛け絵本。
文・絵: Petr Horacek

The Stray Dog(JY)

ピクニックに出掛けた一家は小イヌと出会いました。ウィリーと名付けて一緒に遊んだ子どもたちは、小イヌを家に連れ帰ろうとしますが、「誰かの飼い犬かもしれないでしょ」と両親は反対します。
文・絵: Marc Simont(マーク・シモント)

Suddenly(TP)

のんきに歩いている小ブタのプレストンを物かげから狙っているのは、恐ろしいオオカミ。
あぶない!と思った瞬間に、プレストンは用事を思い出して方向転換しました。お母さんに買い物を頼まれていたのです。リズミカルな朗読が迫力満点です。
文・絵: Colin McNaughton

Suzy Goose and the Christmas Star (TP)

ガチョウのスージーと農場の仲間たちはクリスマスツリーの飾り付けをしました。でも何かが足りません。そう、一番上に飾る星がなかったのです。夜空に輝く星を見上げたスージーは、その星を取ろうと飛び出していきました。
文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)

Swimmy(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。たくさんの小さいサカナの兄弟が大きなサカナにひと飲みにされ、泳ぐのが速かったスイミーだけが助かりました。ひとりぼっちのスイミーは寂しくて、悲しくてたまりません。
文・絵: Leo Lionni

Sylvester and the Magic Pebble (TP)

1970年コルデコット賞金メダル受賞作。ロバのシルベスターは変わった色や形の小石を集めるのが趣味。ある日、ピカピカの赤い小石を見つけました。それは実は魔法の石、そして事件が起こります。親を思う子の気持ち、子を思う親の気持ちが伝わる名作。
文・絵: William Steig



Sylvia Long’s Mother Goose (JY)

「ホットクロス・バンズ」「ジャック・アンド・ジル」「オールド・マザーハバード」をはじめとする83編を選び、シルビアロングのイラストで綴ったマザーグース。
絵: Sylvia Long (シルヴィア・ロング)

 
 


T

Ten Fat Sausages(JY)

フライパンの上でジュージュー音をたてるソーセージ。子どもたちがホットドッグ屋さんに集まってきました。10本あったソーセージがページをめくるごとに2本ずつ減っていき、逆にホットドッグを手にした子どもが増えていきます。最後はとうとう売り切れ。
出版社: Child’s Play (International)

Ten in the Den(JY)

ジョン・バトラー作。10から1までのカウントダウンブック。ほら穴にはぬいぐるみのようにかわいい10匹の動物が。ゴロゴロ遊びをしているうちに、1匹ずつ野原を転げ落ちてしまいます。ウサギ、モグラ、ビーバー、アナグマ……。最後に残った小ネズミは、みんなと会えるのかな。CDのリズミカルな歌が絵にマッチ。
文・絵: John Butler
 
 

Ten, Nine, Eight(JY)

「おやすみなさい」 眠りにつく前に、お部屋を見回してみよう。洗いたての私の10本の足の指、お部屋にならんだ9体のぬいぐるみたち、窓には8枚のガラスがあって……。
「10」から「1」までの数字を使って、お部屋にあるものを数えていきます。
著者:Bang, Molly
 

10 Things I Can Do to Help My World (TP)

地球のためにできることを子どもの立場から描いています。歯を磨いている間は水を止めておくと、コップ18杯分の水を節約できる。紙の両面を使うと、たくさんの樹を伐採しないで済む。ページがいろいろな形にカットされていて、子どもたちの好奇心を誘います。
文・絵: Melanie Walsh
 
 

These Are Animals (TP)

地球には大きいのや小さいの、とげだらけだったり、キーキーうるさかったり、いろいろな動物がいます。森、草原、熱帯雨林、南極と北極、そして海に棲む、たくさんの動物たちの名前と特徴を教えてくれる絵本です。
文・絵: Daniel Egneus
 

There Was an Old Lady Who Swallowed a Fly(JY)

英語圏の童謡をもとにした絵本。おばあさんがハエを飲み込んでしまいましたとさ。そのハエを捕まえるために、今度はクモを飲みましたとさ。穴あき絵本のおばあさんのお腹の中に、どんどんいろいろなものが増えていきます。最後はウマまで飲み込もうというのですから、さあ大変。
絵:Adams, Pam
 
 

Things I Like (TP)

サル君が自分の好きなことを紹介します。絵を描くこと、ボールを蹴ること、砂のお城を作ること、寝る前にお話を読んでもらうことなど全部で17。テンポのよい歌と、子どもの声のゆったりした朗読が楽しめます。
文・絵: Anthony Browne

This is Not My Hat (TP)

2013年コルデコット賞受賞作品。小さい魚が、大きな魚から帽子を盗みます。きっと気づかれないさ。気づかれても、ぼくが盗んだってわからないさ。ぼくが盗んだってわかっても、ぼくがどこにいるのかわからないさ。邦題:『ちがうねん』
文・絵: Jon Klassen
 

This Little Cat (TP)

白いネコはサカナを食べるのが好き、トラネコはひなたぼっこが好きなど、いろいろなネコはそれぞれ好きなことが違うのです。ページが少しずつカットされていて、最後にトラの縞模様が出来上がります。
文・絵: Petr Horacek

The Three Billy Goats(RA)

大きなヤギと中くらいのヤギと小さいヤギが、病気のゾウのために食べ物を探しに出掛けました。橋の向こう側にはたくさんの食べものがあるのです。ヤギたちが橋を渡ろうとしていると、ウサギたちがやってきて、橋の上には強くて醜い巨人が住んでいると忠告してくれました。
 

The Three Little Pigs(RA)

『3匹の子ブタ』をもとにしています。子ブタの兄弟は、家の中をあまり散らかしたため、お母さんから独立して暮らしなさいと追い出されてしまいました。そこでそれぞれ、干し草の家、木の家、煉瓦の家を建てました。早速、おいしそうな匂いを嗅ぎつけてやってきたオオカミが……。

Time for Bed(JY)

メム・フォックスのリズミカルな英文が耳に心地よい、子守歌のような絵本です。さあ、寝る時間ですよ。ネズミもアヒルもネコもみんな、お母さんにやさしく見守られながら眠りにつきます。
文: Mem Fox
絵: Jane Dyer
 
 

The Tiny Seed (TP)

エリック・カールの絵本。ある秋の日、強風が花の種を吹き飛ばしました。ひとつは高く飛びすぎて太陽に焼かれ、ひとつは海に落ち、あるものは鳥に食べられ。そして、いちばん小さい種だけが生き延びました、命の不思議さとたくましさに心打たれる1冊。
文・絵: Eric Carle

Titch (TP)

3人兄弟の末っ子のティッチは、お兄さん、お姉さんの仲間入りがしたくて、いっしょうけんめい三輪車で自転車を追いかけたりしますが、いまいちレベルが違うのです。でも、ティッチが植えた小さい種が芽を出し、お兄さんたちの背丈を超えて大きくなりました。
文・絵: Pat Hutchins
 
 

To Market, To Market (JY)

何とも強烈なイラストの絵本です。オバサンは太ったブタをまるごと1匹、スーパーで買って帰宅しました。次にメンドリを買って帰ったら、ブタが囲いから逃げて冷蔵庫を荒らしています。子ヒツジに雌ウシと、次々と買い求めて、全部で8匹。台所はもう大混乱です。文: Anne Miranda
絵: Janet Stevens

Today Is Monday(TP)

エリック・カール『月ようびはなにたべる?』の原書とCDのセット。アメリカのわらべうたをもとにした絵本です。
著者:Eric Carle
 
 

Tomorrow’s Alphabet(JY)

アルファベットだけでなく、さまざまなものや動物が成長・変化していく過程を、カラフルで大きなイラストといっしょに、楽しく覚えよう! お子さんが口ずさみやすいように、曲のメロディ・テンポが統一されています。
文:Shannon, George
絵:Crews Donald
 

Tooth Fairy(JY)

マシューの乳歯が抜けたので、お母さんが欧米の言い伝え、「歯の妖精」のお話をしてくれました。歯の妖精は、抜けた歯と引き換えに、素敵なものを置いていってくれるそうです。白い歯の大切さ、歯磨きの重要性を教えてくれる絵本です。
著者:Wood, Audrey
 
 

Tough Boris(JY)

海賊のボリス船長は見るからに野蛮。手下たちもみな、船長に負けず劣らず恐ろしい顔つきです。しかし、無慈悲に略奪を続ける海賊たちも、ペットのオウムが死んでしまったとき、みな嘆き悲しむのです。
文: Mem Fox
絵: Kathryn Brown
 

Triangle (TP)

三角さんは三角形の家に住んでいて、ドアも周りの景色もぜんぶ三角。ある日、三角さんは三角地帯を抜け、よくわからない地帯を通り過ぎて、はるばる四角形だらけの地域に足を踏み入れました。四角形の家に住む四角さんに、いたずらを仕掛けるためです。
文: Mac Barnett (マック・バーネット)
絵: Jon Klassen (ジョン・クラッセン)
 

Twenty-Four Robbers(JY)

ある晩、なんと24人もの泥棒が私の家にやってきました。彼らが要求したものとは……。それから、泥棒たちはちょくちょくやってきては要求をつきつけます。でも、彼らの欲しいものがなくて、別のものを渡しても、泥棒たちは陽気に引き上げていくのでした。
著者:Wood, Audrey
 

Twinkle Twinkle Little Star(JY)

『きらきらぼし』の3番までの歌詞に乗せて、北極圏から砂漠まで、世界中を旅しましょう。真っ暗闇の中で明るく輝いて希望を与え、人々に道を示してくれるお星さまに感謝したくなる絵本です。
絵:Kubler, Annie
 
 

Two Little Trains

『おやすみなさいおつきさま』で有名なマーガレット・ワイズ・ブラウンの1949年の作品に、2020年にグレッグ・ピッツォーリがイラストを提供したばかりのハードカバー。ゴム印の手法を駆使した、なつかしさを感じさせるイラストがみごとです。
文: Margaret Wise Brown (マーガレット・ワイズ・ブラウン)
絵: Greg Pizzoli (グレッグ・ピッツォーリ)
 
 


U

The Ugly Duckling (RA)

アンデルセン童話『みにくいアヒルの子』をもとにしています。
4個の卵からヒナがかえると、1羽だけ見た目が異なっています。3羽のアヒルはもちろん、3匹のサカナにもウサギにも仲間に入れてもらえず、ひとりぼっち。でもフクロウが励ましてくれました。
 

Up and Down on the Merry-Go-Round(JY)

ちょっとレトロな雰囲気のメリー・ゴーラウンドに乗る子どもたちの躍動感、自慢げな表情がイキイキと描かれた作品。ビル・マーティン・Jrの英文はちょっと見ただけでも、思わず口ずさみたくなるほどリズミカル。もちろん歌のメロディにもピッタリ合います。
文: ビル・マーティン・Jr &ジョン・アーシャンボー
絵: テッド・ランド
 
 

Up, Up, Up!(JY)

空が飛べたら、どんな気分だろう。気球に乗って、どこまでも高く上がっていこう。空の上からは、いろんな乗り物、いろんな人、いろんな木、ネコにイヌにクマにサル、ジャングルに山々に町、何でも見えるんです。風を感じて、高く飛び続けよう。
文: Susan Reed
絵: Rachel Oldfield
 
 




W

Walking through the Jungle(JY)

 
ジャングルにいるのはどんな動物?
海にいるのは、山にいるのは、川にいるのは、氷山にいるのは何だろう。砂漠にだってたくさんの生き物がいるのです。物陰にそっと隠れていた怖い動物が、ページをめくると、牙をむきだして吠えたりするから気をつけて!
絵: Debbie Harter
 

Water(JY)

水は雨、しずく、氷、そして雪になる。雲となって空高く昇り、地底深く沈み込む。花々を潤したかと思うと、しおからい涙にもなる。さまざまなシーンの水がまるで虹のようにカラフルに描かれています。地球環境の大切さを考えさせる絵本です。
文・絵: Frank Asch(フランク・アッシュ)
 
 

We All Go Traveling By (JY)

黄色いスクールバスはbeep-beep-beep、真っ赤なトラックはrumble-rumble-rumble、青い列車はchuff-chuff-chuff。8種類の乗り物の色と音が学べます。誌面に乗り物が増えて行き、繰り返される英文もだんだん長くなっていきます。
文: Sheena Roberts
絵: Siobhan Bell
 

We Found a Hat (TP)

ジョン・クラッセンの「帽子」三部作、完結編
2匹のカメが帽子を見つけました。帽子はひとつしかないのに、カメは2匹。どちらのカメにもお似合いの帽子、一体どうすればいいのでしょう。クラッセン独特の「目」が多くのことを語りかけてきます。
邦題『みつけてん』。

The Wedding Mice (RA)

日本昔話『ねずみの嫁入り』をもとにしています。
舞台設定も着物も日本ですが、ネズミの娘はLily、ボーイフレンドはJakeという名前です。大事な娘を世界最強のものに嫁がせたい父親は、太陽に頼みます。しかし、雲にはかなわないと断られてしまいました。その雲はというと……。

Welcome, Baby!(JY)

赤ちゃん誕生から、おむつ替え、お風呂、しぐさ、おもちゃ、よちよち歩き、おしゃべりといった、成長の過程を韻を踏んだ詩32編で表現し、全部の詩をいろいろなメロディやリズムの歌にしました。アルファベット、数字、色、動物の名前なども覚えられます。
文: Stephanie Calmenson
絵: Melissa Sweet
 
 

We’re Going on a Bear Hunt(JY)

クマ狩りに出掛けよう。大きいのを捕まえるんだ。家族5人と飼い犬も一緒だから恐くなんかありません。野を越え、川を渡り、吹雪に見舞われたりしながらクマを探します。カラーページと白黒のページが交互に登場し、ちょっぴり不安を抱えながらも前進する様子を表現しています。
文: Michael Rosen
絵: Helen Oxenbury

We’re Going on a Picnic(TP)

よく晴れた日に、メンドリとカモとガチョウはピクニックに出掛けることにしました。大好きなイチゴとリンゴとナシをバスケットに詰めて出発しますが、どの場所がいいか迷っているうちに、誰かがバスケットの中味をねらっていますよ。
文・絵: Pat Hutchins
 
 

What Am I? (JY)

わたしは赤くて、丸くて、土の上に落ちるもの、さて何でしょう。四角い穴から少し見えているのは、表面にちょっとツブツブがあるような赤いもの。ページをめくると、そう! 木に実るリンゴです。
文: M.N. Charles
絵: Leo & Diane Dillon

What Comes in 2’s, 3’s, & 4’s?(JY)

2つ、3つ、4つのものってなんだろう?まず自分を見てみると、目が2つ、耳も手も足も。サンドイッチのパンもそう。3つのものは信号の色、朝ご飯、ランチ、ディナーも3つだし、大中小のサイズも。じゃあ、4つあるのは……。小さい子ども向けの「数」入門本。
文: Suzanne Aker
絵: Bernie Karlin

Whatever Next!(JY)

ボクは月に行けるかな。ママに「おフロよ」と言われたベイビーベアは、ダンボールのロケットで月旅行に出発。ヘルメットは台所の水切りカゴです。「おや、かっこいいロケットだね」と、途中でフクロウが仲間に加わり、飛行機に手を振ったら何人かの乗客が振り返してくれました。
文・絵: Jill Murphy
 

What Is Black and White? (TP)

ペトル・ホラチェックの小さい子ども向けボードブック。夜は黒い、雪は白いというように、黒と白のものが交互に紹介され、最後に黒と白のシマウマが現れます。ページが階段状にカットされ、最後にビックリの縞模様が完成します。
文・絵: Petr Horacek
 
 

What’s the Time, Mr Wolf?(JY)

オオカミさん、いま何時? いつもお腹を空かしているオオカミさんとといっしょに時間の勉強ができる、楽しい指人形付き絵本です。本の後ろから指を入れて、オオカミさんの口をパクパクさせることができます。どのページにもデジタル時計とアナログ時計の両方が登場します。
著者:Kubler, Annie
 

What Mommies Do Best/What Daddies Do Best(TP)

片方からはお母さんと子どものお話、本を逆さまにすると、もう一方からはお父さんと子どものお話が始まるという凝ったつくりの絵本。
文: Laura Numeroff
絵: Lynn Munsinger
 

The Wheels on the Bus(JY)

大きな赤いバスにピエロやマジシャンや、ちょっと変わった服装の人たちが乗り込んできます。はて、目的地はどこでしょう。タイヤが「クルクル」、ワイパーが「シュッシュッ」といった英語の擬態語が学べる、昔から歌い継がれている童謡をもとにした絵本です。
絵:Kubler, Annie
 

When I Was Five (TP)

6歳になった男の子が、5歳のときの自分を振り返ります。将来は宇宙飛行士かカウボーイになりたかった、好きな車はミニカーだった、草むらが隠れ場所だった……。いまは好きな車はレーシングカー、隠れ場所は「秘密」。
文・絵: Arthur Howard
 

Where Have You Been?(JY)

『おやすみなさいおつきさま』で名高いマーガレット・ワイズ・ブラウンの1952年の作品に、二度もコルデコット賞に輝いたディロン夫妻が2004年に新たに挿絵を提供した興味津々の絵本。
文: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レオ&ダイアン・ディロン
 

Where Is the Green Sheep?(JY)

形容詞や対義語が学べる絵本。いろいろなヒツジが登場します。「青い、赤い」「こわがりの、勇敢な」「近い、遠い」「やせた、太った」と、全部で24匹も。ヒツジたちはどれも個性豊かで楽しそう。でも、緑色のヒツジは一体どこにいるのでしょうね。
文:Fox, Mem
絵:Dyer, Jane

Who Is the Beast?(TP)

怖?いケモノっていったい誰のこと?長いシッポが見えたぞ、早く逃げろ! 黄色と黒の縞模様が見えたぞ、引き返せ!ジャングルに潜む「なにか」の一部分に、サルやカエルたちはビクビク。渦中のトラは困惑します力強い脚はカエルと一緒、上下に揺れるシッポはサルと同じでしょ……。
文・絵: Keith Baker
 

Who Sank the Boat?(JY)

海のそばにウシ、ロバ、ヒツジ、ブタと、そして小さなネズミが住んでいました。ある晴れた朝、みんなはボートに乗ることにしました。ボートのバランスを崩さないように、桟橋からこわごわと体重を移す姿が何ともユーモラス。浮力の勉強にもなりますね。
著者:Allen, Pamela
 

Who Says Woof?(JY)

ほおずりしたくなるような動物の赤ちゃんたちが登場するジョン・バトラーの絵本。woofと鳴くのはどの子?miaowと鳴くのは? 10種類の動物とその鳴き声が覚えられます。子どもと一緒に鳴き真似をしてみましょう。
文・絵: Butler, John
 

Who Stole the Cookies from the Cookie Jar?(JY)

絵本自体がクッキー入れの形をしていて、フタを上に引き出すことができる仕掛け絵本。「クッキーを盗んだのはだれ?」「あなたでしょ!」「ボクじゃないよ!」「じゃあだれ?」というやり取りをしている間に、クッキーが1枚ずつ減っていきます。
絵: Jane Manning(ジェーン・マニング)

Whoever You Are

メム・フォックス作。膚の色が違っても、お家の形が違っても、言葉が違っても、暮らし方が違っても、あなたが誰でも、どこに住んでいても、心の中は同じ、笑顔も共通。同じように痛がり、同じように泣く。同じように喜び、同じように愛する。人類の多様性への賛歌のような絵本です。
文: Mem Fox(メム・フォックス)
絵: Leslie Staub(レズリー・スタウブ)

Whose Baby am I?(JY)

ジョン・バトラー作。ボクのお母さんは誰でしょう。コアラ? パンダ? シマウマ? 9種類の赤ちゃん動物が誌面に大きく描かれていて、小さい子どもは釘づけになるはず。巻末にはcub、calf、pup、chickなど、子どものときの呼び名がまとめられていて、大人にも勉強になります。
文・絵:Butler, John
 
 

Winnie and Wilbur Meet Santa (Oxford)

ケーキとビスケットを焼き、たくさんのカードを書き、ツリーを飾り、屋敷中にライトを張り巡らし、最後にノースポールのサンタさんへのお手紙を投函して準備万端。そして迎えたクリスマスイブ、サンタさんはウィニーの家の煙突にはさまって、大幅に時間をロスしてしまいました。
文: Valerie Thomas
絵: Korky Paul
 

The Wolf and the Five Little Goats(RA)

お母さんヤギがお買いものに出かけて、5匹の子ヤギはお留守番です。その様子を遠くから見ていたオオカミとカラスは、お母さんになりすましてドアを開けさせようとします。子ヤギたちもちゃんと警戒して、二度まではオオカミと見破りましたが……。